Forex Weekly Report WN20(5/15-5/19)

どうも皆さん、KOZIです。

今週はG7サミットや電気料金の値上げ認可、ジャニーズや市川猿之助の問題など様々ありました。
私が一番気になったというか面白かったのが”お好み焼き外交”です。やはり大阪人としては”お好み焼き”なのか”広島焼き”なのか気になる所で、アベマでも取り上げるなど論争が続きそうですね。
皆さんはどちらがお好みでしょうか。こういう事を言っていると食べたくなりますね!

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 135.663 138.747 135.625 137.915 217.1 / 1.60%
EUR/JPY 147.351 149.799 147.188 149.031 176.2 / 1.20%
EUR/USD 1.08608 1.09046 1.07597 1.08054 -43.5 / 0.40%
GBP/USD 1.24501 1.25465 1.23916 1.24388 -8.1 / 0.07%
ドル指数(USDX/DXY)  102.705 103.624 102.201 103.192 48.7 / 0.47%
10年債利回り(US10Y)   3.470 3.719 3.457 3.678 0.208 / 5.99%
日経平均 29547.04 30924.57 29475.97 30808.28 142.20 / 4.83%
NYダウ 33321.21 33652.90 33006.19 33426.64 126.01 / 0.38%
S&P500 4126.65 4212.91 4109.86 4191.99 67.92 / 1.65%
WTI原油先物 70.01 73.53 69.44 71.83 1.81 / 2.58%
金(US$/OZ) 2010.60 2022.11 1951.87 1977.30 -33.60 / 1.67%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)

 

②各種指標・イベント

今週の主な経済指標結果・要人発言

15(Mon) ニューヨーク連銀製造業景気指数 (5月)>結果:-31.80/予想:-3.70/前回:10.80
【ミネアポリス連銀カシュカリ総裁】
労働市場は依然として過熱状態にありインフレ鈍化には長い道のりが残されている。インフレ鈍化のため、われわれ金融当局としてなすべき仕事が恐らくさらにあるだろうと語った。
【アトランタ連銀ボスティック総裁】
2024年に入ってしばらくするまでわれわれが実際に利下げを検討することはない、というのが私の基本シナリオだと発言。年内に利下げするとの金融市場の見方をけん制。インフレが鈍化しなければ追加利上げが選択肢として残ることを明確にした。

【シカゴ連銀グールズビー総裁】

今月の利上げ決定に際し、引き締め過ぎないようにとの懸念から反対するかどうかについて自身は五分五分だっただったが、最終的には利上げに賛成した。昨年から実施してきた累積500bpの利上げは、その影響の多くがこれから表面化すると語った。
16(Tue) オーストラリア Westpac消費者信頼感指数 (5月)>結果:-7.9%/予想:-1.7%/前回:9.4%
英国 失業保険申請件数 (4月)>結果:46.7K/予想:31.2K/前回:26.5K
英国 平均賃金(ボーナス含)(3月) >結果:5.8%/予想:5.8%/前回:5.8%
ドイツ ZEW景気期待指数 (5月)>結果:-10.7/予想:-5.3/前回:4.1
EU圏 国内総生産 (前期比)(Q1)>結果:0.1%/予想:0.1%/前回:0.3%
EU圏 国内総生産 (前年比)(Q1)>結果:1.3%/予想:1.3%/前回:1.3%
米国 小売売上高 (前月比)(4月)>結果:0.4%/予想:0.8%/前回:-0.7%
米国 コア小売売上高 (前月比)(4月)>結果:0.4%/予想:0.4%/前回:-0.5%
カナダ 消費者物価指数 (前月比) (4月)>結果:0.7%/予想:0.4%/前回:0.5%
カナダ コア消費者物価指数 (前月比) (4月)>結果:0.5%/予想:0.7%/前回:0.6%
【クリーブランド連銀メスター総裁】
これまでに入手したデータやインフレの根強さを踏まえると、現段階で米政策金利は次の動きが引き上げおよび引き下げいずれの可能性も等しくある水準にあるとは言えない。6月会合まで4週間ある。銀行データを含め、あらゆるデータを精査したいと述べた。
【リッチモンド連銀バーキン総裁】
インフレ沈静化に成功したとの確証はまだ得ていない。こうした遅行効果に関わる事象をもっと知りたいと強く願っているが、一方でインフレ率を押し下げたいとも考えている。さらなる利上げが必要であれば、そうすることに異論はないと述べた。
17(Wed) EU圏 消費者物価指数 (前年比) (4月)>結果:7.0%/予想:7.0%/前回:6.9%
EU圏 消費者物価指数 (前月比) (4月)>結果:0.6%/予想:0.7%/前回:0.9%
EU圏 コア消費者物価指数 (前年比)(4月)>結果:5.6%/予想:5.6%/前回:5.7%
EU圏 コア消費者物価指数 (前月比)(4月)>結果:1.0%/予想:1.0%/前回:1.3%
米国 建築許可件数 (4月)>結果:1.416M/予想:1.437M/前回:1.437M
【BOEベイリー総裁】
エネルギー価格が下がり始めるのと共に消費者物価インフレはかなり急激に低下すると考えているが、目先の食品価格見通しを踏まえると、2月時点の予測よりは幾分緩やかな低下になりそうだ。さらに先のインフレ見通しはより不透明で、賃金と価格設定の持続性に左右されると語った。
18(Thu) オーストラリア 雇用者数 (4月)>結果:-4.3K/予想:25.0K/前回:61.1K
オーストラリア 失業率 (4月)>結果:3.7%/予想:3.5%/前回:3.5%

米国 新規失業保険申請件数>結果:242K/予想:254K/前回:264K
米国 フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (5月)>結果:-10.4/予想:-19.8/前回:-31.3
米国 中古住宅販売戸数 (4月)>結果:4.28M/予想:4.30M/前回:4.43M
【FRBジェファーソン理事】
金融政策の作用には時間が長期的かつ変動的な遅れがある。最大限の効果を受けるには1年では十分ではない。今後数週間はあらゆる要素を考慮するつもりだ。兆しが見られつつあるが、それでもインフレ率は高過ぎる。まだ十分な新艇は見られないと述べた。
【ダラス連銀ローガン総裁】
6月のFOMCで金利を据え置くかどうか論拠が明確でない。10回連続で利上げを行ってきたが、今後数週間に入手するデータで利上げ停止が適切となることが示される可能性もある。しかし現時点では、まだその状況に達していないと語った。
19(Fri) ドイツ 生産者物価指数 (前月比)(4月)>結果:0.3%/予想:-0.5%/前回:-1.4%
カナダ 小売売上高 (前月比)(3月)>結果:-1.4%/予想:-1.4%/前回:-0.2%
カナダ コア小売売上高 (前月比)(3月)>結果:-0.3%/予想:-0.8%/前回:-0.7%
【ECBラガルド総裁】
インフレ率が下がり始めているため、今は非常に重要な時期でもある。措置の効果が見え始めているが高水準の金利と、それを維持することが必要だ。インフレ率を2%に戻すためにあらゆる措置を講じる。これを達成することについて疑問の余地はない。
【ECBシュナーベル専務理事】
まだすべきことがあると総裁も言っているように、しなければならないことがまだある。従って、金利をさらに引き上げ、高い水準で恐らくかなり長い間維持する必要があると述べた。
【FRBパウエル議長】
金融安定の政策は銀行セクターの状況緩和に寄与したが、一方でこの展開は信用状況の引き締まりを促している。経済成長や雇用、インフレを圧迫する公算が大きいと分析する。結果として、われわれの政策金利はそうでなかった場合ほど大きく引き上げる必要はないかもしれない。当然、その度合いは極めて不確かだと語った。

 

翌週の主な経済指標・イベント

22(Mon) カナダ・ビクトリアデー
23(Tue) GB 総合・製造業・サービス業購買部協会景気指数 (5月)
EU 総合・製造業・サービス業購買部協会景気指数 (5月)
US 総合・製造業・サービス業購買部協会景気指数 (5月)
US 新築住宅販売戸数 (4月)、リッチモンド連銀製造業指数 (5月)
24(Wed) EU 政策金利発表(予想:5.25%/前回:5.00%)
GB  消費者物価指数・コア指数 (前年前月比) (4月)
GE IFO景況指数 (5月)
25(Thu) GE 国内総生産 (前年前期比)(Q1)
US 国内総生産 (前期比)(Q1)
US 中古住宅販売保留 (前月比) (4月)
26(Fri) 香港・仏誕節(釈迦仏の誕生日)
AU 小売売上高 (前月比)(4月)
GB 小売売上高・同コア (前月比) (3月)
US  個人消費支出価格指数・同コア (前年前月比) (4月)
US ミシガン大学消費者信頼感指数 (5月)、ミシガン大学期待インフレ率 (5月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、NZ=ニュージーランド、
SG=シンガポール、CN=中国、JP=日本

③トレード

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。週引けの縦線にある薄い白色は先々週以前に保有しているポジションです。

USD/JPY_1H今週は新規のポジションは無くノートレードです。
展開としては今週も円安で上昇、週前半は週始値で底堅く動いて、後はいってらっしゃいでした。
先々週から持ち越しているポジションについては、このまま行くと長期ポジションに移行できるかどうかの瀬戸際ですね。

EUR/USD_1Hこちらも先週から持ち越したポジションを継続しています。しかしドル円と違って、長期移行は考えていませんので上昇の兆しがあれば手仕舞いしようと思います。
展開として上値は0.25ラインで抑えられて移行はドル円と真逆の推移で分かり易いですね。

GBP/USD_1H今週もノートレードでした。ユーロドルと違って一進一退の展開ですね。
ポンドルにしてはボラがすくなく、先週の幅のちょうど半分ぐらいでした。

BTC/JPY_1H今週新規のポジションはなくノートレードでした。
債務上限の影響で暗号資産は様子見な展開で特に主だったコインでは大きな変化はないように思えます。
ニュースについても特段大きなものはなく、先週のイーサリアムの取引が一時(約25分)ファイナライズできず取引完了にならなかった件について修正のバージョンが出たぐらいでしょうか。私が気にしているのはやはり”バイナンス”ですね。Linkdinで雇用状況とか見ていると、それなりに進展しているのかなといった状況です。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

人類は未だに広島から 教訓を学び取れていない。

~ フィデル・カストロ / 政治家、革命家、軍人、独裁者 

本日5月20日はキューバの独立記念日(1902年)という事でカストロ議長の名言を選びました。
今週はG7サミットで首脳陣が広島・平和記念資料館を訪れましたが、カストロ議長も2003年に訪れています。
今回の名言は、言葉の通り我々人類の愚かさを表しているものではないでしょうか。

国に限らず一個人でも過去の悲惨な出来事を教訓として、改めて戒めてみてはいかがでしょうか。

 

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それではアデュー♪

 

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