Forex Weekly Report 2024 WN10(3/4-3/8)

どうも皆さん、KOZIです。

今週はユーロとカナダの政策金利発表があり、どちらも予想通りの据え置き。
そして、昨夜の雇用統計については強弱混じる結果でしたが、識者のコメントでは今後のドルが悪くなる見方が多いですね。来週は主要国の政策金利発表はありません。

また、以前からお知らせしておりますが、来週の週刊レポートについては筆者所用により休刊となります。
余裕があれば、③トレードの項目だけ簡易に掲載したいと思います。

それでは今週のマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 149.959 150.567 146.478 147.053 -300.7 / 2.00%
EUR/JPY 162.562 163.523 160.553 160.767 -195.3 / 1.20%
EUR/USD 1.08345 1.09812 1.08345 1.09343 96.9 / 0.89%
GBP/USD 1.26480 1.28938 1.26467 1.28549 200.4 / 1.58%
ドル指数(USDX/DXY)  103.885 103.963 102.358 102.741 -114.4 / 1.10%
10年債利回り(US10Y)   4.197 4.235 4.038 4.079 -0.105 / 2.51%
日経平均 40201.76 40472.11 39518.40 39688.87 -221.88 / 0.56%
NYダウ 38968.77 39087.86 38457.83 38722.70 -364.69 / 0.93%
S&P500 5130.99 5189.26 5056.82 5123.68 -13.39  / 0.26%
WTI原油先物 80.07 80.64 77.55 77.78 -1.97 / 2.47%
金(US$/OZ) 2082.65 2195.15 2079.57 2178.97 96.32 / 4.62%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)

 

②各種指標・イベント

今週の主な経済指標結果・要人発言

4
(Mon)
重要な指標は無し
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【アトランタ連銀 ボスティック総裁】
企業が過度に高揚しているとし、政策金利引き下げ後に新たな需要が爆発的に生まれ、それが物価上昇圧力を高めることを懸念している。それが利下げを急がない別の理由かもしれない。利下げが連続したものになることは恐らくないだろう、不確実性を考えると、行動を起こした後に市場参加者や企業幹部、および家計がそれにどう反応するかを見ることがある程度望ましいのではないかと
述べた。
5
(Tue)
米国 サービス業購買部協会景気指数 (2月)>結果:52.3/予想:51.3/前回:52.5
米国 ISM非製造業指数 (2月)>結果:52.6/予想:53.0/前回:53.4
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
要人発言は無し
6
(Wed)
オーストラリア 国内総生産 (前年比)(Q4)>結果:1.5%/予想:1.4%/前回:2.1%
オーストラリア 国内総生産 (前期比)(Q4)>結果:0.2%/予想:0.2%/前回:0.3%
オーストラリア 小売売上高 (前月比)>結果:1.1%/予想:1.1%/前回:-2.1%
米国 ADP非農業部門雇用者数 (2月)>結果:140K/予想:149K/前回:111K
カナダ 政策金利発表>結果:5.00%/予想:5.00%/前回:5.00%
米国 JOLT求職 (1月)>結果:8.863M/予想:8.800M/前回:8.889M

◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
要人発言は無し
7
(Thu)
EU圏 政策金利発表>結果:4.50%/予想:4.50%/前回:4.50%
米国 新規失業保険申請件数>結果:217K/予想:217K/前回:217K
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【ECB ラガルド総裁】
インフレ鈍化は明らかだが、現時点では金利引き下げに踏み切る「十分な自信」はない。賃金の伸びが緩やかになり始めている兆しがある。加えて、利益が人件費上昇の一部を吸収しているため、インフレへの影響を緩和している。今回の会合で利下げは議論しなかった、ECBの景気抑制的な姿勢の縮小について、議論を始めたところだと述べた。
【FRB パウエル議長】
インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信が強まるのを待っている。その確信を得た時点で、今から遠くないその時点で、景気抑制の度合いを巻き戻し始めるのが適切になるだろうと述べた。
【クリーブランド連銀 メスター総裁】
インフレが低下し続ければ、私は自信を持てるだろう、そうなればFOMCはフェデラルファンド(FF)金利を引き下げることで景気抑制の水準を緩和し始めることができる。経済が想定通りに推移すれば、年内いずれかの時期にそうした状況になるだろう。現時点でより大きな失敗となるのは、インフレ率が持続可能かつ適時に2%に戻る道筋にあるという十分な証拠がないまま、金利を時期尚早に、あるいは過度に急ピッチで引き下げることだと述べた。
8
(Fri)
ドイツ 生産者物価指数 (前月比)(1月)>結果:0.2%/予想:0.1%/前回:-0.8%
ドイツ 鉱工業生産 (前月比)(1月)>結果:1.0%/予想:0.5%/前回:-2.0%
EU圏 国内総生産 (前年比)(Q4)>結果:0.1%/予想:0.1%/前回:0.1%
EU圏 国内総生産 (前期比)(Q4)>結果:0.0%/予想:0.0%/前回:-0.1%
米国 非農業部門雇用者数 (2月)>結果:275K/予想:198K/前回:229K
米国 失業率 (2月)>結果:3.9%/予想:3.7%/前回:3.7%
米国 平均時給 (前月比)(2月)>結果:0.1%/予想:0.2%/前回:0.5%
カナダ 雇用者数 (2月)>結果:40.7K/予想:21.1K/前回:37.3K
カナダ 失業率 (2月)>結果:5.8%/予想:5.8%/前回:5.7%

◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【ドイツ連邦銀行 ナーゲル総裁】
夏休み前に利下げがある可能性が高まっている。これはデータ次第だが、見通しは明るくなっていると語った。
【フランス中銀 ビルロワドガロー総裁】
春に最初の利下げが行われる可能性は非常に高いと思われる。春とは4月から6月21日までだ。われわれは今、今から来年にかけてインフレ率を2%へと戻せるという確信を深めていると語った。
【エストニア中銀 ミュラー総裁】
利下げを開始する前に、物価が落ち着く傾向が続くことをより確実に確認する必要があるとともに、「ユーロ圏における平均賃金の強い上昇を注視していると語った。
【バイデン大統領】
金利がきっと下がると確信している。
【シカゴ連銀 グールズビー総裁】
インフレ率は昨年大きく改善したが、金融当局は目標の2%まで低下させる必要があると発言。「インフレが鈍化するにつれ、年内に景気抑制的な政策を緩和する方向に向かうだろう。さらに、インフレ率が2%まで下がっていない中で、目標を今変えるべきではない。金融当局が重視しているのはインフレ率であり、物価水準ではない。物価水準はここ数年で高騰しており、新型コロナウイルス流行前の水準に戻る可能性は低いと述べた。

 

③トレード

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。週引けの縦線にある薄い白色は先々週以前に保有しているポジションです。

USD/JPY_1H今週は見ての通り1回仕掛けたのみのトレードとなりました。いつもより大きい✓ですが、インフォメーションにもある通り、ロットの量を表しています。ちなみにいつもより3倍で、勝負に出ました。
週明けから勢いとしては弱く、火曜に下弦の線に接触後、沿うように下落。週始値で一度は持ちこたえましたが、再びじわじわと落ちたので仕掛けました。また、なぜかTwitter(X)のトレンドで「ドル円ロング」が上がっていたので尚更確信しましたね。この状況でロングって、僭越ながらFXはお辞めになられた方が良いでしょう。

EUR/USD_1H今週もノートレードでした。ドル円とは逆の形でドルの弱さが伺えますね。
今後の焦点としては、米欧どちらが先に利下げをするかですね。

GBP/USD_1Hユーロドルと方向性は一緒ですが、木曜までは上段上弦の線で抑えながらも上昇し、突破後は勢いよく上昇し週引けとなっています。

BTC/JPY_1H

遂に1000万円を突破しました。昔から見守ってきた身としては喜ばしい限りです。
突破後の火曜深夜に100万ほど急落していますが、すぐに戻していることから勢いが見られますね。
対ドルでも$70000の節目なので、来週以降の展開も注目ですが、暗号資産市場は土日も空いているので注意が必要です。

週刊の内容をまとめて頂いて、いつも参考にしております。
皆さんも、是非リンク先に足を運んでくださいね。

ビットコイン、史上最高値を更新したらどうなる?/マウントゴックス、破綻から10年経ってもまだわからないこと【週末に読みたい厳選9本】
By CoinDesk JAPAN

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

 

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それではアデュー♪

 

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