Forex Weekly Report WN35(8/29-9/2)

どうもKOZIです。

今週は異様な天候が多い週でした。
さらには台風11号が接近していますので暴風域圏内の方は十分にお気を付けください。

さて今週は国葬の問題に加えて、ある芸能人のわいせつ暴行スキャンダルなどに注目が集まりました。
国葬に関しては税金を使う以上、国民への説明は然るべきものでしょう。
逃げてばかりですが、今思い返せば経営者や管理職の人間にあるあるパターンで日本衰退30年を物語っています。

迷走する日本ですが少しでも明るい未来が見出せたらいいですね。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 137.578 140.801 137.559 140.801 263.7 / 1.92%
EUR/JPY 137.154 140.749 136.916 139.492 250.2 / 1.83%
EUR/USD 0.99651 1.00790 0.99107 0.99520 -12.0 / 0.12%
GBP/USD 1.17300 1.17604 1.14955 1.15069 -228.4 / 1.95%
ドル指数(USDX/DXY)  108.836 109.977 108.286 109.609 77.4 / 0.71%
10年債利回り(US10Y)   3.091 3.295 3.052 3.193 0.150 / 4.93%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

8月 29日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,878.96 / −762.42 
オーストラリアASX200 : 6,965.50 / −138.60 
香港 ハンセンHSI : 20,023.22 / −146.82 
上海総合SSEC : 3,240.73 / +4.50 
*先週末のジャクソンホールでパウエル議長発言により、週明けのAPAC市場の株価は中国を除き下落。
*豪7月小売売上高、前月比1.3%増で予想の0.3%を大幅に上回り過去最高を記録。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 :休場
ユーロSTOXX 600 : 422.65 / −3.44 
ドイツDAX : 12,892.99 / −78.48 
スイスSMI : 10,896.74 / −45.42 
フォンデアライエン欧州委員長、欧州電力市場の全面的改革を来年初に行うべきだと述べた。
ECBレーン専務理事、翌週会合での0.75%の利上げ利上げに対しけん制。安定したペースでターミナルレートとの差を埋めるべきだと指摘した。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 32,098.99 / −184.41 
NADAQ : 12,017.67 / −124.04 
S&P500 : 4,030.61 / −27.05 
S&Pトロント60 : 1,198.56 / −2.15 
*主なトピックスはなし
☆全米オープンテニスが開幕。コートサイド特別席の価格が高騰。日によっては1席辺り1万ドルの値が付く物もありインフレで家計が苦しい世の中だが、ここだけは無縁な世界を表している。
8月 30日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,195.58 / +316.62 
オーストラリアASX200 : 6,998.30 / +32.80 
香港 ハンセンHSI : 19,949.03 / −74.19 
上海総合SSEC : 3,227.22 / −13.51 
*主なトピックスはなし、ジャクソンホール後のドル買いも一服して株価も買戻しが入りました。
☆インドの実業家アダニ氏が世界3位の富豪にランクイン、総資産は1374億ドル(19兆円)!!
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,361.63 / −65.68 
ユーロSTOXX 600 : 419.81 / −2.84 
ドイツDAX : 12,961.14 / +68.15 
スイスSMI : 10,884.95 / −11.79 
*ドイツ消費者物価指数加速、インフレ率はユーロ導入後の最高記録。ドイツ中銀は年内に10%超え予想。
*EU経済・消費者信頼感指数は悪化。1年半ぶりの低水準でリセッション迫る。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,790.87 / −308.12 
NADAQ : 11,883.14 / −134.53 
S&P500: 3,986.16 / −44.45 
S&Pトロント60 : 1,178.53 / −20.03 
*消費者信頼感指数およびJOLT求職、ともに予想に対し反する良好な結果で景気の底堅さを表した。
*NY連銀ウィリアムズ総裁、インフレ率は依然として高く利上げは継続すべき。利下げは少なくとも2024年まではないと発言した。
8月 31日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,091.53 / −104.05 
オーストラリアASX200 : 6,986.80 / −11.50 
香港 ハンセンHSI : 19,954.39 / +5.36 
上海総合SSEC : 3,202.14 / −25.08 
*主なトピックスなし
☆日本政府、海外入国者上限を現状の2万人から5万人へ引き上げ方針。株式ではインバウンド銘柄が買われました。全国旅行業協会の会長が何かしたのかな。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,284.15 / −77.48 
ユーロSTOXX 600 : 415.12 / −4.69 
ドイツDAX : 12,834.96 / −126.18 
スイスSMI : 10,855.03 / −29.92 
*ユーロ消費者物価指数、予想を上回る結果。エネルギー価格や食料品の値上がりが主な要因。
*ドイツ連銀ナーゲル総裁、CPIの結果に対し来週の会合で「力強い」利上げが必要と発言した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,510.43 / −280.44 
NADAQ : 11,816.20 / −66.93 
S&P500 : 3,955.00 / −31.16 
S&Pトロント60 : 1,166.33 / −12.20 
*8月ADP雇用統計、予想を下回る結果であったが賃金の大幅な伸びが明らかになった。
*クリーブランド連銀メスター総裁、来年の早い時期までに政策金利を4%超えまで引き上げ、しばらくは据え置く必要があり2023年中の利下げはない予想を明確に示した。
9月 1日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,661.47 / −430.06 
オーストラリアASX200 : 6,845.60 / −141.20 
香港 ハンセンHSI : 19,597.31 / −357.08 
上海総合SSEC : 3,184.98 / −17.16 
*中国四川省の省都である成都市がロックダウンを実施。ゼロコロナへのコミットの強さを示した。
☆ロシア石油大手ルクオイルのマガノフ会長が病院の窓から転落死。ルクオイルはウクライナ侵攻を公に批判した数少ない企業。同社はオリガルヒの一つ。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,148.50 / −135.65 
ユーロSTOXX 600 : 407.66 / −7.46 
ドイツDAX : 12,630.23 / −204.73 
スイスSMI :10,663.44 / −191.59 
*欧州PMI指標は各国で区々、ドイツの小売売上高はマイナス予想に対しプラスの結果。
*ルフトハンザ航空、パイロットが賃上げを求めフランクフルトとミュンヘンで2日ストライキを決行。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,656.42 / +145.99 
NADAQ : 11,785.13 / −31.08 
S&P500 : 3,966.85 / +11.85 
S&Pトロント60 : 1,157.36 / −8.97 
*新規失業保険が先週に続いて増加予想に対し減少、継続申請は同じ。その後のISM指標も予想よりも良好な結果で底堅さを示した。
*アトランタ連銀ボスティック総裁、インフレ率2%はほど遠く、経済を減速させる必要があると述べた。
9月 2日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,650.84 / −10.63 
オーストラリアASX200 : 6,828.70 / −16.90 
香港 ハンセンHSI : 19,452.09 / −145.22 
上海総合SSEC : 3,186.48 / +1.50 
*松野官房長官・鈴木財務相はともに急激な為替の変動は望ましくない旨の発言をし円安をけん制したが市場には影響は皆無であった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,281.19 / +132.69 
ユーロSTOXX 600 : 415.97 / +8.31 
ドイツDAX : 13,050.27 / +420.04 
スイスSMI : 10,891.71 / +228.27 
*点検で停止しているノルドストリーム1が3日に再開するとの報道でエネルギー供給不安が緩和された。その後、オイル漏れを確認したので延期するとの発表がありユーロは振り回される形となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,318.44 / −337.98 
NADAQ : 11,630.86 / −154.26 
S&P500 : 3,924.26 / −42.59 
S&Pトロント60 : 1,164.88 / +7.52 
*8月雇用統計、雇用者数は予想より増加したが失業率が悪化し区々の結果。
*週明けがレイバーデイで祝日のため薄い商いとなり、要人の発言もありませんでした。

翌週の主な経済指標・イベント

5日(月) アメリカ・カナダ、レイバーデイ
GB サービス業購買部協会景気指数 (8月)
6日(火) AU 政策金利発表 (9月)
GB 建設業購買担当者景気指数 (8月)
US ISM非製造業指数 (8月)
7日(水) AU 国内総生産 (前年前期比) (Q2)
GE 国内総生産 (前年前期比) (Q3)
EU 国内総生産 (前年前期比) (Q2)
CA 政策金利発表
US ベージュブック(米地区連銀経済報告)
8日(木) EU 政策金利発表 (9月)
9日(金) CA 雇用者数 (8月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週のトレードは前半の1回のみとなりました。
週始めから勢いよく上昇した後に上弦の線まで落ちてきたところで買いを仕掛けて、下弦の線に到達で利確しました。私の手法としてはとてもシンプルなトレードでしたね。
木曜の夕方18時ごろに上弦の線でサポートされていますが、この時は所用でチャートを見られず後になって仕掛けていれば良かったなと思いました。

 

EUR/USD_1H

ここ最近で最もトレードを行った週となりました。
チャートに関してはスイングとデイトレの保有が4時間以上のものを掲載しております。
火曜、長いヒゲがでているところが下弦の線ということもあり売りを仕掛けました。一旦は下げましたが再び上昇して一時マイ転。しかし0.75ラインで抑えられたのでさらに売りのポジションを増やしました。その後は下落していき、週始値まで下げるかと思いましたが直前で反転し下弦の線まで到達したので全ポジションを決済しました。
木曜、前日大きく上昇してからの下落の戻り売りで仕掛けました。今回も0.75ラインが効いており容易いエントリーでした。利確はロンドンフックス後に分かり易く反転したので手仕舞いしました。
そして金曜、普段は仕掛けることはありませんが、雇用統計で動いた分を利用して売りを仕掛けて週ロールオーバーしています。現状そこそこの利益はあるので週明け情勢次第ですが早めに利確したいと思います。

 

GBP/USD_1H

今週もノートレードとなりました。流石にトレードしなさ過ぎなので来週からノートレードの場合は別のチャート解説を考えています。
私の手法としては前半に週始値をわずかに超える時もありましたが陰線圧力が強いので売りを仕掛けて、後は下段下弦の線に沿うように下落していくのを見届けるといった内容です。利確は下段の安値ラインが理想ですね。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

まずは目の前のボールに集中する。
一瞬一瞬、自分のやれることをやろうと考えて。

~錦織圭 / プロテニス選手

全米オープンテニスが開幕されましたのでテニスプレーヤーに関する名言を選びました。
皆さんもご存じ錦織圭選手の言葉です。

この名言は投資でも当てはまりますね。
目の前の値動きに集中して、自分の戦略戦術に当てはめることの重要性を表しています。

人はやれると考えていても、やろうと考えない人は意外と多いのではないでしょうか。
実際に行動に移すことができない人、人生見逃し三振ばかりだなと感じている方は是非この名言を思い返していただきたいと思います。

それでもあと一歩が踏み出せない方に、
錦織選手と同じ名テニスプレーヤーの名言をご紹介します。

本気になれば自分が変わる! 本気になれば全てが変わる!!
By日本一熱い男・松岡修造選手

 

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