Forex Weekly Report WN22(5/29-6/2)

どうも皆さん、KOZIです。

一昨日の夜から昨夜にかけて大雨の影響で各地で災害が発生していますので、十分にお気をつけて頂きたいと思います。但し私が個人的に驚きなのが、日本人の危機管理能力の無さです。十二分に予見できるのにも関わらず、他責する輩が多い事に残念でしかないです。
当ブログをご覧になっておられる方は聡明な方が多いと思いますので、大丈夫だと思いますが”他人の振り見て我が振り直せ”と自身に言い聞かせたいと思います。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 140.570 140.931 138.422 139.913 -69.6 / 0.49%
EUR/JPY 150.671 151.070 148.589 149.816 -95.1 / 0.63%
EUR/USD 1.07172 1.07790 1.06350 1.07066 -15.8 / 0.15%
GBP/USD 1.23350 1.25446 1.23267 1.24471 104.0 / 0.84%
ドル指数(USDX/DXY)  104.226 104.699 103.382 104.041 -18.5 / 0.18%
10年債利回り(US10Y)   3.796 3.796 3.570 3.696 -0.114 / 2.99%
日経平均 31388.01 31560.43 30785.98 31555.54 639.30 / 2.07%
NYダウ 33103.65 33805.00 32704.51 33762.77 669.42 / 2.02%
S&P500 4226.71 4290.67 4166.15 4282.38 76.94 / 1.83%
WTI原油先物 73.19 73.51 67.08 71.83 -1.00 / 1.37%
金(US$/OZ) 1946.13 1983.44 1932.20 1947.50 1.37 / 0.07%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)

 

②各種指標・イベント

今週の主な経済指標結果・要人発言

29
(Mon)
主な指標なし
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【シカゴ連銀のグールスビー総裁】
我々は、債務上限を引き上げなければならない。そうしなければ、金融システムやより広範な経済への影響は極めてネガティブなものになろう
30
(Tue)
米国 消費者信頼感指数 (5月)>結果:102.3/予想:99.0/前回:103.7
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【リッチモンド連銀バーキン総裁】
需要を低下させることでインフレ率を押し下げる必要があると考える。需要が実際に減退しつつあり、それがインフレを低下させ始めるという確証を得たい。どのような見方をしても、インフレ率は高過ぎるようにしか見えないと語った。
31
(Wed)
ドイツ 失業率 (5月)>結果:5.6%/予想:5.6%/前回:5.6%
ドイツ 消費者物価指数 (前月比)(速報値)(5月)>結果:-0.1%/予想:0.6%/前回:0.4%
ドイツ 消費者物価指数 (前年比)(速報値)(5月)>結果:6.1%/予想:7.3%/前回:7.2%
カナダ 国内総生産 (前月比)(3月)>結果:0.0%/予想:0.2%/前回:0.1%
米国 シカゴ購買部協会景気指数 (5月)>結果:40.4/予想:47.0/前回:48.6
米国 JOLT求職件数 (4月)>結果:10.103M/予想:9.775M/前回:9.745M
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【イタリア中銀ビスコ総裁】
今は金融引き締めを適度に緩やかに進めなければならない。引き締めの強度が消費と投資に過度のブレーキをかけないよう注意しなければならないが、これは難しい課題だ。インフレ率は現在、欧州と米国で低下している。しかし、食品とエネルギーを除いたコア指数は依然として高水準にあると語った。
【FRBジェファーソン理事】
次回会合で政策金利の据え置きを決定しても、今サイクルのピーク金利に達したと解釈すべきではない。利上げを見送ることは、追加引き締めの程度について決定する前に委員会がより多くのデータを見ることを可能にするだろうと述べた。
【フィラデルフィア連銀ハーカー総裁】
一度少し様子を見ていいだろうと思う。6月会合では、私は利上げ見合わせを検討する陣営に確実に入っていると述べた。
1
(Thu)
オーストラリア 小売売上高 (前月比)(5月)>結果:0.0%/予想:0.0%/前回:0.4%
ドイツ 製造業購買部協会景気指数 (5月)>結果:43.2/予想:42.9/前回:44.5
英国 製造業購買部協会景気指数 (5月)>結果:47.1/予想:46.9/前回:47.8
EU圏 消費者物価指数 (前年比)(速報値)(5月)>結果:6.1%/予想:6.3%/前回:7.0%
EU圏 コア消費者物価指数(前年比)(速報値)(5月)>結果:5.3%/予想:5.5%/前回:5.6%
米国 新規失業保険申請件数>結果:232K/予想:235K/前回:230K
米国 ADP非農業部門雇用者数 (5月)>結果:278K/予想:170K/前回:291K

米国 ISM製造業購買担当者景気指数 (5月)>結果:46.9/予想:47.0/前回:47.1
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【フィラデルフィア連銀ハーカー総裁】
一時停止すべきと思う。少なくとも利上げという点では今度の会合では見送るべきだ。再利上げを検討する前に少なくとも可能な範囲で、これらの事柄の一部を自然に解決させることができる。ディスインフレが進行しているものの、がっかりするほどペースは鈍いと話した。
2
(Fri)
米国 非農業部門雇用者数 (5月)>結果:339K/予想:180K/前回:294K
米国 失業率 (5月)>結果:3.7%/予想:3.5%/前回:3.4%

米国 平均時給 (前月比) (5月)>結果:0.3%/予想:0.4%/前回:0.4%
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇

【ハーバード大学サマーズ教授(元米財務長官)】
FOMCが6月の会合で利上げ見送りを選択した場合、6月会合では政策金利を0.5ポイント引き上げる可能性を残しておくべきだと述べた。
【アリアンツ首席経済顧問エラリアン氏】
5月の米雇用統計を確認する前に、6月の利上げ休止を投資家に想定させるべきではなかった。
この統計と次回の消費者物価指数公表に先だって、米金融当局はなぜ利上げ休止の方向にあれほど強く市場を誘導したのか、人々は困惑するだろうと語った。

 

翌週の主な経済指標・イベント

5(Mon) タイ・ニュージーランド・マレーシア
GB 総合・サービス業購買部協会景気指数 (5月)
US 総合・サービス業購買部協会景気指数 (5月)、 ISM非製造業指数 (5月)
6(Tue) AU 政策金利発表 (6月)(予想:3.85%/前回:3.85%)
GB  建設業購買担当者景気指数 (5月)
CA Ivey購買部協会指数 (5月)
7(Wed) AU  国内総生産 (前年前期比)(Q1)
CA 政策金利発表(予想:4.50%/前回:4.50%)
8(Thu) EU 国内総生産 (前年前期比)(Q1)
US 新規失業保険申請件数
9(Fri) CA 雇用者数・失業率 (5月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、NZ=ニュージーランド、
SG=シンガポール、CN=中国、JP=日本

③トレード

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。週引けの縦線にある薄い白色は先々週以前に保有しているポジションです。

USD/JPY_1H今週も新規のポジションは無くノートレードです。
先週末に1ドル140円を突破したこともあり多少の反動で今週は下落しました。確かに下落ではありますが下弦の線よりほぼ上位で推移しておりトレンドが下落に転じたとは言い難いのかなと言ったところです。

EUR/USD_1H今週は2回トレードを行い一つは利確済みで一つは持ち越しといった状況です。
初手は週折り返しの際に-0.5ライン反転するであろうと考え買いを仕掛けました。狙った通り上昇していき、利確をどこでするかが悩みどころでしたが、ちょうど1の幅である0.5ライン到達で手仕舞いしました。その後に即反転売りを仕掛けており持ち越しとなっています。

GBP/USD_1H今週もノートレードでした。週を通してほぼ週始値より上で推移しておりポンドの力強さがうかがえる週でした。

BTC/JPY_1H今週新規のポジションはなくノートレードでした。
目立ったニュースと言えば、ステーブルコイン市場が縮小している中でテザー(USDT)が過去最高の時価総額”832億ドル”となった事が一つ。そしてわが国では改正資金決済法の施行にてステーブルコインの発行が可能になり、JPYCのようなスタートアップ企業が益々発展していけるよう期待をしたいですね。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

右か左か、という道があった場合、どちらに進むべきなのか。
それを相談してくる時点で、自分の中で答えは決まっているはず。

~ 長澤 まさみ / 女優 

本日の誕生日リストから長澤まさみさんの名言を選びました。

私と年齢が近いという事もありまして彼女の事はよく知っています。
ドラゴン桜とかセカチューなどでは素晴らしい女優さんだなと思いました。

そんな彼女の名言です。
以前からも決断力に関する名言は度々紹介していますが、仮に私が右か左かどちらを選ぶべきかと相談されたら自分の悔いが残らない方を選べば良いんじゃないのかと答えます。

投資においてもそうだと思います。
上がるか・下がるかの基本2択なので迷っても仕方がないんですよね。
東進ハイスクールの安河内先生も仰ってましたが、

『やるのかやらないのかそんなことを考えている時間が一番勿体無い。』

是非、ご参考にして頂ければと思います。

 

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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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