政府、携帯契約の本人確認で実質マイナンバーカード強制!!

どうも皆さんコージです。

本日は太平洋側の西日本から東日本にかけて梅雨前線と低気圧による大雨となりました。私が住んでいる大阪では朝の時点で雨は小康状態でしたが、JRの一部路線で運休。また東海道新幹線が一時運転見合わせになるなど天気による影響が大きい一日でした。

そのような中で、今朝方にYahoo!ニュースで速報が出ていた記事について意見を述べます。

【速報】携帯契約の本人確認、マイナンバーカードの読み取り義務化へ 運転免許証などの券面確認は「廃止」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4abc10e3196b50c98c43ab19dd412ef1e5f031cf
出典:Yahoo!ニュース(TBS NEWS DIG Powered by JNN) 提供側リンクは以下
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1236374?display=1

まず本記事の元となった経緯ですが、今朝方に「犯罪対策閣僚会議」が行われました。
岸田総理を始め閣僚が出席し「国民を詐欺から守るための総合対策」というテーマで議論を行いました。
会議の内容については下記の首相官邸が後悔しているリンク(PDF)をご確認ください。
また会議の映像についても公開されているので併せて確認ください。
上記の本文より本記事に関する内容を一部抜粋します。(18ページ)
3 「犯罪者のツールを奪う」ための対策 (1) 犯罪者グループ等が用いる電話に関する対策 ア 本人確認の実効性の確保に向けた取組 携帯電話や電話転送サービスの契約時の本人確認において、本人確認書類の券面の偽変造による不正契約が相次いでいることから、犯罪収益移転防止法14、携帯電話不正利用防止法15に基づく非対面の本人確認手法は、マイナンバーカードの公的個人認証に原則として一本化し、運転免許証等を送信する方法や、顔写真のない本人確認書類等は廃止する。対面でもマイナンバーカード等のICチップ情報の読み取りを犯罪収益移転防止法及び携帯電話不正利用防止法の本人確認において義務付ける。また、そのために必要なICチップ読み取りアプリ等の開発を検討する。さらに、公的個人認証による本人確認を進める。
その後、デジタル庁にて河野大臣が記者会見を行いました。
会見の動画については下記のリンクよりご視聴できます。
河野大臣記者会見(令和6年6月18日)|デジタル庁 (digital.go.jp)

TBSの渡辺記者がICチップを読み取るための環境の整備について、導入に関して事業者の理解についてはどのように取り組んでいるか質問を行いました。河野大臣としては現場の意見を聞きながら現場の意見を踏まえたうえで、携帯によるICチップの読み取りをするためのアプリの開発を省令改正までにデジタル庁にて行うと述べています。

政府より公開されている内容は以上です。

今回の取組では携帯電話の手続きにて、非対面(オンライン)による本人確認ではマイナンバーカードによる確認で一本化する。対面についてはマイナンバーカードなどに搭載されているICチップの読み取りをするため、必ずしもマイナンバーカードではないが、今後の事を考慮すると政府としてはあらゆる手続きにてマイナンバーカードによる本人確認を行わせたいのであろう。

筆者は2017年よりマイナンバーカードを保有している。毎年の確定申告や行政手続きにおいて個人的には大変便利に感じている。そのため特にマイナスイメージはないが、世間ではマイナンバーカードへの不信は日々高まっている。外国人による偽造が横行し、定期的に事件を目にするようでは安心できない。また健康保険証を廃止しマイナンバーカード一本化を行った政府のゴリ押し的な対応も大きな反発と不満を招いた。

しかし、不正に利用されたのは券面を確認するだけの手段であり、ICチップの読み込みを活用すれば厳格な本人確認ができるのではないだろうか。これからのデジタル化において益々必要とされるマイナンバーカードだが、果たして政府は国民の不安を払拭することができるか、今後の対応に注目したい。

 

小言になって恐縮だが、先日処方箋を持って薬局に行った際にマイナンバーカードを確認され驚いた。日頃から所持はしていないので持っていないことを告げたら、所持してなくても大丈夫であった。恐らく12月2日以降は必須になるかもしれない。
その際、居合わせたご高齢の女性がマイナンバーカードを持っていたため受付の端末に読み込ませていた。店員の方から暗証番号をお願いされたが、どうやら思い出せないようだ。終いにはしかめっ面をして「分からん!忘れた!」と言っていた。無論、今回は確認不要となったが、4桁の暗証番号ですら覚えていない状況では先が思いやられるのは間違いない。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事が貴方の役に立てれば幸いです。

それでは、また。

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