Forex Weekly Report WN12(3/21-25)

どうも皆さんKOZIです。

ウクライナ情勢の長期化が懸念される中、北朝鮮によるミサイル発射など安保に注目が集まっています
今週のニュースはウクライナの事か停電ぐらいしか思い浮かばないのが何とも言えない感じですね。
まん延防止は解除されましたが、何か変わったかと言うと飲食店の営業時間が元に戻ったくらいで実感がわかないのが個人的な感想です。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 119.145 122.434 119.063 122.084 293.9 / 2.47%
EUR/JPY 131.662 134.742 131.380 134.026 236.4 / 1.80%
EUR/USD 1.10568 1.10702 1.09609 1.09819 -68.6 / 0.62%
GBP/USD 1.31701 1.32983 1.31200 1.31802 3.7 / 0.03%
ドル指数(USDX/DXY)   98.237 98.965 98.157 98.807 57.8 / 0.59%
10年債利回り(US10Y)   2.149 2.503 2.148 2.479 0.324 / 15.03%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

3月 21日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 休場
オーストラリアASX200 : 7,278.50 / -15.90
香港 ハンセンHSI : 21,221.34 / −191.06
上海総合SSEC : 3,253.69 / +2.62
日本が祝日のため東京市場は休場。ドル円は小幅に推移。豪ドルは豪10年債利回りが2.54%まで上昇した影響で堅調に推移。対円では88.50円と2018年1月以来の高値を付けた。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,442.39 / +37.66 
ユーロSTOXX 600 : 454.79 / +0.19 
ドイツDAX : 14,326.97 / −86.12 
スイスSMI : 12,171.28 / −13.71 
ロンドン市場では株式が続伸して取引を終えた。対してポンドは軟調。欧州市場では横ばいで推移、エネルギー関連の株価が急騰したがウクライナ情勢の和平交渉が進まず投資家の懸念が高まったことが背景。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 34,552.99 / −201.94 
NADAQ : 13,838.46 / −55.38 
S&P500 : 4,461.18 / −1.94 
S&Pトロント60 : 1,332.97 / +12.37 
パウエル議長の講演で今後の会合において積極的に政策金利を引き上げる等の金融引き締め政策に前向きな姿勢を示した。これによりドル買いが優勢となり対円では先週の高値を更新した。対し株価はこの発言が嫌忌され反落する展開となった。
3月 22日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,224.11 / +396.68 
オーストラリアASX200 : 7,341.10 / +62.60 
香港 ハンセンHSI : 21,889.28 / +667.94 
上海総合SSEC : 3,259.86 / +6.18 
前日のパウエル議長のタカ派発言を受けてドル買いの流れを引き継ぐ形となった。ドル円は投機筋の仕掛け買いによりストップロスを誘発し120.47円まで上昇する展開となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,476.72 / +34.33 
ユーロSTOXX 600 : 458.65 / +3.86 
ドイツDAX : 14,473.20 / +146.23 
スイスSMI :12,202.62 / +31.34 
ロンドン市場では英10年債利回りが2018年10月以来の高水準に達したことから全般ポンド買いが優勢。
株価についてもAPACの流れを引き継ぎ欧州の主要指数も堅調な展開となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,807.46 / +254.47 
NADAQ : 14,108.82 / +270.36 
S&P500: 4,511.61 / +50.43 
S&Pトロント60 : 1,336.76 / +3.79 
欧州時間でドル円は121円に達したが、NYに入りドル買いも一服して下落し120円半ばでの展開。
セントルイス連銀のブラード総裁が今年中に金利を3%に引き上げるべきと強調したが相場への影響は限定的であった。
3月 23日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,040.16 / +816.05 
オーストラリアASX200 : 7,377.90 / +36.80 
香港 ハンセンHSI : 22,154.08 / +264.80 
上海総合SSEC : 3,271.03 / +11.17 
オセアニアでの債券利回りとコモディティー高を背景に豪ドル・NZドルが堅調。豪ドルは対円で6年ぶりの高値。東京市場では円安・ドル高が進んでいることで7日連続の続伸、一時は830円超える展開となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,460.63 / −16.09 
ユーロSTOXX 600 : 454.03 / −4.62 
ドイツDAX : 14,283.65 / −189.55 
スイスSMI : 12,099.50 / −103.12 
欧州各国の株価はAPACの流れを引き継ぎ買いが先行していたが伊のドラギ首相がプーチンは停戦に関心がないと発言。さらにポーランドがウクライナにNATOの平和維持部隊を派遣する案に対し露ラブロフ外相が露とNATOの軍事衝突になると発言た。これにより株価・欧州通貨共に売りが優勢となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,358.50 / −448.96 
NADAQ : 13,922.60 / −186.21 
S&P500 : 4,456.24 / −55.37 
S&Pトロント60 : 1,325.82 / −10.94 
バイデン大統領がEU首脳と共にロシアへの制裁をする見通しから原油価格が上昇しドル買い・ユーロ売りの展開。FRBが利上げを急ぐ見通しにより株価も反落、さらに原油先物価格の高騰を受けたことも下落した要因となった。
3月 24日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,110.39 / +70.23 
オーストラリアASX200 : 7,387.10 / +9.20 
香港 ハンセンHSI : 21,945.95 / −208.13 
上海総合SSEC : 3,250.26 / −20.77 
アジア通貨はドル高の影響で小幅安の展開。オセアニア通貨は昨日と同じく堅調に推移。日経平均は利益確定の売りに序盤は押されていたが徐々に買戻しが入り引け前にプラス転換し8日連続の続伸となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,467.38 / +6.75 
ユーロSTOXX 600 : 453.07 / −0.96 
ドイツDAX : 14,273.79 / −9.86 
スイスSMI : 12,131.45 / +31.95 
G7首脳会合やNATO緊急首脳会議が行われることから様子見ムードが高まり通貨・株価共に小幅な展開となった。ウクライナ情勢が続く中、ECBエルダーソン専務理事はECBが年内に利上げする可能性は依然としてあると発言した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,707.94 / +349.44 
NADAQ : 14,191.84 / +269.23 
S&P500 : 4,520.16 / +63.92 
S&Pトロント60 : 1,326.24 / +0.42 
依然とドル高・円安の傾向が続く中、失業保険申請やPMIなどの経済指標がいずれも良い結果。さらにシカゴ連銀のエバンズ総裁は年内に0.25%の幅で7回利上げを行い来年には2.75~3%にするFRBのシナリオに同調すると述べた。これによりドル円は122円を突破し一時は122.41円まで値を伸ばした。
3月 25日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,149.84 / +39.45 
オーストラリアASX200 : 7,406.20 / +19.10 
香港 ハンセンHSI : 21,404.88 / −541.07 
上海総合SSEC :3,212.24 / −38.02 
オセアニア市場は前日と同じく続伸。豪ドルは対円で6年ぶりに92.01円まで上昇した。東京市場でも日経平均は小幅ながら9日連続で続伸した。ドル円は米長期金利の低下と鈴木財務相の円安けん制により一時121.18円まで値を下げた。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,483.35 / +15.97 
ユーロSTOXX 600 : 453.55 / +0.48 
ドイツDAX : 14,305.76 / +31.97 
スイスSMI : 12,121.67 / −9.78 
ウクライナ情勢の不透明感は依然としてあるがロンドン・欧州ともに株価は反発して取引を終えた。ユーロはロンドンフィクスにかけてポジション調整の売りを観測した。他の通貨は小幅な推移となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,861.24 / +153.30 
NADAQ : 14,169.30 / −22.54 
S&P500 : 4,543.06 / +22.90 
S&Pトロント60 : 1,330.74 / +4.50 
ドル指数およびNYダウは続伸、NASDAQは長期金利の上昇でハイテク株などに売りが入り反落。
この日もFRB高官によるタカ派発言が続いた。NY連銀のウィリアムズ総裁は0.50%の利上げが適切であれば踏み切ると明言した。

翌週の主な経済指標・イベント

29日(火) AU 小売売上高 (前月比) (2月)
US 消費者信頼感指数 (3月)
US JOLT求職 (2月)
30日(水) US ADP非農業部門雇用者数 (3月)
US 国内総生産 (前期比) (Q4)
31日(木) GE 失業率 (3月)
US 個人消費支出価格指数 (前年前月比) (2月)
CA 国内総生産 (前月比) (1月)
1日(金) GE 製造業購買部協会景気指数 (3月)
GB 製造業購買部協会景気指数 (3月)
EU 消費者物価指数 (前年比) (3月)
US 非農業部門民間雇用者数・ 失業率 (3月)
US ISM製造業購買担当者景気指数 (3月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。
※今週は別の事業に専念しておりFXについてはノートレードです※

USD/JPY_1H

週初めから2週連続の上昇基調で、先週の幅を上回って引けとなっています。
金曜の13時に下ヒゲが出ており、上段・上弦の線で反発しています。
マーケットやアナリストも予想していますが私個人的にも今後ドルは何事もなければ上昇すると考えています。

 

EUR/USD_1H

週開けてから終始陰線での展開となりました、
火曜日から週始値に売りの指値を注文していましたが指さることなく週を終えてしまいました。
チャート上では22日の16時に上弦の線に支えられて上昇しているので、通常ならここで買いを仕掛けていたと思います。翌23日の22時にも同じ値で支えられているので来週以降も注視したいところです。

 

GBP/USD_1H

22日16時に安値を付けたからはポンド高で上昇し先週高値を更新。以降も週始値より上の陽線展開となっています。私自身ですが上・中段の線が交わる値で売り買いの指値を入れていましたが、どちらも指さることなく引けとなっていますのでノートレードです。

 

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

When we see men of worth, we should think of equaling them; when we see men of a contrary character, we should turn inwards and examine ourselves.

徳ある人を見たら、その人に並ぶことをめざせ。
徳なき人を見たら、我が身を振り返り、自省せよ。

~孔子/Confucius

今週は春秋時代の中国の思想家、そして儒家の始祖とも言われる孔子の名言を選びました。

日本でも”人の振り見て我が振り直せ”とう諺がある通り日頃から取り入れたい行動ですね。
投資は基本的には個人プレーなので自分との戦いです。

今回の名言で「その人に並ぶことをめざせ」とありますが、
注意していただきたいのがSNSなどで安易に他人の手法を真似しないことです。

よく収益や成績を見せびらかして誘い、
あとから有料のサービスを利用させる手口は昔からあります。
しかもその収益や成績は捏造だったりと人間の欲を利用し、
食い物にする輩はいつの世にもいますので注意してくださいね!

私も手法をある程度は公開していますが、これは長年やった経験によるものです。
それと収益などを公開するつもりは一切ありませんので悪しからず。

他人を見習うこともいいですが、まずは自身の行動を振り返ってみてはいかかでしょうか。
さすれば投資を長く続けられるものは見えてくると思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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