手術なしで性別変更認める 外観要件は違憲疑い、広島高裁

どうも皆さんコージです。

本日も様々なニュースが飛び込んできて目まぐるしいですね。
都知事選で話題なった石丸伸二氏のポスター費用敗訴や逆質問の石丸構文など、面識はないですが元同僚なだけに情けない限りです。また、防衛省・海上自衛隊ですが手当の不正受給、特定機密の杜撰な管理体制、裏金問題などが次から次へと発覚してます。また、兵庫県・斎藤知事のパワハラ疑惑を告発した元局長が死亡(自殺疑い)、県の労働組合が知事へ辞職要求するなど暗いニュースばかりとなりました。

さて、今日のオピニオンについては速報で通知が来るほど注目されているジェンダー問題に関する記事となります。

※本記事の投稿後に共同通信側で記事の更新があったため「申立人がホルモン療法を経て、性別変更後の性器に近しい外見を有していると判断」の文章が変更されているため、ご理解頂きますようお願い申し上げます。

昨年10月に最高裁にて二つの要件があり、一つは「手術を受けるか、戸籍上の性別変更を断念するかの二者択一」については憲法違反で無効の判決。もう一つの「手術無しで性別の変更を認める」については変更後の性別に似た性器の外観を備えている要件は審理不十分で差し戻しをしており、今回はその差し戻し裁判で、広島高裁は違憲との判決をだした。
記事によると「申立人がホルモン療法を経て、性別変更後の性器に近しい外見を有していると判断」したとあるが、”近しい外見”という表現が非常に疑問を持たざるを得ない。
ホルモン療法を行ったことで生理現象を抑制していることは想像できるが、性器自体がそのような形に変化するのだろうか。気になって調べてみたが該当するような記述は見つからなかった。
ご存知の方がおられたら、気になるので教えて頂きたい。
今回の判決については、あくまでも戸籍上で性別を変更することが認められたわけである。
ヤフコメやSNSなどで社会生活への影響を危惧するコメントが散見される。確かに、性別が変更されることによって当事者が過剰に自己主張をする可能性はある。しかしながら、現時点では身体的特徴によって判断されるため、例え戸籍上は男性から女性になったとしても社会生活において、特段変わるわけではない。
仮に当事者が逸脱した行為をすれば、理解が進んできた世間の見方が変わることを十分に注意したうえで行動していただきたいものだ。
なお、筆者の個人的意見であるが本件の内容について、当事者の中には性別適合手術を望む人もそうでない人もいるとの事。
生物学的には男性で心が女性の方が手術を望まない理由とは何なのか。無論、身体の事なので医師の判断により手術できない人は仕方がない。しかし、それ以外の方はなぜ手術を行わないのか不思議に思う。ペニスが付いた状態で、心は女性と言われても説得力に欠けるだろう。
仮に私がトランスジェンダーならば早急に手術して、しがらみなく女性として歩んで行きたいと思うだろう。

昨今LGBT問題の中でもトランスジェンダーは非常に注目されている。
筆者は特に偏見がないどころか一般的な人よりは理解していると思う。例えば、タレントの佐藤かよさんがカミングアウトした時(2010年)は驚いたが、だからといって何か見方が変わったわけではなく、今でも彼女のことは応援している。他にはYouTuberの青木歌音さんの動画などは参考にさせてもらっている。

今回の件についてジェンダー問題は幾らかは進展していると言えるだろう。
多様性を推進する社会ではあるが、我々”日本人”として世代を超えて受け継がれてきた伝統・文化を守ることを忘れずに、より良い社会を目指していける事を願っている。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事が貴方の役に立てれば幸いです。

それでは、また。

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