どうも皆さん、KOZIです。
今週も円安が進行し週引けで1ドル/158円、私自身は非常に憤りを感じております。
長年、為替のトレーダーをしておりますが、今回の円安ほど悪いことこの上ない。日本が一段と衰退して貧しくなっているとしか思えません。日銀を含め財務省の官僚および政治家が元凶ですが、これを変えるには国民の意識改革が必要でしょう
なお、JALの鳥取社長が1ドル130円ぐらいが望ましいと懸念を示していましたが、かなり的確なところをついていると思います。私も金利など様々な要素を鑑みたところ、現在の適正レートは125円前後です。
現在のレートと30円以上の開きがありますので、ご参考いただければ幸いです。
それでは今週のマーケットを振返っていきましょう。
①市況データ
OPEN | HIGH | LOW | CLOSE | 前週比 | |
USD/JPY | 154.550 | 158.437 | 154.441 | 158.283 | 368.5 / 2.38% |
EUR/JPY | 164.720 | 169.391 | 164.400 | 169.230 | 451.0 / 2.74% |
EUR/USD | 1.06570 | 1.07528 | 1.06239 | 1.06909 | 38.8 / 0.36% |
GBP/USD | 1.23654 | 1.25409 | 1.22992 | 1.24881 | 122.7 / 0.99% |
ドル指数(USDX/DXY) | 106.118 | 106.395 | 105.414 | 106.092 | -2.5 / 0.02% |
10年債利回り(US10Y) | 4.643 | 4.739 | 4.570 | 4.667 | 0.044 / 0.95% |
日経平均 | 37240.93 | 38460.08 | 37052.63 | 37934.69 | 866.41 / 2.34% |
NYダウ | 38116.89 | 38561.50 | 37754.38 | 38239.67 | 253.26 / 0.67% |
S&P500 | 4987.33 | 5114.62 | 4969.40 | 5099.95 | 132.71 / 2.67% |
WTI原油先物 | 81.83 | 84.42 | 80.74 | 83.64 | 1.58 / 1.92% |
金(US$/OZ) | 2392.03 | 2392.03 | 2291.54 | 2337.91 | -53.86 / 2.25% |
出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo! finance)
②各種指標・イベント
今週の主な経済指標結果・要人発言
22 (Mon) |
重要な指標はなし ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【ドイツ ショルツ首相】 今年に入ってから、エネルギー依存度の高いセクターでの生産が顕著に増加している。何よりも、そして私の見解では最も重要なことだが、インフレと一時的な生産減少にもかかわらず、産業界の実質粗付加価値(GVA)は安定している。ドイツの産業による成長、繁栄、雇用への貢献は途切れることがないと語った。 |
23 (Tue) |
ドイツ 製造業購買部協会景気指数 (4月)>結果:42.2/予想:42.8/前回:41.9 ドイツ サービス業購買部協会景気指数 (4月)>結果:53.3/予想:50.6/前回:50.1 EU圏 製造業購買担当者景気指数 (4月)>結果:45.6/予想:46.5/前回:46.1 EU圏 サービス業購買部協会景気指数 (4月)>結果:52.9/予想:51.8/前回:51.5 英国 サービス業購買部協会景気指数 (4月)>結果:54.9/予想:53.0/前回:53.1 米国 製造業購買管理者指数 (4月)>結果:49.9/予想:52.0/前回:51.9 米国 サービス業購買部協会景気指数 (4月)>結果:50.9/予想:52.0/前回:51.7 米国 新築住宅販売戸数 (3月)>結果:693K/予想:668K/前回:637K ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【ECB デギンドス副総裁】 最近数週間と同じ方向に状況が動けば、われわれは景気抑制的な金融政策スタンスを6月に緩めるだろう。それまでにサプライズがないと仮定すれば、フランス語で言う『既成事実』となろう。6月より後の動きについては極めて慎重でありたいと思う。ユーロの対ドル相場も影響が表れる経路の一つになり得るだろう。われわれには為替レートの目標はないが、為替動向の影響を考慮する必要があると述べた。 【ドイツ連邦銀行 ナーゲル総裁】 利下げを実施する前に、インフレが時宜を得て持続的に金融当局の目標に達することを、データに基づいて確信する必要がある。これは主として賃金や生産性、利益率の動向にかかっている。3月時の良好なインフレ見通しが6月時の予測でも確認され、今後入手するデータがその予測を裏付けるなら、利下げを検討することができると述べた。 |
24 (Wed) |
オーストラリア 消費者物価指数 (前年比)(Q1)>結果:3.6%/予想:3.4%/前回:4.1% オーストラリア 消費者物価指数 (前期比)(Q1)>結果:1.0%/予想:0.8%/前回:0.6% ドイツ IFO景況指数 (4月)>結果:89.4/予想:88.9/前回:87.9 米国 耐久財受注 (前月比)(3月)>結果:2.6%/予想:2.5%/前回:0.7% 米国 コア 耐久財受注 (前月比)(3月)>結果:0.2%/予想:0.3%/前回:0.1% カナダ 小売売上高 (前月比)(2月)>結果:-0.1%/予想:0.1%/前回:-0.3% カナダ コア小売売上高 (前月比)(2月)>結果:-0.3%/予想:0.0%/前回:0.4% ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 要人発言なし |
25 (Thu) |
米国 国内総生産 (前期比)(Q1)>結果:1.6%/予想:2.5%/前回:3.4% 米国 新規失業保険申請件数>結果:207K/予想:214K/前回:212K ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【エストニア中銀 ミュラー総裁】 6月に見込まれる初回の利下げに続き、2会合連続で金利を引き下げることは支持しない。毎回の会合で金利を引き下げるべきではないのは確かだ。一歩ずつ慎重に、緩やかなペースで動くことが自然だ。インフレについて、リスクは依然として上振れ方向に傾いていると論じることもできると語った。 【米財務省 イエレン長官】 インフレを押し下げるために失業が増えなければならない理由は見当たらない。労働市場が過熱し、賃金上昇圧力がインフレを誘発している証拠はないとした上で、雇用のデータはインフレ率の継続した下向きの動きと整合している。 米経済は引き続き非常に好調に推移している。私が最も注目しているのは個人消費と投資支出の強さだ。最終需要であるこの2要素は昨年の伸びと同水準だった。つまり、これは米経済の基調的な力強さであり、引き続き堅調さを示し、経済がエンジンをフル回転させていることを示すものだと語った。 【シカゴ連銀 グールズビー総裁】 想定を上回るインフレデータが続いたことを受けて、金融当局は政策を再調整する必要がある。いつも言っていることだが、単月のデータを重視することはない。だが3カ月続いているということは、そこに真の状況を示すデータが少なくとも1カ月は含まれているということだ。インフレ率は6,7カ月にわたって非常に大きく改善し2%に近づいたが、その後になってその水準を大きく上回るデータが示された。われわれは政策を再調整し、様子を見る必要があると述べた。 |
26 (Fri) |
日本 政策金利発表>結果:0.10%/予想:0.10%/前回:0.10% 米国 個人消費支出価格指数 (前年比)(3月)>結果:2.7%/予想:2.6%/前回:2.5% 米国 個人消費支出価格指数 (前月比)(3月)>結果:0.3%/予想:0.3%/前回:0.3% 米国 コア個人消費支出価格指数 (前年比)(3月)>結果:2.8%/予想:2.6%/前回:2.8% 米国 コア個人消費支出価格指数 (前月比)(3月)>結果:0.3%/予想:0.3%/前回:0.3% 米国 ミシガン大学消費者信頼感指数 (4月)>結果:77.2/予想:77.8/前回:79.4 米国 ミシガン大学期待インフレ率 (4月)>結果:3.2%/予想:3.1%/前回:2.9% ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【日本銀行 植田総裁】 2024年度物価見通しの上方修正に円安の影響が若干含まれるが、今のところ大きな影響を与えているということではない。企業の価格設定行動の前向きな動きや物価見通しの実現確度の高まりなどを踏まえれば、基調的な物価上昇率に跳ねるリスクもゼロではない。無視し得ない影響が発生するということであれば、金融政策上の考慮あるいは判断材料となると述べた。 |
③トレード
以上が今週のリポートです。
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それではアデュー♪
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