Forex Weekly Report WN26(6/26-6/30)

どうも皆さん、KOZIです。

昨日から今日にかけて天候が不安定で九州の方では記録的豪雨とのことなので皆さん充分にお気をつけて頂ければと思います。
さて今週の主なニュースですがロシアのワグネルの件はあちらの話なので放っておいて、気になったのが日曜に起きた山手線での刃物騒動です。確かに料理人の管理不十分はありますが、一番悪いのは妄想でパニックになる人達です。落として見えてしまっただけで「刃物を振り回している男がいる」と嘘の情報を拡散して、さらにそれを安易に真に受けてしまう単純な人達。厳しいことを言うと「醜態を晒して何やってんだ」という思いです。
今の世の中、情報は非常に大事ですが、真偽を見極めることはもっと大事ですね。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 143.476 145.071 142.933 144.280 57.7 / 0.40%
EUR/JPY 156.497 157.998 155.747 157.397 89.3 / 0.57%
EUR/USD 1.09045 1.09766 1.08352 1.09097 18.2 / 0.17%
GBP/USD 1.27030 1.27594 1.25907 1.27147 -21.7 / 0.17%
ドル指数(USDX/DXY)  102.867 103.543 102.320 102.921 5.4 / 0.05%
10年債利回り(US10Y)   3.717 3.890 3.679 3.843 0.106 / 2.84%
日経平均 32647.08 33527.98 32306.99 33188.97 407.50 / 1.24%
NYダウ 33730.79 34467.35 33610.32 34407.61 680.17 / 2.02%
S&P500 4344.84 4458.48 4328.08 4450.37 102.05 / 2.35%
WTI原油先物 69.74 71.01 67.10 70.39 0.92 / 1.32%
金(US$/OZ) 1921.10 1933.31 1893.12 1919.36 -0.90 / 0.05%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)

 

②各種指標・イベント

今週の主な経済指標結果・要人発言

26
(Mon)
ドイツ IFO景況指数 (6月)>結果:88.5/予想:90.7/前回:91.5
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【NY連銀ウィリアムズ総裁】
世界的な高インフレ環境において、世界中の中央銀行が物価安定を回復するために強力かつ断固とした行動をとっている。物価安定の回復が最も重要だ。持続的な経済および金融の安定を支える基盤だからだと話した。
27
(Tue)
米国 建築許可件数>結果:1.496M/予想:1.491M/前回:1.417M
米国 耐久財受注 (前月比) (5月)>結果:1.7%/予想:-1.0%/前回:1.2%
米国 コア耐久財受注 (前月比)(5月)>結果:0.6%/予想:-0.1%/前回:-0.6%
カナダ 消費者物価指数 (前月比) (5月)>結果:0.4%/予想:0.5%/前回:0.7%
カナダ コア消費者物価指数 (前月比) (5月)>結果:0.4%/予想:0.5%/前回:0.5%
米国 消費者信頼感指数 (6月)>結果:109.7/予想:104.0/前回:102.5
米国 新築住宅販売戸数 (5月)>結果:763K/予想:675K/前回:680K
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【ECBラガルド総裁】
ECBが近い将来に完全な自信を持ってピーク金利に達したと宣言できる可能性は低い。見通しに大きな変化がない限り、7月も利上げを続ける。より執拗なインフレに対しては、より執拗な政策が必要だ。いま十分に引き締めるだけではなく、インフレプロセスの第2段階が解消されたと確信が持てるまで景気抑制的な状態を保つ必要があると語った。
【ラトビア中銀カザークス総裁】
経済に関し今持ち合わせている情報を踏まえると、7月でもう終わりだと言うのは気が引ける。さらに金利を引き上げる必要があると思うと述べた。
28
(Wed)
ドイツ GfK独消費者信頼感指数 (7月)>結果:-25.4/予想:-23.0/前回:-24.4
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【FRBパウエル議長
政策は景気抑制的だが、十分に抑制的ではない可能性がある。抑制的な政策はまだ十分に長い期間行われていない。インフレ率が急激に低下し2%への軌道に乗ったと確信できれば、それは異なった状況になるだろう。そうなれば政策の緩和について考え始めることになる。だがそうした状況からはまだ程遠い。現時点でそうしたことは考えていないし、近い将来にもないと述べた。
【ECBデギンドス副総裁
来月の追加利上げはほぼ確実だが、その次の会合での決定は未定であり、今後入手する経済データに基づき判断すると述べた。
【ECBレーン専務理事
見通しに重大な変化がなければ、7月については追加利上げが妥当と思われる。9月についてあまり熱心に考えてさえいない。今後9月までに得られる非常に多くのデータポイントが存在する。今後数年の金融政策の全体像を展望すれば、急速な利下げを期待に織り込むことが適切とは考えないと述べた。
【ポルトガル中銀センテノ総裁
ECBは全体として、はるかにもっとバランスの取れた姿勢でいなければならない。過剰な利上げは姿勢として、基本的に容認できない。インフレは低下しつつある。上昇した時と同じぐらいの急ピッチで低下しているとの認識を示した。
【エストニア中銀ミュラー総裁
過去に例を見ないハイペースの利上げがどのように経済に浸透しているのかを注視する必要がある。これまでに実施した利上げが徐々に効果を表しつつあることを踏まえた上で、具体的にどのような影響が見られるのか、今後の決定を下すまで注意深く見守る必要があると語った。
29
(Thu)
ドイツ 消費者物価指数 (前月比)(6月)>結果:0.3%/予想:0.2%/前回:-0.1%
ドイツ 消費者物価指数 (前年比)(6月)>結果:6.4%/予想:6.3%/前回:6.1%
米国 国内総生産 (前期比) (Q1)>結果:2.0%/予想:1.4%/前回:2.6%
米国 新規失業保険申請件数>結果:239K/予想:266K/前回:265K

米国 中古住宅販売保留 (前月比)(5月)>結果:4.30M/予想:4.25M/前回:4.29M
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇
【アトランタ連銀ボスティック総裁
政策が効果を表すのを待つべき時がある。私は追加利上げについてパウエル議長を含めた他のメンバーほど緊急性を感じないと語った。
30
(Fri)
英国 国内総生産 (前年比) (Q1)>結果:0.2%/予想:0.2%/前回:0.6%
英国 国内総生産 (前期比) (Q1)>結果:0.1%/予想:0.1%/前回:0.1%
ドイツ 失業率 (6月)>結果:5.7%/予想:5.6%/前回:5.6%
EU圏 消費者物価指数 (前年比)(6月)>結果:50.3/予想:52.5/前回:52.8
EU圏 消費者物価指数 (前月比)(6月)>結果:43.6/予想:44.8/前回:44.8
EU圏 消費者物価指数コア (前年比)(6月)>結果:5.4%/予想:5.5%/前回:5.3%
EU圏 消費者物価指数コア (前月比)(6月)>結果:0.3%/予想:0.7%/前回:0.2%
米国 個人消費支出物価指数 (前年比)(5月)>結果:3.8%/予想:4.6%/前回:4.3%
米国 個人消費支出価格指数 (前月比)(5月)>結果:0.1%/予想:0.5%/前回:0.4%
米国 コアPCE物価指数 (前年比)(5月) >結果:4.6%/予想:4.7%/前回:4.7%
米国 コアPCE物価指数 (前月比)(5月) >結果:0.3%/予想:0.3%/前回:0.4%
米国 ミシガン大学消費者信頼感指数 (6月)>結果:64.4/予想:63.9/前回:59.2
米国 ミシガン大学期待インフレ率 (6月)>結果:3.3%/予想:3.3%/前回:4.2%
◇―――――◇―――――◇―――――◇―――――◇

 

翌週の主な経済指標・イベント

3(Mon) カナダ建国記念日(7/1振り替え休場)、アメリカ独立記念日(早引け)
US ISM製造業購買担当者景気指数 (6月)
4(Tue) アメリカ独立記念日
AU 政策金利発表 (7月)
6(Thu) US ADP非農業部門雇用者数 (6月)、JOLT求職 (5月)、ISM非製造業指数 (6月)
CA Ivey購買部協会指数 (6月)
7(Fri) US 非農業部門雇用者数 (6月)、失業率 (6月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、NZ=ニュージーランド、
SG=シンガポール、CN=中国、JP=日本

③トレード

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。週引けの縦線にある薄い白色は先々週以前に保有しているポジションです。

USD/JPY_1H先週に続きノートレードでした。
先週と比較すると上昇幅が小さいですね。金曜日に失速したのがポイントです。
神田財務官が週明け早々に出てきたことで介入懸念が高まりましたが、それでも上昇して引けているので今後も高い緊張感をもって注視したいですね。

EUR/USD_1H今週はノートレードでした。
火曜の夜から下弦の線の方向に対して下落しているのがポイントです。
また先週安値を少し割っていますが抑えて反転上昇して週としては上昇して終わっている状況です。

GBP/USD_1H今週は2回トレードを行いました。先週と同じく買い目線で挑みまして、1回目は短期的なデイトレードで2回目が日跨いでいますのでスイングとなっています。
1回目は週折り返しポイントで反転上昇を見込んで買いを仕掛けましたが、微妙に上昇力が弱かったので即時撤退となっています。2回目は1回目と同水準の-0.5ラインで買いを仕掛けてます。こちらは米国指標で一時的にドル高になりましたが、反転上昇を見込んでのトレードです。利確が悩みどころでしたがTPを週始値に置いていたら弱い米国指標の結果で上昇し決済となりました。

BTC/JPY_1H今週は大きな動きもなく横ばいの展開となっていますね。
唯一金曜の夜に米SECのビットコインETF申請が不適切とみなす報道で一時的に下落しましたが、直ぐに買戻しが入っています。
今週のニュースで一番気になったのがこちら↓
ビットコインキャッシュが急伸、シタデルなど出資の交換業者始動で
私自身、ビットコインキャッシュはビットコインが分裂した際にもらいましたが、直ぐにビットコインと交換して全く触れていないですね。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

人生は天秤みたいなものさ。
過去という小皿に重みがかかると、 未来の小皿は自然と天に届く。

~ 江頭2:50 / お笑いタレント、YouTuber ~

本日は著名人の誕生日リストから江頭 2:50ことエガちゃんの名言を選びました。

エガちゃんが素晴らしいことを言っていて引いてしまいますね(笑)

さて名言自体は非常に重みがあります。
『人生』『過去』『未来』をどう捉えるかが、今回の名言で一番重要なところ。

トレーダーだと人生は目標、過去は経験や実績、未来は利益でしょうか。

皆さんも是非ご自身に当てはめて見てはいかがでしょうか。

 

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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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