愛媛県宇和島市の川に現れたジンベイザメ亡くなる。前月に海遊館から放流された「海くん」と判明。

【速報】岩松川に現れたジンベエザメ死ぬ 10月まで海遊館で飼育の「海くん」と判明

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b82635887aa168fc5372504e6096d3cd05b6b21
出典:Yahoo!ニュース(南海放送) 提供元リンクは以下
【速報】岩松川に現れたジンベエザメ死ぬ 10月まで海遊館で飼育の「海くん」と判明


昨日のニュースを確認した際に大丈夫か心配でしたが、とても悲しい結果になってしまいました。
今回亡くなってしまった”海くん”は、先月10月3日に大阪海遊館海洋生物研究所以布利センターから太平洋(土佐清水市沖)に放流されました。
この一カ月、どのような経路を辿っていたのか、海遊館側の調査を待ちたいところです。

今回”海くん”に取り付けられていた測定装置は「バイオロギング」といわれる手法で小型の記録装置を取り付け、一定期間を経過すると自動で外れて浮上し、人工衛星経由でデータが送信される仕組みです。この装置は世界中で使われており、海遊館でも2011年ごろから使用されています。

記事の抜粋ですが、
『「放流時にデータロガーをという回遊経路を調査する、データを収集する機械があるんですが、それを取り付けた跡と、<後略>』
取り付けた跡ということは、既に装置は外れてデータは送信済みと推測します。
故障や予期せぬ事情で計測できていない事も考えられますが、海遊館側には結果を明らかにしてもらいたいものです。

最近は競技会のスタッフばかりですが、筆者はフリーダイバー&潜水士として一般の方より海洋生物には愛着があり、保護保全活動に取り組んでいます。
昨日ニュースで見た”海くん”ですが、映像を見ただけでも衰弱しているような印象がありました。
あまり考えたくはありませんが放流されて一月、自然界に適応できず人を求めて宿毛湾から北灘湾まで彷徨い、岩松川まで来た可能性はあります。

此度の件については今後の研究に役立てるの無論ですが、このような事が起きないよう海遊館側には徹底して改善するよう求めます。
そして”海くん”どうか安らかに眠られますように。

 


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