Forex Weekly Report WN47(11/22~11/26)

どうも皆さんKOZIです。

昨日の報道で南アフリカでコロナウイルスの新しい変異株「オミクロン」が見つかり色々な情報が出回っていますが惑わされないよう十分に判断をして頂きたいと思います。
他にも今週は放火や高齢者の運転事故、中学生が学校で同級生を包丁で刺して殺害するなど痛ましい事件が多かったですね。考えたところでどうしようもありませんが、亡くなられた方へは哀悼の意を表します。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 113.911 115.523 113.051 113.214 -76.9 / 0.67%
EUR/JPY 128.592 129.598 127.794 128.251 -32.6 / 0.25%
EUR/USD 1.12863 1.13320 1.11861 1.13063 22.4 / 0.23%
GBP/USD 1.34472 1.34503 1.32779 1.33368 -105.0 / 0.78%
ドル指数(USDX/DXY)   96.066 96.938 95.753 96.071 00.5 / 0.005%
10年債利回り(US10Y)   1.562 1.691 1.473 1.482 -69 / 4.45%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

22日:週明けの東京市場では輸入企業のドル買いが優勢、長期金利の上昇や日経平均の下げ幅縮小などの影響でドル買いを支える形となった。
NY市場では開場後にバイデン大統領が次期FRB議長に現任のパウエル議長を再指名した。これにより金融政策の不透明感が払拭され株価とドルが値を上げた。ドル円は114.87円まで急伸し、中古住宅販売指標の好調な結果を受けて続伸し114.96円の高値を付けて114.86‐89円で引けとなった。

23日:前日のパウエル議長の再任を受けて依然とドルが優勢の展開になった。日本が祝日により東京市場休場で商いが薄い場を狙って仕掛けの買いが入り、4年半ぶりに115円を抜けて115.13円の値を付けた。
欧州勢が入ると115.15円まで上昇したが、以後は利益確定売りに押され114.70円まで下落した。
NY市場からは朝方発表されたPMI指標が予想より良い結果となりドルが優勢となり、さらに長期金利の上昇が支援材料になり115.19円まで上昇しアジア時間の高値を更新した。終値は115.12‐17円。

24日:アジア時間では依然とドル高が優勢となっていたが、機関投資家による感謝祭前の持ち高調整や日経平均の大幅下落により114.86円まで下落した。
NY市場からは新規失業保険申請は良好な結果であったが、他のPCEデフレータや耐久財受注が予想より悪い結果を受けてドル売りが強まった。しかし11月FOMC議事要旨が公表されるとテーパリングや利上げに対し複数の当局者が支持したことによりドル高となり115.52円まで上昇し115.41‐44円にて引けとなった。

25日:感謝祭の祝日前ということもありアジア時間では様子見ムードの展開となった。欧州の早出勢が参加してから一時的にドル売りユーロ高となったが勢いは弱かった。
NY市場は外為相場以外は感謝祭にて休場のため流動性が乏しく閑散な相場であった。終値は115.35‐36円。

26日:アジア時間では感謝祭で流動性が乏しい中、南アフリカでコロナの新しい変異株が検出された報道を受け投資家のリスクオフ姿勢が強まった。祝日明けのダウ先物が220ドルの下落、日経平均も580円の大幅下落によりドル円は114.45円まで急落した。
NY市場からはアジア・欧州の流れがさらに加速しダウは一時920ドルを超える下落となった。またダウだけではなく世界的に株価が下落した。これにより日本円とスイスフランが上昇した。ドル円は当日の高値115.36円から113.05円の2円を超える安値を付けた。終値は113.31-34円。

翌週の主な経済指標・イベント

29日(月) GE 消費者物価指数(前月比)(11月)
US 中古住宅販売保留(前月比)(10月)
30日(火) GE 失業率(11月)
EU 消費者物価指数(前年比)(11月)
CA 国内総生産(前月前年前期比)(9月)
US 消費者信頼感指数(11月)
1日(水) AU 国内総生産(前年前期比)(Q3)
GE 製造業購買部協会景気指数 (11月)
EU 製造業購買部協会景気指数 (11月)
GB 製造業購買部協会景気指数 (11月)
US ADP非農業部門雇用者数 (11月)
US ISM製造業購買担当者景気指数 (11月)
3日(金) GB  総合PMI・サービス業購買部協会景気指数 (11月)
EU サービス業購買部協会景気指数 (11月)
US 非農業部門雇用者数 (11月)
CA 雇用者数 (11月)
US ISM非製造業指数 (11月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
USD/JPY_1H


今週はファンダメンタルが強い相場展開で私自身ほぼノートレードでした。
なぜ”ほぼ”かというと週始値にロットは低めで買いのオーダーを入れていましたが完全に忘れていたためです。それにより昨夜ささってしまい。現状は含み損でのロールオーバーとなりました。まだまだカバーできる範疇なので損切りはしていません。
所見としてはまず月曜に中段の下弦を抜け、火曜に下がって来た際に下弦で支えられて上昇。
木曜に上段の下弦に抑えられてからは横ばいで金曜日にファンダ要因で急降下。一度は週始値で支えられましたが、抜けてしまい113円目前で下げ止まり少し戻したところで引けとなっています。

 

EUR/USD_1H 


今週についてはノートレードでした。
テクニカル的な判断は難しい週だと思います。
週の安値はピボットS1で支えられているのがポイントでしょう。

 

GBP/USD_1H


今週もポンドドルがメインでトレードした週でした。
チャート見ればお分かりいただけると思いますが下段の下弦に沿って下落しているので週全体としては下落トレンドに乗った売りと、下弦で反発するところを買うといったトレードです。
売りに関しては金曜の朝に手仕舞い。買いに関しては一部は手仕舞いして残りはロールオーバーしています。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

The key to success is that you do not lose sight of the target.
To assess the extent to which he can exert the most force, there it is to focus time and energy.

成功の鍵は、的を見失わないことだ。
自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することである。

~ビル・ゲイツ/Bill Gates~

まずはFXや投資だけではなく人生に言える事ですが、目的を見失ってはいけないという事です。
例えば含み損になった時に不安になって、相殺できないか・損切りするか迷われる初心者の方がいますが、既に目的が違っていますよね。それではいつまでたっても上達はしませんし安定して稼ぐこともできません。
但し、そのような人はいっぱいいるのが現状だと思ってます。
私の会社でも管理職の人達が頻繁に会議をしていますが、たまに「議題ないけど何かないかな」とボヤいているのを見て呆れています。「会議は手段であり目的ではありません」と何度も言っているんですけどね(笑)

目的がしっかりしていれば範囲を決めて時間とエネルギーを集中する事は容易い事です。

皆さんもうまく行かない時は目的を見失わっていないか、自分自身に問いかけてみてはいかがでしょうか!

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

次週の更新をお楽しみに!!

それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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