本日10月9日(水)、衆議院本会議にて解散が宣言され事実上の選挙戦が始まった。
日程は15日公示の27日が投開票の予定で、先週末に石破総理が表明した通りとなった。
さて、今週に入り参政党の所属議員や支持者と思われる方の事案が相次いだ。
先ずは7日、東京都世田谷区にある「さとう内科・脳神経クリニック」に対して所沢市議の”斉藤かおり”氏がワクチン接種に関する抗議の電話を行い、診療業務に多大な影響を及ぼした。
本件についてはクリニック側がX(旧twitter)にて投稿し、本記事投稿時点で1,015万回表示され注目を浴びた。
本日、診療時間中に参政党の所沢市議斉藤かおりさんからワクチン接種について抗議の電話がありました
診療妨害です、患者さんが待っていますと伝えても斉藤市議は止まらず診療に多大な影響がでました
なぜ所沢市議(当方の所在地は世田谷区)から抗議されなければならないのでしょう?遺憾かつ迷惑です— さとう内科・脳神経クリニック (@satohnc) October 7, 2024
引用元:https://x.com/satohnc/status/1843235845995946395
その後一連のポストを追う限りは、市議の行動には誠意は見らない。
そして翌日夕刻に市議のアカウントより謝罪文が投稿された。しかし、その内容が一部正しくないと批判を浴びている。
謝罪文では「私個人の都合で電話」「この行動は、政党や組織とは一切関係なく、すべて私個人の責任」とあるが、投稿前にクリニック側が「所沢市議会議員と名乗って電話をしてきた」と否定している。
謝罪ポストには、多くの苦情・批判的リプライが寄せられたが当然であろう。
今後の市議会および党の対応が問われる。
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続いて8日、鹿児島中央駅前にて行われた街頭演説で起きた事案である。
YouTubeチャンネル「学カフェ-Kagoshima-」を運営する”上野康弘”氏がYouTubeのライブ配信でインタビューを申し込んだところ拒否された。そのため、街宣及びポスターなどの撮影をしようとしていたところ、南九州市議の”しい千恵”氏が上野氏を撮影した挙句に「撮影回数を伸ばすための動画ですよね」と上野氏に対して発言した。
上野氏はライブ配信を行っていたが、自身以外の人物は許可を受けた人しか撮影していない。市議の言動は甚だ疑問であり理解しがたいところだ。詳細については、下記のライブ配信のアーカイブを確認いただきたい。
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そして本日、YouTubeチャンネル「新かっちゃんねる」の太田氏がXで投稿した内容が話題になった。
これは、警察案件
事前予告で企てるとなると
刑が重くなるのを知らないみたいやな。 pic.twitter.com/Rb0XxA3Mxe
— 太田かつなり(太田勝規) (@Kacchannnel) October 8, 2024
引用元:https://x.com/Kacchannnel/status/1843676176159777195
今月3日に東岡崎駅で行われた岡崎市議選の応援演説動画で、神谷代表へ抗議活動をした”討伐隊シロー”こと川崎氏に対して以下の内容をコメントした。
「邪魔している奴、アイスピックで刺して逃げ切ってやろうかと考えている」
「ケツの辺りに刺すくらいなら傷害罪で執行猶予やろ」
「罰金は喰らうだろうけど」
近頃はSNSなどWeb上にて犯行予告と思われる内容が散見される。
コメントした”@OTOKOmigaku”は事の次第を理解しているのだろうか、まして裁判官でもないのに自身の犯行を酌量するなど言語道断だ。
アカウントのプロフィールからは党員・サポーター・支持者なのか、もしくは度を超した自己正義感の持ち主なのかは定かでない。そのため、現時点では事を荒立てないよう双方ともに自重していただき熟慮した行動を求める。
参政党は選挙のキャッチフレーズで”日本を舐めるな”と掲げているが、今一度自らの行いを反省すべきではないか。それこそ”国民を舐めるな”と反論されても致し方ないと筆者は考える。
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それではまた。
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