Forex Weekly Report WN31(8/1-5)

どうもKOZIです。

今週も様々なニュースがありましたが、特に線状降水帯による豪雨が気になりました。
豪雨被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

その他は統一教会絡みやガーシーの暴露、米下院議長の台湾訪問による米中対立激化など話題は尽きませんね。
個人的にはもう少し明るいニュースが増えることを切に願っています。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 133.232 135.503 130.391 135.026 182.8 / 1.37%
EUR/JPY 136.213 137.756 133.392 137.399 118.6 / 0.87%
EUR/USD 1.02260 1.02939 1.01227 1.01800 -46.0 / 0.45%
GBP/USD 1.21705 1.22932 1.20029 1.20673 -103.2 / 0.85%
ドル指数(USDX/DXY)  105.828 106.930 105.049 106.577 74.9 / 0.71%
10年債利回り(US10Y)   2.665 2.869 2.516 2.832 0.178 / 6.71%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

8月 1日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,993.35 / +191.71 
オーストラリアASX200 : 6,993.00 / +47.80 
香港 ハンセンHSI : 20,165.84 / +9.33 
上海総合SSEC : 3,259.96 / +6.72 
*前週末の米国株高を受けてAPAC株価は総じて上昇、好決算銘柄に買いが集まる。
*中国PMI、市場予想を下回り予想外に悪化。分岐点の50を下回り中国経済の脆弱さが浮き彫りとなった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,413.42 / −10.01 
ユーロSTOXX 600 : 437.46 / −0.83 
ドイツDAX : 13,479.63 / −4.42 
スイスSMI : 休場
*イタリア国債上昇、10年債利回りが低下。政局不安が投資家心理を悪化したことが背景。
*クレディスイス、人材流出防止のため7月だけで3億ドル支払い。一連の不祥事や経営陣の不安定さが嫌気されたことで他行への移籍が相次ぐ。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 32,798.40 / −46.73 
NADAQ : 12,368.98 / −21.71 
S&P500 : 4,118.63 / −11.66 
S&Pトロント60 : 休場
*ペロシ下院議長の台湾訪問計画報道を受け、地政学的リスクが上昇、株価・ドルともに重しとなった。
*ISM指標、製造業景気指数は市場予想を上回る結果となったがインフレに関する製造業価格指数が大幅に悪化したことが嫌気された。
8月 2日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,594.73 / −398.62 
オーストラリアASX200 : 6,998.10 / +5.10 
香港 ハンセンHSI : 19,689.21 / −476.63 
上海総合SSEC : 3,186.27 / −73.69 
*豪中銀RBA、政策金利を50bp引き上げ1.85%へ。
*RBAロウ総裁、金利発表後の会見で今後の利上げに対し「あらかじめ決めた軌道上にはない」とした。これがハト派的な見解となり豪ドルは下落。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 :7,409.11 / −4.31 
ユーロSTOXX 600 :436.07 / −1.39 
ドイツDAX : 13,449.20 / −30.43 
スイスSMI : 11,118.10 / −27.81 
*主なトピックスなし
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,396.17 / −402.23 
NADAQ : 12,348.76 / −20.22 
S&P500: 4,091.19 / −27.44 
S&Pトロント60 : 1,177.28 / −10.69 
*サンフランシスコ連銀デイリー総裁、利上げ観測が後退していることに対し「インフレ対策は終了からほど遠い」と発言し市場参加者を批判した。
*シカゴ連銀総裁およびクリーブランド連銀総裁もインフレに対するタカ派発言を行った。
8月 3日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,741.90 / +147.17 
オーストラリアASX200 : 6,975.90 / −22.20 
香港 ハンセンHSI : 19,767.09 / +77.88 
上海総合SSEC : 3,163.67 / −22.59 
*NZ雇用統計、強弱混じる結果。失業率の上昇は想定外だが次回会合での50bp利上げの見方は強い。
*ペロシ議長の台湾訪問を受けて米中対立への警戒感が高まり上海株は下落し人民元も小幅安。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,445.68 / +36.57 
ユーロSTOXX 600 : 438.29 / +2.22 
ドイツDAX : 13,587.56 / +138.36 
スイスSMI : 11,178.99 / +60.89 
*ユーロPMI、予想を上回る良好な結果。しかし小売売上高が大幅に悪化した事でユーロの重しとなった。
*ドイツ貿易収支、予想を上回り記録的な水準ながら名目ベースな計算に先行き厳しい見方広まる。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,812.50 / +416.33 
NADAQ : 12,668.16 / +319.40 
S&P500 : 4,155.17 / +63.98 
S&Pトロント60 : 1,181.34 / +4.06 
*米ISM、PMI、製造業受注などの指標が軒並み上昇したことで景気後退懸念が後退しドル上昇。
*前日に続き要人のタカ派発言相次ぐ、セントルイス連銀ブラード総裁はインフレ制御には年末までに4%近くまで利上げをする必要があると述べた。
8月 4日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,932.20 / +190.30 
オーストラリアASX200 : 6,974.90 / −1.00 
香港 ハンセンHSI : 20,174.04 / +406.95 
上海総合SSEC : 3,189.04 / +25.36 
*豪貿易収支、輸出が好調で貿易黒字の記録更新。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,448.06 / +2.38 
ユーロSTOXX 600 : 439.06 / +0.77 
ドイツDAX : 13,662.68 / +75.12 
スイスSMI :11,202.66 / +23.67 
*英中銀BOE、政策金利を50bp引き上げ1.75%とし27年ぶりの大幅利上げに踏み切った。
*英金融報告書が発表され、インフレ加速を見込む一方、第4四半期以降はリセッションに入る見込みの見解が示されポンドは下落。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,726.82 / −85.68 
NADAQ : 12,720.58 / +52.42 
S&P500 : 4,151.94 / −3.23 
S&Pトロント60 : 1,184.05 / +2.71 
*中国が台湾周辺海域で行っていた軍事演習で弾道ミサイルを発射し日本のEEZ内に落下したことで米中対立が激化、リスクオフの円高ドル安となった。
*新規失業保険が2週ぶりに悪化、労働市場の減速が警戒されドル売りに拍車がかかった。
8月 5日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,175.87 / +243.67 
オーストラリアASX200 : 7,015.60 / +40.70 
香港 ハンセンHSI : 20,201.94 / +27.90 
上海総合SSEC : 3,227.03 / +37.99 
*豪中銀RBA、四半期の金融報告書を発表。インフレ見通しは大幅に引き上げ、しかし経済成長率見通しは下方修正を行った。9月会合で50bp利上げ高まる。
*印中銀、50bp利上げでインフレ抑制とルピー防衛。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,439.74 / −8.32 
ユーロSTOXX 600 : 435.72 / −3.34 
ドイツDAX : 13,573.93 / −88.75 
スイスSMI : 11,123.07 / −79.59 
*英中銀ピル チーフエコノミスト、今後も柔軟に政策金利を決定する。9月の50bpと今後の大幅利上げは想定すべではないと述べた。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,803.47 / +76.65 
NADAQ : 12,657.56 / −63.03 
S&P500 : 4,145.19 / −6.75 
S&Pトロント60 : 1,186.24 / +2.19 
*米雇用統計、雇用者数・失業率ともに市場予想を上回る強い結果となり長期金利上昇し全般ドル買い。
*雇用統計の結果により9月FOMC会合での75bp利上げへの観測高まる。

翌週の主な経済指標・イベント

7日(日) CN 中国貿易収支
9日(火) AU Westpac消費者信頼感指数 (8月)
10日(水) GE 消費者物価指数 (前年前月比) (7月)
US 消費者物価指数 (前年比) (7月)
11日(木) 日本・山の日
US 生産者物価指数 (前年前月比) (7月)
12日(金) GB 国内総生産 (前年前期比) (Q2)、製造業生産 (前年前月比) (6月)
US 輸入物価指数 (前月比) (7月)
US ミシガン大学消費者信頼感指数 (8月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

先週から大きく下げていましたが一過性ものに過ぎないと判断し買い場を探る方法をとりました。
月曜から下段・下弦の線に沿うように落ちていきましたので一時的に強く下げて反転するであろうと考え131.00円と130.50円に指値を入れて双方とも約定。
利確について。初手の131.00円は週始値で、130.50円は中段下弦の線を抜けましたが前日の高値を超えることができず滞留していたので手仕舞いしました。

 

EUR/USD_1H

ユーロドルに関しては先週の高値で売りの指値を入れて月曜の夕方に約定。翌火曜の朝に上段・上弦の線で抑えられヒゲも長いことから追加で売りを入れました。
利確について。初手は中段・上弦の線で手仕舞い。あとは週始値にSLを入れて様子見していました。
水曜夜に週始値を超えるかと思いましたが超えず、また下がったので再度様子見。翌木曜の朝に中段・下弦の線では抑えられなかったので3倍スワップを確認して手仕舞いしました。

 

GBP/USD_1H

今週もノートレードとなりました。
ここ最近ですがポンドへのトレード意欲が薄れていますので、何とか持ち直したいですね。
但しテクニカル・ファンダメンタルともに難しい局面ではあります。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

先見之明

~楊 彪(よう ひょう) / 「後漢書」の「楊彪伝」より

今回は四文字熟語で格言を取り上げてみました。

投資家にとっては非常に重要なスキルですね。
「先見」は先のことを見抜くこと「明」は物事の本質を見抜く能力のことですが、
聞いたことがあっても内容をしっかり理解している方は少ないのではないでしょうか。

一つ目は、将来・先の事を見抜く力。
二つ目は、物事の結果を見通す力。
最後は、先を見越して用意・準備ができる力。

先週あまり根拠もない米リセッション突入などというワードにむやみに反応してしまった方には参考にしていただきたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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