「時事通信が6~9日に実施した世論調査で、自民党の次期総裁に誰がふさわしいか尋ねたところ、小泉進次郎元環境相が25.5%でトップだった。」
上記の見出しで始まった記事ではあるが、筆者は唖然とした。男女2000人を対象に個別面接方式で行い、有効回収率が58.5%と記載されているが、面接に回収率という語句を使うのは如何なものか。
どの政治家を次期総理として支持するのかは。国民一人一人の自由である。しかしながら、本当に良いのかと真に問いかけたい。政策活動費の廃止や旧文通費の使途公開および残金返納を掲げて、一見した限りでは印象良く見える。だが無駄にカタカナ語を多用して薄い内容をひけらかしており、全ての労働者に厚生年金を適用する、中国・北朝鮮と首脳レベルで率直に対話して諸問題を解決する等と述べており、浅はかさが露呈している。
バックに菅義偉前首相や森喜朗元首相ら長老が付いていることも良い印象は持たれないだろう。また、昨日11日に小泉純一郎元首相が記者団の取材に応じて「若すぎる」と懸念を示したが、大人なので自分で判断しろと語った事は筆者も同感である。仮に総裁になった場合は、国民の負託に応える事ができるのか見定めたい。
また同日、デイリースポーツの記事でジャーナリストの須田慎一郎氏が語った。
「次の選挙で、裏金問題で逆風吹いている自民党議員にとって、誰だったら当選できるのかっていうところで(自民総裁が)選ばれる。これは一般有権者、我々の責任ですよ」「政策だったら高市さん、石破さん、ピカイチですよ。はっきり申し上げて」としたうえで「でも、この人かっこいい~、とか、お父さんも総理大臣だし、イケメン~とか、奥さんはタレント~、みたいに選んじゃうバカが多いのよ」
https://www.daily.co.jp/gossip/2024/09/11/0018108484.shtml より引用
誰だったら当選できるかについては、国民民主党の玉木代表や榛葉幹事長も過去の会見で語っていたが、そんな事のために総理を選ぶなと言いたい。
世論調査で政党支持率は「支持政党なし」がぶっちぎりのトップであった。まさに国民の政治への関心の無さが現れている。しかしながら、それで良いのかと政治に関心のない国民へ訴えたい。貴方が政治に関心が無いという事は、政治を行う側からすれば貴方に関心なんて持たないという事だ。
今回の自民党総裁選は月末の27日(金)に確定するが、総裁選の選挙権がないからといって無関心になるのではなく、国民一人ひとりが関心を持つ必要があるだろう。
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