Forex Weekly Report WN41(10/10-14)

どうもKOZIです。

今週も様々なニュースがありましたが、気になったのがマイナカード関連でしょうか。
健康保険証を廃止してマイナカードと一体化するというのは強引な感じがします。
私自身は随分前から持っていますので(e-Taxでの確定申告の為)、別に統合しても何ら問題はありません。
しかしながら岸田政権の支持率が低迷する中で、このような傲慢・強引の政策をするのはいかがなものかと感じています。

話はそれますが、皆さんふるさと納税はお済ですか?
今年も残り3カ月を切っているので、まだの方はお早めに!

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 145.330 148.859 145.233 148.727 336.4 / 2.31%
EUR/JPY 141.505 144.846 140.896 144.584 298.8 / 2.11%
EUR/USD 0.97337 0.98086 0.96315 0.97185 -21.3 / 0.22%
GBP/USD 1.10811 1.13800 1.09232 1.11770 85.4 / 0.77%
ドル指数(USDX/DXY)  112.747 113.920 112.147 113.298 55.1 / 0.49%
10年債利回り(US10Y)   3.885 4.080 3.842 4.022 0.137 / 3.53%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

10月 10日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 休場
オーストラリアASX200 : 6,667.80 / −95.00 
香港 ハンセンHSI : 17,216.66 / −523.39 
上海総合SSEC :  2,974.15 / −50.24 
*連休明けの中国市場では株式が大幅下落し香港市場も影響を受けて下落。労働市場の見通しも過去最悪で景気が急速に落ち込んでいる。その中で週末から党大会が控えており懸念が高まっている。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 6,959.31 / −31.78 
ユーロSTOXX 600 : 390.12 / −1.55 
ドイツDAX : 12,272.94 / −0.060 
スイスSMI : 10,262.52 / −46.05 
*英中銀BOEは先月に発表した債券市場の一時的な介入について予定通り14日に終了する。その前に買い入れ上限額を倍増するなど、市場が再び混乱をすることを防ぐ措置を発表した。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 29,202.88 / −93.91 
NADAQ : 10,542.10 / −110.30 
S&P500 : 3,612.39 / −27.27 
S&Pトロント60 : 休場
*FRBブレイナード副議長はインフレ抑制に向けて利上げを続けるうえで慎重な姿勢が重要だと指摘した。
*シカゴ連銀エバンス総裁、利上げの過度なリスクを軽減するため安心して休止できる水準まで早急に利上げをする必要があると記者団に述べた。
10月 11日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,401.25 / −714.86 
オーストラリアASX200 : 6,645.00 / −22.80 
香港 ハンセンHSI : 16,832.36 / −384.30 
上海総合SSEC : 2,979.79 / +5.65 
*ドル円は前回の介入前の付近まで上昇し警戒感が高まっている中、鈴木財務相はお馴染みの「高い緊張感をもって注視、過度な変動には適切に対処する」と述べた。神田財務官はG20に向かう飛行機の中からでも介入を決定することができると市場を牽制した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 6,885.23 / −74.08 
ユーロSTOXX 600 : 387.95 / −2.17 
ドイツDAX : 12,220.25 / −52.69 
スイスSMI : 10,207.83 / −54.69 
*英中銀BOEは前日に続き、一時的な超長期の国債買い入れに加えてインフレ連動国債の追加を発表。
*ECBタカ派委員、リセッション目前で大幅利上げの機会狭まる。またハト派であるレーン専務理事の影響力は低下。タカ派に議論で押され続けたことが要因。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 29,239.19 / +36.31 
NADAQ : 10,426.19 / −115.91 
S&P500: 3,588.84 / −23.55 
S&Pトロント60 : 1,100.82 / −21.73 
*NY連銀が発表した9月消費者インフレ期待は1年先が5.4%と前月より低下。1年振りの低水準を記録。
*クリーブランド連銀メスター総裁、FRBは利上げを継続する必要がありインフレ抑制は経済が直面する重要な課題で自己満足に浸ってはいけないと指摘した。
10月 12日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,396.83 / −4.42 
オーストラリアASX200 : 6,647.50 / +2.50 
香港 ハンセンHSI : 16,701.03 / −131.33 
上海総合SSEC : 3,025.51 / +45.71 
*ドル円は前月の介入前の水準である145.90円:通称「神田シーリング」を抜けて146円に達し24年ぶりの水準。一時は146.39円まで値を上げた。介入に関し過度なペースでなければ入らない可能性があるとして、市場も慎重ではあるが上値を試していくと思われる。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 6,826.15 / −59.08 
ユーロSTOXX 600 : 385.88 / −2.07 
ドイツDAX : 12,172.26 / −47.99 
スイスSMI : 10,199.32 / −8.51 
*英GDPおよび製造業生産などの指標が予想より悪い結果となった。しかし英中銀のピル理事はインフレ抑制のため11月の会合で大幅な利上げを示唆。
*ECBラガルド総裁はイベントで、欧州はリセッションに入っていない。労働市場はこれまでになく堅調であると述べた。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 29,210.85 / −28.34 
NADAQ : 10,417.10 / −9.09 
S&P500 : 3,577.03 / −11.81 
S&Pトロント60 : 1,099.13 / −1.69 
*米9月生産者物価指数は市場予想を上回り3か月ぶりにプラス。エネルギーや食品コスト上昇が背景。
*9月FOMC議事要旨公開。景気抑制政策への慎重論もあるが、多くの参加者がやり過ぎより少なすぎる行動の方が代償が大きいと強調した。
10月 13日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,237.42 / −159.41 
オーストラリアASX200 : 6,642.60 / −4.90 
香港 ハンセンHSI : 16,389.11 / −311.92 
上海総合SSEC : 3,016.36 / −9.15 
*鈴木財務相は足元の円安に対して、投機筋が動いて急激な変動があれば断固たる対応をすると牽制した。
*インド中銀RBIはルピーの下落を抑えるため、国内銀行に対してNDFの追加取引中止を要請した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 6,850.27 / +24.12 
ユーロSTOXX 600 : 389.15 / +3.27 
ドイツDAX : 12,355.58 / +183.32 
スイスSMI : 10,227.90 / +28.58 
*英中銀の債券市場の購入プログラム終了を前に政府と中銀が対立。クワーテング英財務相は終了後に市場で混乱が生じればベイリー総裁の責任だと発言しており、総裁へ責任転嫁する意向を示している。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,038.72 / +827.87 
NADAQ : 10,649.15 / +232.05 
S&P500 : 3,669.91 / +92.88 
S&Pトロント60 : 1,125.31 / +26.18 
*9月消費者物価指数、市場予想を上回り40年ぶりの高水準。積極的な利上げを迫る結果となった。同時発表の失業保険申請数はハリケーン「イアン」の影響もあり微増。
*ドル円147円へ上昇。週末で介入懸念高まる。
10月 14日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,090.76 / +853.34 
オーストラリアASX200 : 6,758.80 / +116.20 
香港 ハンセンHSI : 16,587.69 / +198.58 
上海総合SSEC : 3,071.99 / +55.63 
*シンガポール中銀MASはSドルNEERの政策バンドの中央値を実勢水準にシフトさせることを決めた。
*IMFアジア太平洋局長はIMF年次会合の記者会見で、日本と中国以外を除きアジアの大半の国は金融引き締め政策が必要との認識を示した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 6,858.79 / +8.52 
ユーロSTOXX 600 : 391.31 / +2.16 
ドイツDAX : 12,437.81 / +82.23 
スイスSMI : 10,329.34 / +101.44 
*英トラス首相は法人税引き上げ凍結案を撤回し25%に引き上げると述べた。またクワーテング財務相を解任して後任にハント元外相を起用することを述べた。
*ECBラガルド総裁はIMF年次会合での会見で景気減速と高インフレがEU圏の金融安定を脅かしていると指摘し今後複数回の会合で利上げを想定していると語った。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 29,634.83 / −403.89 
NADAQ : 10,321.39 / −327.76 
S&P500 : 3,583.07 / −86.84 
S&Pトロント60 : 1,108.74 / −16.57 
*10月ミシガン大指標は市場予想より強い結果となった。1年先の期待インフレは5%まで上昇した。
*イエレン長官はインフレ退治が最優先課題、セントルイス連銀ブラード総裁は9月CPIの結果に対し悪質なインフレであることが示され利上げ前倒しの正当性を主張。SF連銀のデーリー総裁は金利を4.5-5%へ引き上げが最も考えられる結果として、その後は水準を維持する方針だと語った。

翌週の主な経済指標・イベント

17日(月) US ニューヨーク連銀製造業景気指数 (10月)
18日(火) NZ 消費者物価指数 (前年前期比) (Q3)
GE ZEW景気期待指数 (10月)
US 鉱工業生産 (前年前月比) (9月)
US NAHB住宅市場指数 (10月)
19日(水) GB 消費者物価指数 (前年前月比) (9月)
EU 消費者物価指数 (前年前月比) (9月)
US 建築許可件数 (9月)、住宅着工件数 (9月)
CA 消費者物価指数 (前年前月比) (9月)
20日(木) AU 雇用者数・失業率 (9月)
US フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (10月)
US 中古住宅販売戸数 (9月)
21日(金) US 小売売上高(前年前月比) (9月)
US 小売売上高(前月比) (8月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週はノートレードでした。
介入に対し網を張っていましたが神田財務官は動きませんでした。
週前半はCPIと介入を懸念してジリ上げの展開。CPI後は大きく上昇してそのまま週引けといった感じでした。150円もあと少し、それまでに介入があるかどうかがポイントですね。週明けの薄い時間で仕掛けることはないと思いますが適切にポジション・資金管理をしていきたいですね。

 

EUR/USD_1H

今週は後半に2回トレードを行いました。CPI後に上昇したところで売りを仕掛けています。
1回目は下弦の線と0.25ラインで抑えられた所、2回目も0.25ラインで追加。
利確は週始値到達で手仕舞い。微益ですが今週もプラスで終えれましたので良しとしましょう!

 

GBP/USD_1H

今週はスキャルピングのみトレードを行っておりました。(斜め矢印の箇所)
ポンドはイギリスの情勢次第なので、あまりスイングはしたくなかったのでスキャルにしました。
週始値付近は攻防繰り広げることが多いので短時間のトレードには最適な位置です。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

上を向いて歩こう。

坂本 九  / 英題:SUKIYAKI・永六輔(作詞)中村八大(作曲)

本日10月15日は名曲「上を向いて歩こう」のリリースから61年と言うことで名言として選びました。

日本だけではなく世界中でも知られる名曲でタイトルだけで名言のような感じがしますが、今回は歌詞の方にも深堀したいと思います。

私が注目したのが以下の詩

~幸せは雲の上に、幸せは空の上に~
~悲しみは星の影に、悲しみは月の影に~

人によって解釈は様々ですが、私はシンプルに考えました。
幸せは上の方向にあり、悲しみは下にある。
だから”上を向いて歩こう”なのだと思います。

この後に~涙がこぼれないように、泣きながら歩く~とあります。
一見は矛盾しているように見えますが私なりの解釈では、
”こぼれる程になる前に泣いてしまいましょう”だと思っています。

皆さんは、どのように感じられましたでしょうか!?

あなたの人生にお役になれば幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
ブログ村へ登録していますのでポチっとして頂けると幸いです。


にほんブログ村

それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

コメント