どうも皆さん、KOZIです。
今週は、中東の問題が大きく取り上げられていますが、私自身この問題は20年近く前から気にはしていますが、個人的意見を述べると大炎上待ったなしので辞めておこうと思います。
他には全銀ネットのシステムトラブルで銀行間取引ができなくなったニュースが連日ニュースで流れていましたね。私も以前は三菱UFJ銀行の法人向け電子決済部門で従事しておりましたので、こういうことがあると大変です。全銀システムを運用しているNTTデータですが、ハードorソフトが原因なのかはわかりませんが、これを期にブロックチェーンを使った取引も進めたいものですね。
それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。
①市況データ
OPEN | HIGH | LOW | CLOSE | 前週比 | |
USD/JPY | 149.004 | 149.829 | 148.161 | 149.554 | 32.0 / 0.21% |
EUR/JPY | 157.123 | 158.610 | 156.511 | 157.086 | -86.5 / 0.55% |
EUR/USD | 1.05493 | 1.06396 | 1.04953 | 1.05067 | -77.7 / 0.73% |
GBP/USD | 1.22003 | 1.23374 | 1.21223 | 1.21418 | -93.8 / 0.77% |
ドル指数(USDX/DXY) | 106.101 | 106.787 | 105.535 | 106.672 | 57.1 / 0.54% |
10年債利回り(US10Y) | 4.797 | 4.797 | 4.532 | 4.612 | -0.193 / 4.02% |
日経平均 | 31314.67 | 32533.08 | 31314.67 | 32315.92 | 1321.32 / 4.26% |
NYダウ | 33259.84 | 33957.72 | 33253.69 | 33670.30 | 262.71 / 0.79% |
S&P500 | 4289.02 | 4385.85 | 4283.79 | 4327.79 | 19.30 / 0.45% |
WTI原油先物 | 85.01 | 87.79 | 82.35 | 87.68 | 4.94 / 5.97% |
金(US$/OZ) | 1832.46 | 1932.88 | 1832.40 | 1932.40 | 99.86 / 5.45% |
出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)
②各種指標・イベント
今週の主な経済指標結果・要人発言
9 (Mon) |
主な指標はなし ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【FRB ジェファーソン副議長】 必要となり得る追加的な政策引き締めの程度を見極める上で、慎重に進むことができる立場にある。この先、債券利回り上昇を通じた金融環境の引き締まりを引き続き認識し、将来の政策軌道を判断するに際してそのことに留意する。リスク管理において今は微妙な時期だ。引き締めが十分でないリスクと、過度に景気抑制的な政策リスクのバランスを取らなければならないと語った。 【ダラス連銀 ローガン総裁】 タームプレミアムが上昇すれば、それが経済の沈静化に向けた金融当局の仕事を一部肩代わりし、当局としては政策を追加で引き締める必要性が低下する可能性がある。最近のイールドカーブの動きにおいてタームプレミアム上昇が果たす役割が明らかに存在するが、その役割の大きさと持続性には不確実性が伴う。インフレはなお高過ぎで、労働市場は依然として非常に力強い。また生産、消費、雇用の伸びは予想を上回っている。時宜を得た形でインフレ率を2%へと戻すため、景気抑制的な金融環境の継続が必要になると考えられると述べた。 |
10 (Tue) |
主な指標はなし ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【FRB ウォラー理事】 われわれは2012年以来、この数値目標を何度も再確認し、昨年初めからの金融引き締めでインフレ率を2%まで低下させる決意を明確にしてきた。これがインフレ率を下げるために強力な手段を講じてきた理由であり、その目的を達成するために仕事を続ける理由であると述べた。 |
11 (Wed) |
ドイツ 消費者物価指数 (前年比)(9月)>結果:4.5%/予想:4.5%/前回:6.1% ドイツ 消費者物価指数 (前月比)(9月)>結果:0.3%/予想:0.3%/前回:0.3% 米国 生産者物価指数 (前月比)(9月)>結果:0.5%/予想:0.3%/前回:0.7% カナダ 建築許可件数 (前月比)(8月)>結果:3.4%/予想:0.5%/前回:-3.8% ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【FRB ボウマン理事】 インフレ率は引き続きFOMCの目標である2%を大きく上回っている。国内支出は力強いペースで続いており、労働市場は依然としてタイトだ。このことはインフレ率をFOMCの目標に戻すために、政策金利をさらに引き上げ、しばらくの間、景気抑制的な金利を維持する必要があることを示唆していると述べた。 【ボストン連銀 コリンズ総裁】 現行の引き締めサイクルのピークに近づいているか、もしかするとピークにあるかもしれない。ただ、新たに入手する情報次第では、さらなる引き締めが適切となる可能性があると語った。 |
12 (Thu) |
英国 国内総生産 (前月比)(8月)>結果:0.2%/予想:0.2%/前回:-0.6% 英国 鉱工業生産 (前月比)(8月)>結果:-0.7%/予想:-0.2%/前回:-1.1% 英国 製造業生産 (前月比)(8月)>結果:-0.8%/予想:-0.4%/前回:-1.2% 米国 消費者物価指数 (前年比)(9月)>結果:3.7%/予想:3.6%/前回:3.7% 米国 消費者物価指数 (前月比)(9月)>結果:0.4%/予想:0.3%/前回:0.6% 米国 コア消費者物価指数 (前年比)(9月)>結果:4.1%/予想:4.1%/前回:4.3% 米国 コア消費者物価指数 (前月比)(9月)>結果:0.3%/予想:0.3%/前回:0.3% 米国 新規失業保険申請件数>結果:209K/予想:210K/前回:209K ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【オーストリア中銀 ホルツマン総裁】 労働市場と気候変動は現在および将来の動向を左右する2大要因であり、それがインフレ率を2%に戻すことを非常に難しくすると思う。2%に戻るとすればそれは、リセッションと共に起こるだろう。そのようなことが起こらないよう願うが、これらの物価上昇圧力を回避するメカニズムと、インフレ率が迅速に2%に戻る道筋は今のところ見当たらないと語った。 【ボストン連銀 コリンズ総裁】 長期利回りの上昇は、金融環境の幾分の引き締まりを示唆する、上昇が続けば、短期的には金融政策をさらに引き締める必要性は低下する可能性が高いと語った。 |
13 (Fri) |
米国 ミシガン大学消費者信頼感指数 (10月) >結果:63.0/予想:67.2/前回:68.1 米国 ミシガン大学期待インフレ率 (10月)>結果:3.8%/予想:3.2%/前回:3.2% ◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇ 【フィラデルフィア連銀 ハーカー総裁】 金利を現行水準で据え置くことができる状況にあると考えられる。何もしないことで、なお何かをしている。実際のところ、かなり多くのことをしている。政策金利は景気抑制的な水準にあると私は確信している。金利がその水準にとどまる限り、われわれはインフレを着実に押し下げ、市場のバランスを改善させられる。まず、われわれは物価上昇の再加速は容認しない、ただ私は物価に関する月次ベースでの通常の変動性に過剰に反応したくはないと語った。 【前セントルイス連銀総裁 ブラード氏】 市場で織り込み不足となっているリスクは、ディスインフレが失速ないし完全に停止し、個人消費支出(PCE)コア価格指数が再び上昇し始めることだ。そうした事態になれば、講じた政策が十分だったのかどうかについて、金融当局者の間で新たに動揺が広がり始めるだろう。そうなった場合、FOMCは6%ないし6.5%への利上げを検討せざるを得なくなると述べた。 |
翌週の主な経済指標・イベント
16 (Mon) | US | ニューヨーク連銀製造業景気指数 (10月) |
17 (Tue) | GB | 雇用者数 (前月比)(8月) 失業率 (8月) 失業保険申請件数 (9月) |
GE | ZEW景気期待指数 (10月) | |
US | 小売売上高 (前年前月比) (9月) | |
CA | 消費者物価指数 (前年前月比)(9月) | |
18 (Wed) | GB | 消費者物価指数 (前年前月比)(9月) |
EU | 消費者物価指数 (前年前月比)(9月) | |
US | 建築許可件数 (9月) | |
19 (Thu) | AU | 雇用者数 (9月) 失業率 (9月) |
US | フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (10月) 中古住宅販売戸数 (9月) |
|
20 (Fri) | GB | 小売売上高 (前年前月比)(9月) |
GE | 生産者物価指数 (前年前月比)(9月) | |
CA | 小売売上高 (前月比)(8月) |
※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、NZ=ニュージーランド、
SG=シンガポール、CN=中国、JP=日本
③トレード
USD/JPY_1H今週は2回トレードを行いました。1回目は火曜の朝に安値を付けてから上昇していったので、売りを仕掛けるタイミングを狙ってました。夜に週始値到達で抑えられたので売りを仕掛けました。利確は水曜の午前中に上弦の線で支えられた感じがしたので手仕舞いしました。
同様に2回目も週始値で売りを仕掛けましたが、少し上振れましたが戻ってきたので、微益で決済し撤退しました。その後はCPIの良好な結果もあり上昇して、あまり下げる事もなく週引けとなっています。
EUR/USD_1H今週は週オープンで大きく窓が開いて直ぐに埋まるかと思いきや、いったん下げて翌日の欧州タイムで埋める展開でした。個人的にはは0.5ラインで買いを仕掛けて1.25ラインで売り抜ければ理想だったなと思いました。今週に関しては1.25ライン到達で売りを仕掛けて、いったん週始値を割りましたが、0.75ラインで反転して戻ってきたので利確しました。
BTC/JPY_1H今週は少し下げましたね。地政学リスクが高まっているのが要因だと思われます。
暗号資産業者もハマスに関する口座および取引に制限をかけるようなので、そのこともあり下げたようですが、400万円台で持ちこたえていますね。
さて、私が今週気になったニュースのご紹介!!
デジタル通貨DCJPY、2024年7月発行へ──ホワイトペーパーも公開
記事の内容をよく確認いただきたいのですが、デジタル通貨のJPYと記載があるとCBDCと勘違いする方もおられると思いますが違います。DCJPY自体は2年ほど前からありまして、どこの銀行が主体となって発行するのか気になっていましたが、それがGMOあおぞらネット銀行になりましたというだけです。
以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。
④今週の格言
禅の悟りとは、いつでも、どこでも死ぬる覚悟ができることだと思っていたが、よく考えてみると、それは大変な誤りで、いかなる場合でも、平気で生きることであることがわかった。
~正岡 子規 1867年10月14日/ 俳人、歌人、国語学研究家 ~
今週はお誕生日リストより、俳人で有名な正岡 子規さんの名言を取り上げました。
皆さん学生の頃に国語か歴史で一度は、彼の事を知っているかと思います。
一番有名なのは”柿くえば鐘がなるなり法隆寺”ですね。
さて今回の名言ですが、悟りに関する事です。
よく悟りを開くとか悟りの境地とか言いますね。
悟りとは迷いを棄てるという意味です。
そして平気とは心に動揺がない事で、似たような意味合いですが少し違います。
迷いを棄てられたら、人間を超越しています。
それに対し心に動揺がないのは精神力の差です。磨くことができます。
もしかすると彼も、そのような事を考えて、この言葉を残したのかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪
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