Forex Weekly Report WN25(6/20-24)

どうも皆さんKOZIです。

昨日は全国各地で真夏日や猛暑日となり、熱中症のニュースをよく目にしました。
急激な気温の変化で体調を崩すのは仕方ないと思いますが、少なくとも屋外ではマスクは外しましょう。
「マスク=日本人」という題の記事を見かけましたが、本当に異常だと思います。
政府がマスクを外しましょうと推奨したら、マスコミが「コロナ感染者急増!!脱マスクが原因か」などと騒いで民衆を扇動しようとします。最終的には自身の判断ですが、お気をつけて頂ければ幸いです。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 134.900 136.713 134.266 135.165 31.0 / 0.23%
EUR/JPY 141.339 144.246 141.285 142.607 101.2 / 0.71%
EUR/USD 1.04720 1.06059 1.04686 1.05570 63.7 / 0.61%
GBP/USD 1.22181 1.23240 1.21605 1.22724 54.3 / 0.44%
ドル指数(USDX/DXY)  104.650 104.947 103.858 104.121 -52.9 / 0.51%
10年債利回り(US10Y)   3.239 3.317 3.007 3.134 -0.097 / 3.00%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

6月 20日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 25,771.22 / −191.78 
オーストラリアASX200 : 6,433.40 / −41.40 
香港 ハンセンHSI : 21,163.91 / +88.91 
上海総合SSEC : 3,315.43 / −1.36 
週明けのAPACマーケットはまちまちの展開。オセアニア通貨は対ドルで堅調。人民元もLPR金利据え置きが好感され1週間ぶりの高値をつけた。対し株価は軒並み下落、香港市場は不動産関連やレノボの株が買われ相場を支えたことで続伸となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,121.81 / +105.56 
ユーロSTOXX 600 : 407.14 / +3.89 
ドイツDAX : 13,265.60 / +139.34 
スイスSMI : 10,485.91 / +34.60 
ロンドン市場では株価は反発、先週の重要イベントを通過したことで堅調に推移。対しポンドは伸び悩んだ。欧州市場ではEU各国の中銀総裁が利上げ支持の発言が相次いだことでユーロ買いが優勢、しかし米国が休場のため様子見ムードが強く長続きしなかった。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 休場
NADAQ : 休場
S&P500 : 休場
S&Pトロント60 : 1,164.55 / +16.04 
NY市場はジューンティーンス独立記念日の振替休日で休場。
6月 21日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,246.31 / +475.09 
オーストラリアASX200 : 6,523.80 / +90.40 
香港 ハンセンHSI : 21,559.59 / +395.68 
上海総合SSEC : 3,306.72 / −8.71 
時間外の米株価先物が上昇したことを受けてAPACマーケットの株価も総じて堅調。上海のみ小幅反落。
通貨も堅調に推移。豪ドルはロウ総裁の発言により利上げ期待が高まり買いが優勢であったが、大幅な利上げはないと分かると上値は限られた。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,152.05 / +30.24 
ユーロSTOXX 600 :408.58 / +1.44 
ドイツDAX : 13,292.40 / +26.80 
スイスSMI : 10,479.84 / −6.07 
ロンドン市場では株価が続伸、ポンドは中銀関係者の金融引き締め発言で買いが優勢であったが続かず限定的。欧州市場も同様にフィンランド中銀総裁が0.25%以上の利上げについて言及し、一時はユーロ買いが優勢であったが上値は重く伸び悩んだ。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,530.25 / +641.47 
NADAQ : 11,069.30 / +270.95 
S&P500: 3,764.79 / +89.95 
S&Pトロント60 : 1,168.07 / +3.52 
連休明けのNY市場では株価は大きく続伸、特段材料はなかったが3万ドルを割った反動買いが入ったと思われる。ドルは対円で上昇、日米金利差の拡大により先週高値の更新だけではなく136円の節目を抜けた。この日円はほとんどの通貨に対し軟調であった。
6月 22日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,149.55 / −96.76 
オーストラリアASX200 : 6,508.50 / −15.30 
香港 ハンセンHSI : 21,008.34 / −551.25 
上海総合SSEC : 3,267.20 / −39.52 
APACマーケットの株価・通貨ともに軟調に推移。
当日夜にパウエル議長の発言が控えており、金融引き締めの警戒感から米株価先物が下落したことが波及しAPACの株価・通貨供に下落となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,089.22 / −62.83 
ユーロSTOXX 600 : 405.74 / −2.84 
ドイツDAX : 13,144.28 / −148.12 
スイスSMI : 10,528.34 / +48.50 
ロンドン市場では朝方発表されたCPIが予想を上回る結果となり利上げ圧力が高まった事が嫌気され株価は下落。ポンドは買いが優勢となりロンドンフィックスにかけては1.2315まで上昇した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,483.13 / −47.12 
NADAQ : 11,053.08 / −16.22 
S&P500 : 3,759.89 / −4.90 
S&Pトロント60 : 1,155.42 / −12.65 
トロント市場ではロンドンと同じくCPIが予想を上回る結果となり株価は下落しカナダドルが買われる展開となった。NY市場ではパウエル議長が上院銀行委員会において議会証言を行った。内容がFOMCの声明と変わらずサプライズが無かったため相場への影響は限定的であった。
6月 23日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,171.25 / +21.70 
オーストラリアASX200 : 6,528.40 / +19.90 
香港 ハンセンHSI : 21,273.87 / +265.53 
上海総合SSEC : 3,320.15 / +52.95 
APACマーケットの通貨は総じて軟調に推移。米経済の景気後退懸念が高まっていることが背景。対し株価は反発した。日経などは小幅反発だが香港・上海が大幅に反発。支援政策による期待買いが広まった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,020.45 / −68.77 
ユーロSTOXX 600 : 402.40 / −3.34 
ドイツDAX : 12,912.59 / −231.69 
スイスSMI : 10,453.31 / −75.03 
英・独・仏・EUのPMI指標があり全てにおいて悪い結果となった事で景気悪化懸念が高まり株式は続落。
ノルウェーでは政策金利発表があり、現行の0.75%から1.25%へ大幅に引き上げた。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,677.36 / +194.23 
NADAQ : 11,232.19 / +179.11 
S&P500 : 3,795.73 / +35.84 
S&Pトロント60 : 1,138.99 / −16.43 
NY市場では下落相場が続いていた為、値ごろ感による買いが入り、特にハイテク株関連の株が買われNASDAQは他指数に比べ大きく反発した。
対しドルは新規失業保険やPMI指標が悪い結果となった事でドルは序盤軟調に推移。後半はパウエル議長がインフレ抑制に向けて無条件で取り組むと表明し、相場を下支えした。
6月 24日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,491.97 / +320.72 
オーストラリアASX200 : 6,578.70 / +50.30 
香港 ハンセンHSI : 21,719.06 / +445.19 
上海総合SSEC : 3,349.75 / +29.60 
前日の米国株上昇の流れを引き継ぎAPACマーケットの株価も続伸。特に香港株はアリババグループがけん引した。通貨はドルが軟調に推移した影響で総じて堅調。しかし日本円は輸出企業の売りに押されドルと同じく軟調であった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,208.81 / +188.36 
ユーロSTOXX 600 : 412.93 / +10.53 
ドイツDAX : 13,118.13 / +205.54 
スイスSMI : 10,823.12 / +369.81 
APACの流れを引き継ぎ株価は大幅に反発、スイスSMIは前日比3.54%と大きく上昇した。対し通貨はまちまちの展開。ユーロは序盤、ドイツIFO指標の軟調な結果で売りが先行していたが株価の上昇を受けて後半は買戻しが入り値を上げる展開となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,500.68 / +823.32 
NADAQ : 11,607.62 / +375.43 
S&P500 : 3,911.74 / +116.01 
S&Pトロント60 : 1,158.26 / +19.27 
NY市場でもこれまでの流れを引き継いて株価は大幅に上昇。ミシガン指標が予想を下回り過去最低を記録したことで利上げ観測が後退したことが背景。
株価に対してドルは低調な指標結果で売りが先行していたがセントルイス連銀のブラード総裁がリセッションの可能性は低いとし、利上げ前倒しを支持したことでドル買いに転じる場面もあった。

翌週の主な経済指標・イベント

27日(月) US 耐久財受注 (前月比) (5月)、中古住宅販売保留 (前月比) (5月)
28日(火) US 消費者信頼感指数 (6月)
29日(水) AU 小売売上高 (前月比) (5月)
US 国内総生産 (前期比) (Q1)
30日(木) CN 製造業PMI (6月)
GB 国内総生産 (前年前期比) (Q1)
GE 小売売上高 (前年前月比) (5月)
GE 失業率 (6月)
1日(金) US 個人消費支出物価指数 (前年前月比) (5月)
CA 国内総生産 (前月比) (4月)
香港特別行政府設立記念日・カナダ建国記念日
CN  Caixin製造業購買者担当者指数 (6月)
GE 製造業購買部協会景気指数 (6月)
EU 製造業購買部協会景気指数 (6月)
GB 製造業購買部協会景気指数 (6月)
EU 消費者物価指数 (前年比) (6月)
US ISM製造業購買担当者景気指数 (6月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週はノートレードでした。
継続してご覧いただいている方はご存じですが、先週と4週間前のポジションをホールドしています。
今週は136円の節目を抜けましたが一旦は押し戻されています。このままじわじわと上げ行くのかは来週の動向次第ですが先週と今週のチャートを見る限り上値は重そうですね。

 

EUR/USD_1H

今週のユーロドルに関しては2回トレードしました。
火曜の1回目ですが、これは指値売りで1.0580と1.0600に仕掛けていました。
1.0580が約定して1.0500で手仕舞いといった展開です。
続いて2回目は1回目に約定しなかった1.0600が約定し1回目と同じく1.0500で手仕舞いしました。
今週は週始値より上の陽線展開ということで、先週の高値を意識して戦略を組めば容易なトレードだったと思います。

 

GBP/USD_1H

今週は先週に続きノートレードとなりました。
今週は中段のクロスポイントがサポートとして機能しているので買いを仕掛けるチャンスはありましたね。
ただポンドにしてはあまり動きがない週だったと思います。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

Following qualifications or speak to the future not now a fight.
今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない。

~ロベルト・バッジョ / Roberto Baggio~

今週はイタリアのファンタジスタと言われた有名なサッカー選手”ロベルト・バッジョ”の名言を選びました。

シンプルながらも本質を突いた名言だと思います。
投資だけではなく人生においても言えることですね。

FXでも株でも語ってばかりでろくにトレードしない人がそうです。
自分がここぞと決めた時に実行できるかどうかが肝心です。

迷ったときには是非思い出してみてくださいね!!

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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