特定技能で訪問介護への対象拡大、安い労働力に執拗な政府と財界

どうも皆さんコージです。

本日も様々なニュースが飛び交っていました。
立憲が内閣不信任案を提出し、与党の反対多数で否決となりました。
ネット上では内閣だけではなく自民・公明党に対する不信が、かつてないほどに高まっています。
特に自民党の西銘議員が発した言葉には、裏金問題に関して反省の欠片も感じられない内容でした。
ご存じない方のために以下に発言内容を記載します。

「我が党は責任政党として政治活動の自由と政治資金の透明性を両立した政治資金規正法の改正案を今国会に提出し各党の提案も受け入れて、修正を加え幅広い賛同を得た上で成立させた」

何をもって透明性なのか、甚だ疑問でしかないでしょう。

さて、昨日のニュースで気になった記事があるので、所見を述べます。

外国人の訪問介護“対象拡大”へ 特定技能なども可能に 厚生労働省の検討会が報告書案を了承 人手不足背景に

https://news.yahoo.co.jp/articles/f4cce790850906117a757e50d4a1bac1d5e17a43
出典:Yahoo!ニュース(TBS NEWS DIG Powered by JNN) 提供側リンクは以下
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1239541?display=1

タイトルにある「厚生労働省の検討会」については下記のリンクを参照されたい。
またしても外国人を優遇し、日本を移民国家にしようとしていると言っても過言ではない。
”外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会 中間まとめ(案) ”より一部抜粋
国では、これまでも、①介護職員の処遇改善・・中略・・など総合的な介護人材確保対策に取り組んできた。
何を取り組んだのか、全くもって不明である。
下記は厚生労働省老健局老人保健課より発表されている”令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果”より抜粋
この表に記載されている給与額と言うのは事業所全体を示したもので、細かく分けると下記の通りだ。
訪問介護事業所 平均給与額(単位:円)
常勤 315,170(管理職 339,290 / 非管理職 282,130) 非常勤 264,680
また勤続年数別の平均給与額は以下の通り。
勤続年数が1年と20年以上の差が約6万ほどしかなく、なぜか13年目がピークとなっている。
このような待遇で長期雇用を希望する者が、どれだけいるであろうか。
検討会の委員は”外国人介護人材は単なる日本人の穴埋めではない”と主張しているが、言うまでもなく穴埋めである。
先日、2025年大阪関西万博にて大阪府/大阪市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」の受付・案内スタッフの募集に定員の10倍を超える応募があった。時給2,000円の好待遇が影響であったと思われる。
適正な賃金であれば、人が集まることが明らかとなった。筆者も求人情報をチェックしているが、好条件の求人は直ぐに応募が締め切られる。それに対し同じような業界・職種にもかかわらず、安い賃金の会社は常に掲載されている。
筆者は元メガバンクで法人向けの電子決済商品を取り扱っていたので、企業のお金の流れは把握している。無論、給与についてもだ。よく人手不足と言っている会社に限って従業員の給与は低く、取締役などの経営者側は異様に高いことが多かった。
今回の件でも外国人人材は、日本人が安くてやりたがらない仕事の穴埋めに使われるのが、分かったのではないか。無論、他国と違い労働関係の法律でいくらか賃金を上げにくいのは理解できるが、人手不足での倒産など元も子もない。
どこぞの総理のように今だけ金だけ自分だけにならずに、日本が豊かになれるよう長期的に見据えていく必要があるのではないか。
筆者も愛国者である。
我が国が将来にわたり、自由と繁栄を享受して、発展していくことを切に願っている。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事が貴方の役に立てれば幸いです。

それでは、また。

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