熊本県の木村知事「一般事務職や学校の普通科はいらない」発言

どうも皆さんコージです。

近頃は自民党総裁選やNHK国際放送での領土発言など、連日注目を浴びています。既に多くの識者やインフルエンサーが取り上げているので筆者が記事を書くことはありませんが、どちらも重要な問題ではあるので注視して行きたいところです。

そのような中、熊本県知事が不適切な発言をしたことが話題となっているので意見します。

8月20日、熊本県が人材不足を解消するために設置した「くまもとで働こう」推進本部の初会合が行われた。
この中で木村知事は下記の発言をした。

(会議の場で)
一般事務とかはいらないんですよ。そういう若者を育てちゃいけないんですよ。教育長に過激な言い方だけど、普通科なんかいらないと思っている」
(会議後に上記の発言を問われ)
「これからの時代に本当に必要な産業を今の求職者が希望していない。非常に未来を見据えたうえでのミスマッチ。事務職はもういらないですよ
一般事務は全部AIが代行する。これから必要なのは、エッセンシャルワーカーだ」

公職に就いている人とは思えない許しがたい発言だ。

今年の4月に静岡県の川勝知事が「毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり物を作ったりとかと違って、基本的に皆さん(県の新人職員)は頭脳・知性の高い方たちです」と職業差別的な発言をした。その後に波紋が広がり辞職したが、今回の発言はさらに悪質である。
現在、一般事務に従事されている方および求職活動されている方に対して失礼の域を超えている。
川勝知事は職業によって優劣を主張したことで非難されたが、今回の木村知事は職種自体が要らないと発言したのだ。また、なぜか学校の普通科が要らないと全く関係のないことを述べており、筆者からすれば正気とは思えない。
本日22日、木村知事は定例記者会見で訂正し謝罪をした。
下記が、釈明した内容。
「私の発言が十分真意を伝えきれずにいたところで、不快な思いをされた方がおられると思います。そういう発言にいたったことを大変申し訳なく思っています」
十分な真意とは何なのか。
我が国では、日本国憲法第22条にて公共の福祉に反しない限り「職業選択の自由」が保障されている。
知事は「一般事務は全部AIが代行する」と言い切ったが、具体的な内容や見通しを述べる事ができるのだろうか。知人のコンサルタントから聞いたと報道機関が報じているが、”知人から聞いた程度”の内容を公務の会議で述べるのは軽率すぎるのではないか。
今後、知事には熟慮した行動を求めたい。

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事が貴方の役に立てれば幸いです。

それでは、また。

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