Forex Weekly Report WN46(11/13-11/17)

どうも皆さん、KOZIです。

今週、世間で騒がしたネタとしては、宝塚歌劇団の劇団員が急死した問題ですね。
いろんな組織でもあることですが、いじめ・パワハラはなくならないし、それを経営層は認めたくないので悪循環となりいつまでたっても解決しない問題です。
私は周りから強い人と言われているので、いじめ・パワハラに会う事はないですが、何かアドバイスができるとすれば自分の信念を持つことぐらいですね。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 151.438 151.908 149.193 149.500 -197.7 / 1.31%
EUR/JPY 161.804 164.308 161.533 163.218 135.1 / 0.83%
EUR/USD 1.06830 1.09139 1.06650 1.09088 224.6 / 2.10%
GBP/USD 1.22255 1.25058 1.22092 1.24531 227.6 / 1.86%
ドル指数(USDX/DXY)  105.801 105.956 103.814 103.815 -198.6 / -1.88%
10年債利回り(US10Y)   4.646 4.694 4.381 4.439 -0.213 / 4.58%
日経平均 32818.15 33614.13 32499.28 33585.13 1017.09 / 3.12%
NYダウ 34259.25 35051.10 34205.81 34947.29 664.18 / 1.94%
S&P500 4406.66 4521.17 4393.82 4514.03 98.80 / 2.24%
WTI原油先物 77.11 79.72 72.22 76.05 -1.26 / 1.63%
金(US$/OZ) 1938.15 1993.42 1928.10 1980.65 42.50 / 2.19%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)

 

②各種指標・イベント

今週の主な経済指標結果・要人発言

13
(Mon)
米国 米国消費者インフレーション期待>結果:3.60%/前回:3.70%
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【オーストラリア準備銀行 コーラー総裁補佐代行】
最近の燃料価格上昇は供給ショックに伴う上方サプライズが総合インフレ率に影響を及ぼし得ることをタイムリーに連想させる、今後もスムーズな物価動向にはなりそうもない
。仮に高インフレが人々の期待に定着した場合、それを巻き戻すためにはさらなる金利と失業率の上昇を伴って非常に高いコストがかかることになるだろうと述べた。
14
(Tue)
オーストラリア Westpac消費者信頼感指数>結果:-2.6%/前回:2.9%
英国 雇用者数 (前月比)(9月)>結果:54K/予想:-198K/前回:-82K
英国 失業率 (9月)>結果:4.2%/予想:4.3%/前回:4.2%
英国 失業保険申請件数 (10月)>結果:17.8K/予想:15.0K/前回:9.0K

ドイツ ZEW景気期待指数 (11月)>結果:9.8/予想:5.0/前回:-1.1
EU圏 国内総生産 (前年比)(Q3)>結果:0.1%/予想:0.1%/前回:0.5%
EU圏 国内総生産 (前期比)(Q3)>結果:-0.1%/予想:-0.1%/前回:0.2%
米国 消費者物価指数 (前年比)(10月)>結果:3.2%/予想:3.3%/前回:3.7%
米国 消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:0.0%/予想:0.1%/前回:0.4%
米国 コア消費者物価指数 (前年比)(10月)>結果:4.0%/予想:4.1%/前回:4.1%
米国 コア消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:0.2%/予想:0.3%/前回:0.3%
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【リッチモンド連銀 バーキン総裁】
インフレ鈍化でこの数カ月に実質的な進展が見られるとしながらも、2%の目標に向けた明確な軌道にあるとは確信していない。インフレ率は低下してきているが、需要の高止まりと供給不足が招いたコロナ禍当時の物価高騰が部分的に反転していることが大きい。住宅費と住宅関連のインフレ率は依然として過去の水準を上回っており、サービスインフレも同様だと述べた。
15
(Wed)
英国 消費者物価指数 (前年比)(10月)>結果:4.6%/予想:4.8%/前回:6.7%
英国 消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:結果:0.0%/予想:0.1%/前回:0.5%
英国 コア消費者物価指数 (前年比)(10月)>結果:5.7%/予想:5.8%/前回:6.1%
英国 コア消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:0.3%/予想:0.4%/前回:0.5%
EU圏 鉱工業生産 (前月比)(9月)>結果:-1.1%/予想:-1.0%/前回:0.6%
米国 小売売上高 (前月比)(10月)>結果:-0.1%/予想:-0.3%/前回:0.9%
米国 コア小売売上高 (前月比)(10月)>結果:0.1%/予想:-0.2%/前回:0.8%
米国 生産者物価指数 (前月比)(10月)>結果:-0.5%/予想:0.1%/前回:0.4%
米国 コア生産者物価指数 (前月比)(10月)>結果:0.0%/予想:0.3%/前回:0.2%
米国 ニューヨーク連銀製造業景気指数 (11月)>結果:9.10/予想:-2.80/前回:-4.60
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【サンフランシスコ連銀 デーリー総裁】
最近の経済データがさらなるインフレ鈍化を示唆していることは「極めて心強い」とした上で、米金融当局の政策が効果を発揮していることを示している。一方で、米金融当局が利上げを停止した後に再開すれば、いずれ信頼は地に落ちかねない。米経済が「本当にディスインフレの軌道にあるのか」、結論を急ぐことなく、思慮深く時間をかけて判断すべきだと述べた。
16
(Thu)
オーストラリア 雇用者数 (前月比)(9月)>結果:55.0K/予想:20.0K/前回:7.8K
オーストラリア 失業率 (9月)>結果:3.7%/予想:3.7%/前回:3.6%
米国 新規失業保険申請件数>結果:231K/予想:220K/前回:218K
米国 フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (11月)>結果:-5.9/予想:-9.0/前回:-9.0
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【FRB クック理事】
必要以上に急激な景気悪化を招くリスクに留意している。金融環境の引き締まりによって経済の一部に負荷がかかっているとし、今後さらなるストレスにつながる恐れがある。経済成長と個人消費の勢いが続けば、ディスインフレのペースが鈍る可能性があると指摘しつつ、経済活動や雇用が不必要に大きく落ち込むリスクにも注意を払っている。時間差を伴う金融引き締めの全面的な影響を見極めようとする中で、中小企業と住宅セクター、低・中所得者層の動向が、今後のより広範なストレスを示唆する警告となり得るかどうかについて検討していると語った。
【クリーブランド連銀 メスタ-総裁】
追加利上げがまだ必要かどうかは、まだその判断はしていない。今は基本的に政策にとって非常に良い地点だと考えている。し政策当局者らには経済の動向を見極める時間があると述べた。
17
(Fri)
EU圏 消費者物価指数 (前年比)(10月)>結果:2.9%/予想:2.9%/前回:4.3%
EU圏 消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:0.1%/予想:0.1%/前回:0.3%
EU圏 コア消費者物価指数 (前年比)(10月)>結果:4.2%/予想:4.2%/前回:4.5%
EU圏 コア消費者物価指数 (前月比)(10月)>結果:0.2%/予想:0.2%/前回:0.2%

米国 建築許可件数 (10月)>結果:1.487M/予想:1.450M/前回:1.471M

◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【ECB ラガルド総裁】
EUの証券監督当局により強力な権限を付与し、米証券取引委員会(SEC)に相当する組織にすることを提案。資本市場の監督は、ほぼ国レベルにとどまっている。直接的な監督を含む幅広い責務を持つ欧州機関を設置すれば、この問題の対処に役立つだろう。例えば、欧州証券市場監督機構(ESMA)の権限を広げて欧州版SECを創設することが、この答えになり得ると述べた。
【ドイツ連邦銀行 ナーゲル総裁】
金利は十分な期間、高水準で推移する必要がある。この期間を正確に予測することは不可能だが、すぐに終わることはまずあり得ないと述べた。
【サンフランシスコ連銀 デーリー総裁】
米金融当局では、インフレ率が2%への軌道に乗っているかどうか確信を持てていない。金融政策がどの程度遅れて波及するのか、すでに起こったのか、それともまだ完全に実体化していないのかは定かではない。不確実性が高く、われわれの目標に対するリスクがより均衡している場合には、漸進主義のアプローチで臨む必要があると述べた。

 

翌週の主な経済指標・イベント

20 (Mon) GE  生産者物価指数 (前月比)(10月)
21 (Tue) CA 消費者物価指数 (前年前月比)(10月)
US 中古住宅販売戸数 (10月)
22 (Wed) US  耐久財受注 (前月比)(10月)
US ミシガン大学消費者信頼感指数 (11月)
ミシガン大学期待インフレ率 (11月)
23 (Thu)  アメリカ – 感謝祭・ 日本 – 勤労感謝の日
SG 消費者物価指数 (前年前月比)(10月)
GE 総合・サービス業・製造業購買担当者景気指数 (11月)
EU 総合・サービス業・製造業購買担当者景気指数 (11月)
24 (Fri) アメリカ – 感謝祭(早引け)
GE  国内総生産 (前年前期比)(Q3)
US 総合・サービス業・製造業購買担当者景気指数 (11月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、NZ=ニュージーランド、
SG=シンガポール、CN=中国、JP=日本

③トレード

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。週引けの縦線にある薄い白色は先々週以前に保有しているポジションです。

USD/JPY_1H週明け上段上弦の線に沿う形で上昇していき、ここが天辺だと判断したので売りを断続的に仕掛けました。
火曜のCPIで大きく下げ0.5ラインを割った後に戻してきたので利確しました。
その後は私のセオリー通り、週始値で抑えられたところで売りを仕掛けて引けとなっています。
アノマリーになりますが、昨年も11月にCPIの結果が弱くなって勢い良く下げていき翌年1月に127円の底値を付けて今に至りますね。

EUR/USD_1H今週は先週から持ち越したポジションを利確するのみとなりました。

GBP/USD_1H今週はノートレードでした。
見解としてはCPI後の上昇もユーロドルほど過剰に上がらず1.25ラインで抑えられているところです。

BTC/JPY_1H今週は一進一退の展開でした。先週比(FX/Close基準)としては約20万の下落ですが、チャートを見る限りでは、まだまだ上昇の見込みはありそうですね。まぁファンダメンタル次第ですが!

さて今週、気になったニュースはこちら
シンガポール金融管理局、大手金融機関とともにトークン化のパイロット事業を開始
トレードではなくフィンテックに係る記事ですが、こういう事も理解があるとトレードにも役立ちますのでお勧めです。この記事に出てくる”プロジェクト・ガーディアン”というワードも恐らく大半の方は、ご存じないと思います。簡単に説明するとシンガポール金融管理局(MAS)が昨年5月に設立した、デジタル資産に関する官民連携イニシアチブの事です。一応、金融庁も今年からオブザーバーとして参加しています。
是非、こういう事にも理解を深めて頂ければ幸いです。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

The special secret of making dreams come true can be summarized in four C’s. They are Curiosity, Confidence, Courage, and Constancy.
夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。
それは、「Curiosity – 好奇心」「Confidence – 自信」「Courage – 勇気」そして「Constancy – 継続」である。

~Walt Disney(ウォルト・ディズニー) / アニメーション作家、実業家~

今日はミッキーマウスが1928年11月18日(日)に、ニューヨークのコロニー劇場にて公開されました。
そのことから本日がミッキーマウスの誕生日となっているそうです。
そんなわけで、今日の名言は生みの親である”Walt Disney”の名言を取り上げました。

夢をかなえる4つのCということですが、ポイントは最後ですね。
好奇心・自信・勇気は気持ちですが、継続は行動です。

わが国でも、”継続は力なり”という言葉があるように、何事も続けることが重要という事です。

 

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それではアデュー♪

 

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