どうも皆さんKOZIです。
ロシアによるウクライナ侵攻は依然として変わらず、国際社会がどう対応していくかが今後の鍵となりますね。
今週一番気になったのが吉野家の役員による「生娘をシャブ漬け戦略」発言です。
これを知った時は、酒でも飲んで酔っ払って考えたのかと思いました。
今の時代はコンプライアンスや人権・ジェンダーなど厳しいので役員の身でこの発言は不適切ですね。私の意見としてはネーミングセンスがダサい、もっとマシな言い方はできなかったのかと思いました。
それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。
①市況データ
OPEN | HIGH | LOW | CLOSE | 前週比 | |
USD/JPY | 126.320 | 129.408 | 126.237 | 128.484 | 213.1 / 1.69% |
EUR/JPY | 136.518 | 140.004 | 136.453 | 138.738 | 222.0 / 1.63% |
EUR/USD | 1.08036 | 1.09361 | 1.07611 | 1.07960 | -12.4 / 0.11% |
GBP/USD | 1.30417 | 1.30898 | 1.28225 | 1.28321 | -222.8.4 / 0.16% |
ドル指数(USDX/DXY) | 100.500 | 101.331 | 99.818 | 101.118 | 61.9 / 0.62% |
10年債利回り(US10Y) | 2.860 | 2.981 | 2.810 | 2.903 | 0.076 / 2.69% |
出典:TradeView
②各種指標・イベント
4月 18日(月) | |||
APAC アジア オセアニア |
日経平均 : 26,799.71 / −293.48 オーストラリアASX200 : 休場 香港 ハンセンHSI : 休場 上海総合SSEC : 3,195.52 / −15.72 |
オセアニアや香港が休場で商いが薄い中であるが開場してからは円安の展開。黒田総裁が衆院決算行政監視委員会で円安をけん制する発言をしたが限定的。日銀が金融緩和政策をする限り金利差は拡大するとの見方から底堅い。 | |
EMEA 欧州 中東 アフリカ |
イギリスFTSE100 : 休場 ユーロSTOXX 600 : 休場 ドイツDAX : 休場 スイスSMI : 休場 |
復活祭(イースターマンデー)のため各国休場 | |
NCSA 北米 南米 |
NYダウ: 34,411.69 / −39.54 NADAQ : 13,332.36 / −18.72 S&P500 : 4,391.69 / −0.90 S&Pトロント60 : 1,321.81 / +0.88 |
欧州がイースターマンデーで休場となり商いが薄い中ドルは対円で金利差の拡大および5月の利上げ観測からドル買いが優勢。引けにかけては127円の値を付けた。またセントルイス連銀のブラード総裁はインフレが高すぎるとして、0.75%の利上げも排除しないと述べたこともドル買いの支援材料となった。 |
4月 19日(火) | |||
APAC アジア オセアニア |
日経平均 : 26,985.09 / +185.38 オーストラリアASX200 : 7,565.20 / +41.80 香港 ハンセンHSI : 21,027.76 / −490.32 上海総合SSEC : 3,194.03 / −1.50 |
依然としてドル買い・円安が進行しており、さらに投機勢も加わり一時は128.33円まで値を上げる展開となった。鈴木財務相が円安をけん制する発言をしたが限定的で、際立った内容もなく効果が薄くなっている。 | |
EMEA 欧州 中東 アフリカ |
イギリスFTSE100 : 7,601.28 / −15.10 ユーロSTOXX 600 : 456.28 / −3.54 ドイツDAX : 14,153.46 / −10.39 スイスSMI : 12,281.42 / −193.66 |
ロンドン市場では経済成長の鈍化や景気後退が懸念され株式は反落、ポンドは序盤買いが先行したが限定的で1.3000~1.3040で推移。ユーロも同様の展開。 イースター明けで売りが出やすい状況であった。 |
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NCSA 北米 南米 |
NYダウ : 34,911.20 / +499.51 NADAQ : 13,619.66 / +287.30 S&P500: 4,462.21 / +70.52 S&Pトロント60 : 1,331.19 / +9.38 |
日米金利差の影響でドルは対円で20年ぶりの高値を更新した。10年債利回りも2.93%まで上昇するなどドル買いの支援材料となった。またハト派で知られるシカゴ連銀のエバンズ総裁は年内に通常の倍に当たる0.5%利上げを支持するなどと発言した。 |
4月 20日(水) | |||
APAC アジア オセアニア |
日経平均 : 27,217.85 / +232.76 オーストラリアASX200 : 7,569.20 / +4.00 香港 ハンセンHSI : 20,944.67 / −83.09 上海総合SSEC : 3,151.05 / −42.98 |
中国を除くAPAC各国では前日の米国株の上昇に追随する展開となった。対し通貨は軟調。東京市場では仲値後に日銀が指しオペを実施。本来は円売りだが急騰していただけに利食い売りを誘発する形となった。 | |
EMEA 欧州 中東 アフリカ |
イギリスFTSE100 : 7,629.22 / +27.94 ユーロSTOXX 600 : 460.10 / +3.82 ドイツDAX : 14,362.03 / +208.57 スイスSMI : 12,310.17 / +28.75 |
APACの流れを受けて株価は反発して取引を終えた。 EUの景気後退の懸念は高いが、この日はECBや中銀総裁などの利上げに関する発言が目立ちユーロ買いが優勢となった。ポンドもユーロに追随した。 |
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NCSA 北米 南米 |
NYダウ : 35,160.79 / +249.59 NADAQ : 13,453.06 / −166.59 S&P500 : 4,459.45 / −2.76 S&Pトロント60 : 1,328.91 / −2.28 |
ダウ平均で構成されるIBMの四半期決算があり好調な結果、またJ&Jなども堅調に推移しており続伸への材料となった。NASDAQは動画配信サービス「ネットフリックス」が前日比35%の暴落となり反落への要因となった。この日はG20財相会合がありポジション調整のドル売りが観測されドル円は6日ぶりに反落した。 |
4月 21日(木) | |||
APAC アジア オセアニア |
日経平均 : 27,553.06 / +335.21 オーストラリアASX200 : 7,592.80 / +23.60 香港 ハンセンHSI : 20,682.22 / −262.45 上海総合SSEC : 3,079.81 / −71.24 |
前日に続いて中国を除きAPAC株価は続伸。NZではCPIの発表があり、予想より低かったが前期比より加速し30年ぶりの高水準となった。対し通貨は軟調。ドル円は前日129円で抑えられたことで売りが出やすい形となった。しかし依然とドル高・円安傾向は根強い。 | |
EMEA 欧州 中東 アフリカ |
イギリスFTSE100 : 7,627.95 / −1.27 ユーロSTOXX 600 : 461.57 / +1.47 ドイツDAX : 14,502.41 / +140.38 スイスSMI : 12,301.33 / −8.84 |
ECBのデギンドス副総裁が7月にも利上げを行う可能性があると発言しユーロ買いが先行した。しかし先週の高値で上げ止まり、以後は失速し上昇前の水準まで値を下げた。 | |
NCSA 北米 南米 |
NYダウ : 34,792.76 / −368.03 NADAQ : 13,174.65 / −278.41 S&P500 : 4,393.66 / −65.79 S&Pトロント60 : 1,310.19 / −18.72 |
FRBのパウエル議長はIMFの会合においてインフレ率が目標の3倍に達していることから5月のFOMCで0.5%の利上げを検討すること等を述べた。 主要株価は好決算銘柄に買いが集まり先行したが、上記の発言により懸念が高まり後半は売りが優勢となった。 |
4月 22日(金) | |||
APAC アジア オセアニア |
日経平均 : 27,105.26 / −447.80 オーストラリアASX200 : 7,473.30 / −119.50 香港 ハンセンHSI : 20,638.52 / −43.70 上海総合SSEC :3,086.92 / +7.11 |
前日のパウエル議長の発言で米国株が下落した影響を受けて株価・通貨は軟調。また正午過ぎに日米財務相会談において為替の協調介入について議論したと報じられると売りが強まり一時は127.74円まで値を下げたが、押し目買いも見られ128円台まで巻き返した。 | |
EMEA 欧州 中東 アフリカ |
イギリスFTSE100 : 7,521.68 / −106.27 ユーロSTOXX 600 : 453.31 / −8.26 ドイツDAX : 14,142.09 / −360.32 スイスSMI : 12,258.33 / −43.00 |
金融引き締め政策およびAPAC市場の流れを引き継ぎ株価・通貨供に下落。英では小売売上高やPMI指標の低い結果を受けて経済成長への不安も売りへつながった。ポンド・ユーロともに急落したがユーロはラガルド総裁の年内利上げ発言で下げ渋る場面もあった。 | |
NCSA 北米 南米 |
NYダウ : 33,811.40 / −981.36 NADAQ : 12,839.29 / −335.36 S&P500 : 4,271.78 / −121.88 S&Pトロント60 : 1,281.87 / −28.32 |
前日のパウエル議長の発言から金融引き締め政策が高まる警戒感から株価は暴落。NYダウは一時1000ドル超えの下げを見せた。ハイテク株の比率が高いNASDAQは3日連続の大幅下落となった。対しドルは株式相場の下落に伴うリスクオフのドル買いが強まった。またコロンビア大学で黒田総裁が講演し、円が下落しても金融緩和は続けることが必要と発言したことでドル円は一時129.10円まで上昇した。 |
翌週の主な経済指標・イベント
25日(月) | 祝 | オーストラリア・ニュージーランドアンザックデーにて休場 |
DE | IFO景況指数 (4月) | |
26日(火) | US | 耐久財受注 (前月比) (3月)、 消費者信頼感指数 (4月) |
27日(水) | AU | 消費者物価指数 (前年前期比) (Q1) |
US | 中古住宅販売保留 (前月比) (3月) | |
28日(木) | US | 国内総生産 (前期比) (Q1) |
29日(金) | GE | 国内総生産 (前年前期比) (Q1) |
EU | 消費者物価指数 (前年比) (4月) | |
CA | 国内総生産 (前月比) (2月) | |
US | ミシガン大学消費者信頼感指数 (4月) |
※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア
③トレード
それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。
USD/JPY_1H
最近ノートレードが続いていたので軽い気持ちで週明け早々買いを仕掛けてみました。
テクニカルとか関係なく直感でトレードしましたので解説はありません。
今週は水曜に下落はしましたが、またしても週始値を一度も割ることなく上昇トレンドは依然として継続中で130円の節目がどうなるかがポイントですね。
EUR/USD_1H
今週は序盤、週始値より下にて推移しており様子見をしておりました。
水曜の段階で一時的に先週の高値付近まで上昇してくると判断し1.0930に売り指値を仕掛けました。
木曜に予想通り約定し金曜の昼頃に時間的なこと及び停滞していたため利確しました。
GBP/USD_1H
今週の前半は週始値より下で推移。
いつも通りの週始値を意識したプライスアクションで2回トレードを行いました。
週折り返し地点から週始値を抜けて上昇しましたが上弦の線で抑えられており、その後は下落して陰線転換、さらに金曜の急落で2020年10月以来の安値を更新しており今後の動向が気になりますね。
以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。
④今週の格言
A real loser is somebody that’s so afraid of not winning,
they don’t even try.
本当の負け犬ってのは負けるのが怖くて挑戦しないやつらのことだ。
~エドウィン・フーヴァー/映画『リトル・ミス・サンシャイン』~
今週も映画から気になった名言を選んでみました。
皆さん、このドル高・円安の情勢ですが勿論トレードしていますよね?
普段はドル円の買い(ロング)しかしない方も多いと思いますが、
このチャンスを掴めていなければ残念ですが、この名言通りです。
私がブログを通して手法やファンダメンタルのことをお伝えしていますが、
最終的には皆さん個々の自信(意思決定)が肝心になります。
どちらかというと自信(意思決定)を身に着けて頂ければ嬉しいです。
その為、毎回ですが名言紹介をしている訳です。
世の中には色んなトレード手段がありますが、決断してトレードを行うのは自分自身です。
「決断力」
是非、投資だけではなく普段の行動でも意識してみてはいかがでしょうか!!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪
※当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。
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