Forex Weekly Report WN47(11/20-11/24)

どうも皆さん、KOZIです。

今週は、創価学会の会長が亡くなった件と、北朝鮮のロケット発射が大きく取り上げられました。
政教分離の原則があるにもかかわらず、現職総理があのような発言をするのは大変問題があり、歴代最悪の総理であると言われても仕方がない事でしょう。支持率が20%もあることがおどろきでしかありません。
続いて北朝鮮のロケットについて、私としては特に気にしていません。騒ぐぐらいなら自国のロケットを含めた宇宙開発に注力するべきでしょう。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 149.500 149.989 147.150 149.399 -10.1 / 0.07%
EUR/JPY 163.218 163.650 161.245 163.407 18.9 / 0.12%
EUR/USD 1.09089 1.09652 1.08522 1.09328 24.6 / 0.22%
GBP/USD 1.24480 1.26153 1.24461 1.25946 141.5 / 1.14%
ドル指数(USDX/DXY)  103.815 104.213 103.178 103.415 -40.0 / -0.39%
10年債利回り(US10Y)   4.465 4.492 4.363 4.472 0.033 / 0.74%
日経平均 33559.62 33853.46 33182.99 33625.46 40.33 / 0.12%
NYダウ 34932.49 35399.44 34907.98 35390.16 442.87 / 1.27%
S&P500 4511.70 4568.43 4510.36 4559.33 45.30 / 1.00%
WTI原油先物 75.76 78.42 73.85 75.13 -0.92 / 1.21%
金(US$/OZ) 1980.62 2007.54 1965.57 2002.10 21.45 / 1.08%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)

 

②各種指標・イベント

今週の主な経済指標結果・要人発言

20
(Mon)
主な指標は無し。
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
 【リッチモンド連銀のバーキン総裁】
米経済は依然として成長している。失業率はまだ3.9%で、インフレは落ち着きつつあるようだ。これらは全て良いことだ。しかし、仕事は終わっていない。従って、仕事を成し遂げるまで続けなくてはならない。どこに着地するか見極めることになる。インフレは頑強だと私はみている。それはより高くより長くの論拠になると語った。
21
(Tue)
カナダ 消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:0.1%/予想:0.1%/前回:-0.1%
カナダ コア消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:2.7%/前回:2.8%
米国 中古住宅販売戸数 (10月)>結果:3.79M/予想:3.90M/前回:3.95M
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【ECB ラガルド総裁】
われわれは大規模なインフレショックに直面し、それに対応して大型の政策調整を行った、調整の効果は次第に感じられるようになり、インフレ圧力は緩和されつつある。しかし、まだ道半ばだ。ECBの金融政策はインフレに影響を及ぼすそれぞれ異なる力について、注意深くなければならない段階にある。それでも、物価安定というわれわれの責務に常にしっかりと軸足を置いてきたと語った。
【ECB ラシュナーベル理事】
全体的なインフレは再び加速すると見込んでいる、インフレ率を2.9%から2%に引き下げるためには2年必要だろう。また、長期的なインフレ期待は引き続きある程度の上振れリスクを示唆していると述べた。
22
(Wed)
米国 耐久財受注 (前月比)(10月)>結果:-5.4%/予想:-3.1%/前回:4.0%
米国 コア 耐久財受注 (前月比)(10月)>結果:0.0%/予想:0.1%/前回:0.2%
米国 新規失業保険申請件数>結果:209K/予想:225K/前回:233K
米国 ミシガン大学消費者信頼感指数 (11月)>結果:61.3/予想:60.4/前回:63.8
米国 ミシガン大学期待インフレ率 (11月)>結果:4.5%/予想:4.4%/前回:4.4%
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【オーストラリア準備銀行 ブロック総裁】
もしインフレが単に世界的な供給途絶や他の物価上昇の産物であるならば、限定的な金利対応が適切だろう。総需要が潜在的な供給力を上回っていることに起因するインフレに対しては、一段と大幅な金融政策の引き締めが適切な対応だと述べた。
【ECB デギンドス副総裁】
1年にわたる利上げと政治的緊張の高まりによって、ユーロ圏経済により強い打撃が及ぶリスクを投資家は完全に織り込んでいない可能性がある。経済動向に関する市場の見通しは若干楽天的で、楽観的、やや希望的観測があると述べた。
【ドイツ連邦銀行 ナーゲル総裁】
ECB政策委員会がターミナルレートだと見なしている水準にわれわれは近いと確信している。金利はしばらく現水準にとどまるだろう。インフレを再び引き起こし得るリスク要因は幾つかまだある、従って次にどうなるかは誰も分からないと語った。
23
(Thu)
ドイツ 製造業購買部協会景気指数 (11月)>結果:42.3/予想:41.2/前回:40.8
ドイツ サービス業購買部協会景気指数 (11月)>結果:48.7/予想:48.5/前回:48.2
英国 製造業購買部協会景気指数 (11月)>結果:46.7/予想:45.0/前回:44.8
英国 サービス業購買部協会景気指数 (11月)>結果:50.5/予想:49.5/前回:49.5
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
要人発言なし
24
(Fri)
ドイツ 国内総生産 (前期比)(Q3)>結果:-0.1%/予想:-0.1%/前回:0.0%
ドイツ 国内総生産 (前年比)(Q3)>結果:-0.4%/予想:-0.3%/前回:0.1%
ドイツ IFO景況指数 (11月)>結果:87.3/予想:87.5/前回:86.9
カナダ 小売売上高 (前月比)(9月)>結果:0.6%/予想:0.0%/前回:-0.1%
カナダ コア小売売上高 (前月比)(9月)>結果:0.2%/予想:-0.2%/前回:0.2%

米国 製造業購買管理者指数 (11月)>結果:49.4/予想:49.8/前回:50.0
米国 サービス業購買部協会景気指数 (11月)>結果:50.8/予想:50.4/前回:50.6

◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【ECB ラガルド総裁】
われわれは既に多くを行った。これまでに使用した弾薬の規模を踏まえ、ECBがどれだけ長くこの水準にとどまるのか、ここから上がるのか下がるのか、どのような決断をしなければならないかを判断する上で、弾薬がわれわれの経済生活にどう影響していくのか。そのような観点から、給与や利益、財政、地政学的な動向など市民生活の要素を注意深く見守ることができると述べた。
【イングランド銀行 ピル理事】
英国の景気が弱まりつつある兆候が見られるものの、インフレとの闘いの手を緩めない。賃金の伸びやサービス価格のインフレなど国内のインフレ圧力は引き続き非常に押し上げられている。経済活動の減速を示唆する兆候は需要側ではなく供給側の不足によるものだ、これはインフレ圧力の緩和に関連したものではないと述べた。

 

翌週の主な経済指標・イベント

27 (Mon)  インド – シーク教ナナック生誕日
US  新築住宅販売戸数 (10月)
28 (Tue) AU 小売売上高 (前月比)(10月)
US  消費者信頼感指数 (11月)
29 (Wed) NZ 政策金利発表
GE 消費者物価指数 (前年前月比)(10月)
US  国内総生産 (前期比)(Q3)
30 (Thu) EU  消費者物価指数 (前年比)(11月)
US 個人消費支出価格指数 (前年前月比)(10月)
中古住宅販売保留 (前月比) (10月)
CA  国内総生産 (前年前期前月比)(Q3)
1 (Fri) GE 雇用者数 (11月)
失業率 (11月)
US ISM製造業購買担当者景気指数 (11月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、NZ=ニュージーランド、
SG=シンガポール、JP=日本

③トレード

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。週引けの縦線にある薄い白色は先々週以前に保有しているポジションです。

USD/JPY_1H週明けから火曜の東京市場が終わるまで勢いよく下げていましたが、下段上弦の線に支えられて反転しています。先週から持ち越したポジションを利確し、即座に反転買いを仕掛けて週引けとなり持ち越ししています。
反転してからは週始値まで戻り、終盤は感謝祭という事もあり大きな変動はありませんでしたね。

EUR/USD_1H今週はノートレードでした。
週の高値と安値の差が100ポイントなので、あまり積極的な取引ではなかったですね。

GBP/USD_1H今週もノートレードでした。
見解としては、一度も週始値を割っていないところがポイントですね。後は木曜のPMIが良かったことで終盤にかけて上昇しています。

BTC/JPY_1H今週も先週と同じく一進一退の展開で、高値安値も同じ帯域でレンジっぽくなってますね。

さて今週、気になったニュースはこちら
韓国、2024年に国民10万人でCBDCの試験運用へ
中国に続き、韓国もCBDCの試験運用を開始します。それに対し、我が日本は「現時点でCBDCを発行する計画はない」としており、衰退していくばかりですね。ちなみにCBDCの導入に向けて、なぜ積極的ではないかというと、現金需要が高いからだそうです。30年間成長しない国と国民の愚かさが露呈していますね。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

発明することの方が、発明したことよりもずっと面白いことだ。

~Karl Friedrich Benz(カール・フリードリヒ・ベンツ) / メルセデス・ベンツ創業者、実業家~

今日はお誕生日リストからメルセデスベンツの創業者であるカール・ベンツ氏の名言を取り上げました。

成果よりも実践・行動している事に価値がある本質を見抜いておられますね。
トレードでも稼ぐことに執着していては、遅かれ早かれ退場することでしょう。
私も長年トレーダーやっていますが、根本的には今回の名言と同じです。

是非、トレードだけではなく日常にも取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
ブログ村へ登録していますのでポチっとして頂けると幸いです。

にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村

それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました