小泉進次郎氏「大学に行くのがすべてじゃない」・・・一理あるが、あなたが言ってもな。

小泉進次郎氏「大学に行くのがすべてじゃない」 奨学金返済負担めぐる質問に…ネット「論点ずれてる」の声

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD03CNO0T00C24A6000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1717618412
出典:スポーツニッポン新聞社(スポニチ) 提供元リンクは以下
小泉進次郎氏「大学に行くのがすべてじゃない」 奨学金返済負担めぐる質問に…ネット「論点ずれてる」の声― スポニチ Sponichi Annex 社会

昨日16日、自民党総裁選に立候補している小泉進次郎氏が発言したことで物議を醸している。

金沢市にて自民党が主催した討論会で、党学生部に所属する男性が「40歳まで奨学金の返済が続くことに対して結婚や子育てに不安がある」との質問に対して、小泉氏は「大学に行くのがすべてではない」と回答した。

初めて小泉氏の意見に賛同するが、恐らく真意は異なるであろう。
筆者は以前にも大学進学にこだわる日本の悪しき慣習に対して苦言を呈した。
なぜ大学にこだわるのか:少子化対策1位「大学まで無償化」読者5000人の声

小泉氏が発言したことに、少なくとも間違いはない。
自分で決めたのか、親に言われたのかは存じ上げないが、奨学金と言う名の借金をしてまで大学に進学する価値はあったのか。筆者は裕福な家庭ではなく、奨学金に手を出してまで大学へ行こうという気持ちはさらさら無く、就職(自衛隊)という選択肢を選んだ。

自衛隊には残留と言う緊急時のために基地内に待機している隊員が少なからずいる。私も残留の時はやることが無いのでひたすら勉学に勤しんだ。
そしてある時にリベラルアーツ=自由七科を知った。今となっては一般教養と言う名で普及しているが、20年以上前はほとんど知られてなかった。おかげで今でもビジネスおよびプライベートにおいて役立ってきた。
その気になれば、大学に行かずとも勉強はできるし教養も身につけられる。

小泉氏の今回の発言において、学ぶ意欲はあるのに経済的な自由で大学進学を諦める事に対して意見があるが、何故ストレートで大学に行く事しか考えていないのか甚だ疑問でしかない。冒頭のリンクでも記述しているが、私の自衛隊の同期には大学費用を貯めるために1任期3年間を全うして任期満了金+それまでに貯蓄したお金で大学に進学した者もいる。
本当に”やりたい”事があって大学に行きたいのであれば、必要な方法を模索するのではないか。少なくとも私の知り合いに、社会が悪いなどと責任転嫁する者はいない。

他にも意見したいことはたくさんあるが、今回はこれまでにしておこう。
最後に、以前もこの言葉で締めたが主体性を大事にして、自らの道を歩んで頂きたい。少なくとも自分で決めた事は志気も上がるし、何かあっても受け入れられるだろう。
要するに、”自分の道は自分で決めろ!”という事だ・

 


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