Forex Weekly Report WN04(1/24-28)

どうも皆さんKOZIです。

依然とオミクロン株の感染拡大で混迷する日本ですが、もはや連日理解不能なニュースばかりで驚きです。

それに加えて24日に起きたJR宇都宮線のたばこ注意暴行事件です。
無論、犯人が悪いのは明白です。しかし私は周りの人に対し怒りがわき失望しました。
高校生が勇気を振りしぼって行動したのに10分間も暴行を受け、見て見ぬふりをして自分は何も悪くないと思っている。別に割って入って助けろなどとは言いませんが車掌や隣接車両の人に助けを求めることはできたはずです。
もし暴行を受けているのが自分であった場合、周囲の人が見て見ぬふりをしたらどのような気持ちになるか考えて頂きたいものです。

今回は残念でしたが私からこの被害にあった高校生に対し、よくやったと褒めてあげたいです。
但し今後のために次の言葉を掛けてあげたいと思います。

「理想を語るにはそれに見合う力が必要だ」By:聞仲(封神演義)

そして宮本一馬容疑者に言いたい、あの場に私がいなくてよかったなと。
(ご存じない方もおられると思いますが私は元自衛官で近接戦闘のプロです。)

さて冒頭で普段と違い熱くなってしまいましたが、ご了承ください。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 113.637 115.685 113.470 115.194 153.5 / 1.35%
EUR/JPY 128.881 129.245 128.246 128.415 -51.9 / 0.40%
EUR/USD 1.13408 1.13450 1.11214 1.11477 -196.0 / 1.73%
GBP/USD 1.35429 1.35653 1.33577 1.33869 -166.4 / 1.23%
ドル指数(USDX/DXY)   95.636 97.441 95.627 97.217 158.1 / 1.65%
10年債利回り(US10Y)   1.783 1.880 1.707 1.773 0.011 / 0.62%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

1月 24日(月)
アジアマーケットではシドニー市場で豪ドル・NZドルともに軟調に、上海市場では春節の影響により対ドルで3年半ぶりの高値を付けた。
東京市場では序盤に日経平均が320円近く下げたが買戻しが入りプラス圏に回復した。ドル円は窓が開くことなくスタートし序盤から上昇していたが114円の節目を前に失速した。ユーロを始めクロス円の売りに押されたのが原因となっている。
ヨーロッパマーケットではロシアのウクライナ侵攻への懸念が高まり各地で株価が急落した。
ロンドン市場ではFTSE250種指数が-3.64%の下落となり10か月ぶりの安値となった。またポンドは序盤からロンドンフィクスにかけて終始売りが優勢となり対ドルでは100ポイント下げる展開となっている。
欧州市場でもSTOXX欧州600指数が大きな下落となった。特に旅行・娯楽銘柄とテクノロジー関連銘柄が5%超えの下落となっている。ユーロは対ドル・円ともに売りが強まっていたが下げ渋り後半には巻き返す展開となった。
NY市場では序盤から株価が急落、NYダウは一時1100ドルの下落となり昨年4月以来の安値を付けたがロンドンフィクス後は連日下落が続いていただけに短期的な買戻しが入り巻き返し7日ぶりに反発して引けた。
ドル円は4日ぶりに反発。ヨーロッパマーケットでは一時113.47円の安値を付けたがNYダウの上昇につれて買戻しが入った。その他クロス円もつられて上昇する展開となった。終値は113.92‐95円。
1月 25日(火)
シドニー市場では前日に続き軟調な展開。
上海市場では来週からの春節を控えた企業の需要に支えられている。
東京市場ではゴトー日のドル買いで一時は買いが優勢であったが、日経平均の軟調な展開により次第に売りに押される形となった。また時間外のダウ先物の下落や世界的株安を背景にリスクオフの円買いとなった。
アジアマーケットで注目を集めたのはシンガポール中銀にあたるMASが金融引き締め政策を決定した。本来は4月に行われる政策会合で予定されていたが、前倒しの発表となり市場にとってはサプライスとなった。
ロンドン市場では国債利回りの上昇で主に銀行株が買われ反発して取引を終えた。ポンドはジョンソン首相がロックダウン期間中に官邸パーティーを開催した疑惑に対しロンドン警察が捜査を開始すると明らかにした影響で一時的に下落したが限定定期であった。政治的リスクは織り込むことはないと見られており、目先の追加利上げに注目が集まっている。
欧州市場では好決算を発表した企業の株価が支援材料となり株価は反発して取引を終えた。それに対しユーロはウクライナ情勢への懸念から全般ユーロ売りとなり、対ドルでは1.1263まで下落し1か月振りの安値を付けた。
NY市場では朝方発表された指標がいずれも予想より良い結果となったが経済に対する期待が悪化し対円では114円台を割り113.78円まで下落した。対ユーロでは欧州時間に付けた安値から買戻しが入り1.13台まで上昇した。NYダウは序盤からウクライナ情勢への懸念により一時810ドル超えの下落となったが、足もとで下落が続いてた影響から短期的な買いが入るも最終的には下落で引けとなっている。
ドル円の終値は113.86‐89円。
1月 26日(水)
アジアマーケットではオーストラリアが祝日に休場。
上海市場では人民元が連日上昇しており4年ぶりの高値を維持している。当局は容認する見通し。
東京市場では日経平均が続落、FOMCを控え警戒感から売りが優勢となった。しかし連日下げたことで買戻しが入り下げ幅を縮小した。ドル円も日経平均の下落に押され売りが強まった。一時は113.78円まで値を下げたが連日この付近がサポートとして意識されたこともあり後半は114円まで巻き返した。
ロンドン市場では株価が続伸して取引を終えた。エネルギー関連銘柄の他に鉱業株や銀行株が買われ相場をけん引した。ポンドはFOMCを前に様子見ムードの展開となり大きな動きはなかった。
欧州市場でも株価は続伸、ウクライナ情勢により下落していた株価が回復し全ての部門でプラスとなった。
対しユーロはアジアマーケットからの流れを引き継ぎ軟調。対ドル・ポンド・豪ドルに対し売りが優勢となったが後半は年初安値の1.1296のサポート及びユーロ円の買い戻しにつられて下げ渋った。
NY市場では朝方発表された新築住宅販売件数が予想を大きく上回る良い結果となりドル円は序盤からドル買いが優勢。FOMCでは政策金利は据え置きの結果。パウエル議長は声明で3月の利上げの可能性に加え、各会合での利上げの可能性も除外しないと述べた。また利上げ後にバランスシート縮小ペースも前回より早くかなりの量を縮小する必要があると語った。ドル円はFOMC後に金利と共に上昇し一時114.69円まで値を伸ばした。対ユーロ・ポンドでもドル買いが優勢となった。
トロント市場ではカナダの中央銀行に当たるBOCが政策金利の据え置きを表明し一部の市場では利上げを予想していただけにドル買い・Cドル売りとなった。しかしBOCのマックレム総裁は会見で「オミクロン株の影響で金利は据え置きとなった」「我々は数回の利上げが必要である」などと発言しCドルが巻き返す展開となった。
ドル円の終値は114.63‐66円。
1月 27日(木)
シドニー市場ではアメリカの利上げが加速するとの見方から豪ドル・NZドルともに下落。豪中銀RBAが2月1日の政策会合でインフレ見通しを大幅修正すると見込んでいる。
上海市場では人民元が大幅安。シドニーと同じくアメリカの利上げ観測を受け7週間ぶりの大幅安となった。
東京市場では日経平均が3日連続の大幅安となり一時は26000円目前まで値を下げた。押し目買いも入ったが限定的で前営業日比841.03円安の26170.30円で引けとなっている。ドル円はドル高を背景に急上昇。
一時は日経平均のリスク回避の円買いで値を下げたがドル高も継続していたため下値は限られた。
ロンドン市場では株式が続伸して取引を終えた。ジョニーウォーカーやホワイトホースなどを手掛ける酒造大手ディアジオの堅調な決算が好感されて買いが広まった事が注目された。ポンドは対ドルで大幅に下落、対円ではドル高の影響で小幅に推移した。
欧州市場では株式は3日連続続伸。ヘルスケアや電力などのディフェンシブ銘柄が相場をけん引した。
ユーロはポンドと同じく対ドルでは大幅に下落し、対円では小幅な推移となった。
またトルコ中銀が年末のインフレ率予想を従来の11.8%から23.2%に引き上げたが相場に影響はなかった。
NY市場では前日からの影響でドル高の展開。さらにGDP指標が予想より大幅に良い結果を受けてドル高が加速した。新規失業保険申請は予想通りであったが先週と比較し2.6万件の減少となりオミクロン株の感染拡大が緩和されてきていると見られている。これらによりドル円は上昇し一時は115.50円付近まで値を上げた。
ユーロドルはユーロがウクライナ問題の懸念から売られやすく、ドル買いの影響から下落。一時は2020年6月以来の1.1132まで値を下げ戻すことなく引けとなっている。
ドル高は進んでいるが株価に関してはNYダウ・NASDAQ・S&P500すべて下落となった。
ドル円の終値は115.34‐39円。
1月 28日(金)
シドニー市場では世界的リスク回避の動きとアメリカの利上げを背景にドル高は依然と続いており豪ドル・NZドルともに下落。豪ドルは対ドルで0.7024まで下落しており昨年の安値0.6993ドルを試す勢い。
上海市場では来週の春節を控えて取引は薄い。対ドルで0.1571‐74で推移している。
東京市場では4日ぶりに日経平均が反発し取引を終えた。これまでの下落の反動で反発買いが入ったとみられるが年初より下落が続いていただけに今回の戻りは限定的なものとも見られている。ドル円はドル高を背景に底堅い動きをしている。前日の高値をわずかに更新したが伸び悩む展開となった。
ロンドン市場では株式は反落して取引を終えた。主要な指数は全て1%程度の下落となっている。ポンドは序盤ドルが優勢であったが小幅な展開に、その後は1.3380から1.3420でのレンジで推移した。
欧州市場では株式が反落して取引を終えた。金利上昇とウクライナ問題での地政学的緊張を背景に自動車やテクノロジー関連銘柄が下落し相場全体を押し下げた。
またドイツのQ4GDPが予想より悪い結果となった。しかしユーロへの影響は軽微、元々オミクロン株の感染拡大でドイツ経済は冷え切っており想定の範囲内と見られている。
NY市場では株式が続伸、ダウ・NASDAQ・S&P500いずれにおいても取引を終えた。特にクレジットカードで知られるVISAとMasterCardが注目され、VISAは前日比+21.85ドル(+10.60%)・MasterCardは+31.98ドル(+9.12%)と買いが集まった。
朝方発表されたPCEデフレーター指標が予想より良い結果となったが、同時発表の雇用コスト指数が予想以上に鈍化しておりドル売りが優勢となった。またその後のミシガン大学指標も予想より悪い結果となりドル売りを加速させた。ドル円は115.60円台から115.15-20円付近まで下げて115.24-27円で引けとなった。

 

翌週の主な経済指標・イベント

31日(月) 中国・香港・シンガポール、祝日にて休場・早引け
GE 国内総生産 (前期前年比)
US シカゴ購買部協会景気指数 (1月)
1日(火) AU 小売売上高 (前月比) (12月)
AU RBA・政策金利発表 (2月)
GE 製造業購買部協会景気指数 (1月)
GB 製造業購買部協会景気指数 (1月)
CA 国内総生産 (前月比) (11月)
US ISM製造業購買担当者景気指数 (1月)
US JOLT求職 (12月)
2日(水) EU 消費者物価指数 (前年比) (1月)
US ADP非農業部門雇用者数 (1月)
3日(木) GB サービス業購買部協会景気指数 (1月)
GB BOE・政策金利発表 (2月)
EU ECB・政策金利発表 (2月)
US サービス業購買部協会景気指数 (1月)
US ISM非製造業指数 (1月)
4日(金) GB 建設業購買担当者景気指数 (1月)
US 非農業部門雇用者数 (1月)
CA 雇用者数 (1月)
CA Ivey購買部協会指数 (1月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週は先週の安値圏で始まったことで買い目線を意識。
序盤で113.50円の節目でサポートされており、このサポートは先々週においても効いている事に留意。
週始値を抜けてからは114円が意識され一時的に下げても週始値の手前で推移していることから買いを2回仕掛けてホールド。上段の下弦の線で一旦抑えられたところで手仕舞い。
今週はテクニカル的な目線よりもファンダメンタルを重視していれば稼げたと思います。

 

EUR/USD_1H

今週に関しては特別にフィボナッチを引いてトレードしています。
私の基本は週始値と上弦下弦の線ですが、応用的な使い方でフィボナッチチャネルを[0][0.5][1.0][1.5]の間隔で上弦下弦の線に沿って引くことで新たな線を出しトレードの幅を広げています。
今週のケースでは中段の下弦の線が[0]、下段の下弦の線が[1.0]で引くことで中間に[0.5]、そしてその下に一つ[1.5]の線を導き出しています。
トレードですが売り目線は先週から変えず、火曜の朝に上弦の線で抑えたところで売りを仕掛け、下段・下弦の線手前で上昇したので手仕舞い。
次は[0.5]の中間線で抑えられたところで2回売りを仕掛けて、[1.5]の追加線で支えられて停滞しているところで手仕舞い。(週末という理由もあります)

 

GBP/USD_1H

先週に続きノートレードになるところでしたが流石に3週連続はまずいと思い、ユーロドルと同じくフィボナッチの応用的な使い方をしてトレードしました。
まずは週始めに[1.5]の線で支えられたところで買いを仕掛けるか迷ったので見送り、そして下段・上弦の線で支えられたところで買いを仕掛け、下段・上弦の線を越えて落ちそうでしたので手仕舞い。
次は週後半に[1.5]の線で支えたところで買いを仕掛けて下段・下弦の線を越えて再び落ちそうになったので手仕舞いしました。もちろん週末ということでもあります。

 

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

Success is not final, failure is not fatal:
it is the courage to continue that counts.

成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。
肝心なのは、続ける勇気である。

~ウィンストン・チャーチル/Sir Winston Leonard Spencer-Churchill~

 

先週は恐怖に対する勇気の名言を紹介しましたが、今回も勇気について取り上げました。

世の中の成功者といわれる人たちですが、ほぼ皆さん当てはまります。
投資の世界でもバフェットさんは有名です。

本当に続ける勇気は大切で大変なんですよ。

例えば宝くじで一般的な生涯年収を超える3億円が当たったとして、
あなたはどうしますか?
すぐに辞めるか、しばらくして辞めるかなど、実際に当たってみないと実感がわかないと思います。
但し不幸になる人が多い印象はあります。

2017年に仮想通貨が最初に注目された時ですが、あの時は私の周りでも一時的に大きく稼いだ人がいますが続けている人・音信不通になった人など様々です。
今でもつながりはあるのは例え一時的に稼げても普段のスタイルを変えずに続けている人たちです。

私自身、FXを続けて16年になります。
これからも続けていく所存ですのでよろしくお願いします。

最後に日本でも同じような名言があるので締めくくりたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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