Forex Weekly Report WN07(2/14-18)

どうも皆さんKOZIです。

冬季オリンピックも終盤、カーリング女子が決勝進出という報道で嬉しい限りです。
決勝では悔いが残らないよう全力を尽くして欲しいですね。

話は変わってコロナですが、私の住んでいる大阪ではまん延防止措置が延長となりました。
本当に残念ですね。少なくとも街の雰囲気を見る限り市民は望んでいないでしょう。
私個人の意見としては、規制は全面解除すべきだと思っています。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 115.304 115.874 114.789 114.996 -42.3 / 0.37%
EUR/JPY 130.689 131.907 130.046 130.209 -74.8 / 0.57%
EUR/USD 1.13371 1.13959 1.12799 1.13189 -26.4 / 0.23%
GBP/USD 1.35493 1.36427 1.34862 1.35805 32.8 / 0.24%
ドル指数(USDX/DXY)   96.034 96.435 95.677 96.106 7.2 / 0.07%
10年債利回り(US10Y)   1.961 2.063 1.903 1.934 0.019 / 0.99%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

2月 14日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,079.59 / −616.49 
オーストラリアASX200 : 7,243.90 / +26.60 
香港 ハンセンHSI : 24,556.57 / −350.09 
上海総合SSEC : 3,428.88 / −34.07 
アジア通貨はウクライナ情勢を受けて軟調、オセアニアは横ばいの展開。同様に株価指数は大幅下落している。豪とNZの10年債が上昇しており、NZは2018年以来の高水準となっている。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,531.59 / −129.43 
ユーロSTOXX 600 : 460.96 / −8.61 
ドイツDAX : 15,113.97 / −311.15 
スイスSMI : 12,026.37 / −205.60 
ロシアによるウクライナ侵攻の警戒感から投資家のリスク回避姿勢が高まり株式は下落。ユーロは軟調、ポンドは一時的に下落したがBOE利上げ期待が下値をサポートする形となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ:  34,566.17 / −171.89 
NADAQ : 13,790.92 / −0.24 
S&P500 : 4,401.67 / −16.97 
S&Pトロント60 : 1,294.99 / −12.78 
ロシアが2/16にウクライナに侵攻するとの報道がなされると株式・ドルともに下落。その後、プーチン大統領が外交的解決も選択肢にしているとの追加報道で下げ幅が縮小。セントルイス連銀のブラード総裁が利上げを前倒し実施を強調しドルは引けにかけて上昇した。
2月 15日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,865.19 / −214.40 
オーストラリアASX200 : 7,206.90 / −37.00 
香港 ハンセンHSI : 24,355.71 / −200.86 
上海総合SSEC : 3,446.09 / +17.21 
豪中銀RBAは2月の理事会議事録を公表。中銀の目標へは近づいている。しかしインフレが進んでいるが賃金が上昇しておらず政策は忍耐強くする用意があるとした。
アジア通貨に大きな動きはなし。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,608.92 / +77.33 
ユーロSTOXX 600 : 467.56 / +6.60 
ドイツDAX : 15,412.71 / +298.74 
スイスSMI : 12,181.86 / +155.49 
ロシア軍の一部がウクライナ国境付近から撤退した報道を受けてリスク志向が回復し株価・通貨共に反発。
ユーロは対ドルで買われたが限定的、対円では円安の影響により値を伸ばした。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,988.84 / +422.67 
NADAQ : 14,139.76 / +348.84 
S&P500: 4,471.07 / +69.40 
S&Pトロント60 : 1,303.05 / +8.06 
ウクライナ情勢の懸念後退で株高。米卸売物価指数は予想を大きく上回る良い結果となり長期金利上昇も相まってドル買いが優勢であった。但しバイデン大統領がロシアによる振興の可能性はまだある。侵攻すれば断固として対応するなど発言した。
2月 16日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,460.40 / +595.21 
オーストラリアASX200 : 7,284.90 / +78.00 
香港 ハンセンHSI : 24,718.90 / +363.19 
上海総合SSEC : 3,465.83 / +19.74 
前日の欧米の流れを引き継ぎAPAC全体で株価が上昇。
中国の中銀総裁がG20に先立ち、貿易での自国通貨利用を推進すると述べた。
通貨においては新興国は小幅上昇。他は動向なし。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,603.78 / −5.14 
ユーロSTOXX 600 : 467.77 / +0.21 
ドイツDAX : 15,370.30 / −42.41 
スイスSMI : 12,191.57 / +9.71 
株安・金利低下によりドル売りが優勢ながら、ユーロは軟調。ポンドは堅調、CPIの良好な結果によりポンド買いが優勢。NATOのストルテンベルグ事務総長がロシア軍の撤退は確認されていないと発言により株式相場が失速した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,934.27 / −54.57 
NADAQ : 14,124.10 / −15.66 
S&P500 : 4,475.01 / +3.94 
S&Pトロント60 : 1,294.37 / −8.68 
米小売指標は良好な結果でドル買いが先行、しかしブリンケン米国務長官が”ロシア軍の撤退は確認できず、むしろ増強している”と述べた。これによりリスクオフのドル売り・円買いが優勢となった。またFOMC議事録が公開されがサプライズはなく想定通りであった。
2月 17日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,232.87 / −227.53 
オーストラリアASX200 : 7,296.20 / +11.30 
香港 ハンセンHSI : 24,792.77 / +73.87 
上海総合SSEC : 3,468.04 / +2.20 
豪では雇用統計があり就業者数が小幅に増加し、失業率は13年ぶりの低水準となった。しかし通貨への影響は鈍い。日経平均はウクライナ情勢の懸念が再び高まった影響で下落し円高の展開となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,537.37 / −66.41 
ユーロSTOXX 600 : 464.55 / −3.22 
ドイツDAX : 15,267.63 / −102.67 
スイスSMI : 12,075.27 / −116.30 
ロシアの支援を受けた分離独立派がウクライナ政府軍と交戦。砲撃の影響で幼稚園などが被害を受け負傷者が出たとの報道で株式が急落。ユーロは対ドルではもみあい、対円で下落。ポンドは堅調に推移した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,312.03 / −622.24 
NADAQ : 13,716.72 / −407.38 
S&P500 : 4,380.26 / −94.75 
S&Pトロント60 : 1,281.53 / −12.84 
先のウクライナ情勢緊迫により株式が下落。さらに新規失業保険申請やフィラデルフィア連銀指数の結果が予想よりも悪く重しとなった。ドル売りが加速し、安全通貨である円およびスイスフランが買われる展開となった。
2月 18日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,122.07 / −110.80 
オーストラリアASX200 :7,221.70 / −74.50 
香港 ハンセンHSI : 24,327.71 / −465.06 
上海総合SSEC : 3,490.76 / +22.72 
引き続きウクライナ情勢により株価・通貨は弱含み。
上海市場のみ企業の強い需要により株価・人民元ともに押し上げられる展開となった。終盤では過度な警戒感が和らぎ株価が反発しドル円も買い戻しが優勢となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,513.62 / −23.75 
ユーロSTOXX 600 : 460.81 / −3.74 
ドイツDAX : 15,042.51 / −225.12 
スイスSMI : 12,010.09 / −65.18 
明日19日から行われるG7緊急外相会合を控え持ち高調整の取引が中心。ポンドは序盤に対ドルで週高値の1.364を更新したが以後は売りに押された。ユーロも開始からロンドンフィクスにかけて終始売りの展開。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,079.18 / −232.85 
NADAQ : 13,548.06 / −168.65 
S&P500 : 4,348.87 / −31.39 
S&Pトロント60 : 1,273.61 / −7.92 
北米では週明けの月曜が祝日で休場の為、様子見ムードが広がった。ウクライナ情勢緊迫化により株価・債券利回りともに低下。

翌週の主な経済指標・イベント

21日(月) アメリカ・大統領の日、カナダ・家族の日にて休場
GE 製造業購買部協会景気指数 (2月)
22日(火) GE IFO景況指数 (2月)
US 消費者信頼感指数 (2月)
23日(水) 日本・天皇誕生日にて休場
NZ 政策金利発表
EU 消費者物価指数 (前年前月比)(1月)
24日(木) US 国内総生産 (前年前期比) (Q4)
US 新築住宅販売戸数 (1月)
25日(金) GE 国内総生産 (前年前期比) (Q4)
US 耐久財受注・同コア (前月比) (1月)
US ミシガン大学消費者信頼感指数 (2月)
US 中古住宅販売保留 (前月比) (1月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週は先週値幅の下半分ほどで推移。
月曜の急落で上弦の線に触れた所で買いを仕掛け、50%及び下弦の線に到達で手仕舞いしました。
木曜の夜、先週の安値を更新したところで買いを仕掛け。翌金曜の夜に週始値で抑えられたところで時間的な事も考慮し手仕舞いしました。

 

EUR/USD_1H

先週から売りの傾向は続いていると考え、週始めから売りを仕掛け。
下段・下弦の線に支えられる形となり手仕舞いしました。
先週に続いてファンダメンタルによる影響が大きくユーロドルについては様子見が続きました。

 

GBP/USD_1H

ここ最近トレードできていなかったので意識して臨みました。
週序盤に下弦の線に触れたところで買いを仕掛け始値で手仕舞いしました。
続いて、その後の急落で先週安値で買いを仕掛けました。週始値を超えて戻ってきたところで手仕舞い及び新規で買いを仕掛けました。そして金曜の夜、ドル円と合わせて手仕舞いしました。
今週は先週の高値安値を意識していれば大きく利益を伸ばせる週だったと思います。

 

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

If we had no winter, the spring would not be so pleasant; If we did not sometimes taste the adversity, prosperity would not be so welcome.

もし冬がなかったら、春の訪れはそれほど喜ばれないだろう。
もし私たちが時々逆境を経験しなければ、
成功もそれほどうれしく感じないだろう。

~アン・ブラッドストリート/Anne Dudley Bradstreet~

今回はアメリカで初めて出版されたの詩人であるアン・ブラッドストリートさんの名言を選びました。
名言自体は聞いたことがありましたが、その人物までは詳しく知りませんでした。
著書を流し読みしましたが、結構興味を持てました。

この名言自体は非常にシンプルですね。
FXであれば最初の頃は大概の人は負けが続くと思います。私もそうでした。
その時期=逆境があって乗り越えたからこそ今でも楽しく続けていられると思っています。
それにいつも勝っていたら面白くないですからね。

私自身ですが、乗り越える壁が高いほど、燃えるタイプなので!!
誰も解決できなかった問題とかあったら、やりたい性分です。
それで解決した時の充実・満足感は最高としか言えません。
たまにKOZIのドヤ顔が世界一ムカつくなどと言われますが(笑)

 

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それではアデュー♪

 

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