Forex Weekly Report WN16(4/17-4/21)

どうもKOZIです。

先週の土曜に起きた岸田首相への爆発物が投げ込まれた事件が連日取り上げられていますね。
犯人の動機に関する事などは意見が割れますので、私からは申し上げません。しかしながら警護・警備体制だけが全くダメダメだなと感じました。2010年APEC財務大臣会合で警備チームのセクションリーダを務めていましたが、まぁ日本の警察の警護は何にも変わってないなとつくづく実感しました。
それと犯人をヘッドロックしたおっちゃんが賞賛されていますが、犯人が仮に最終手段で自爆というケースも考えられるためああいうことは辞めましょう!!

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 133.803 135.137 133.545 134.105 37.5 / 0.28%
EUR/JPY 147.015 147.862 146.402 147.353 34.4 / 0.23%
EUR/USD 1.09888 1.09998 1.09091 1.09884 -4.7 / 0.04%
GBP/USD 1.24029 1.24745 1.23532 1.24416 29.2 / 0.24%
ドル指数(USDX/DXY)  101.581 102.231 101.531 101.724 14.4 / 0.14%
10年債利回り(US10Y)   3.528 3.639 3.501 3.576 0.059 / 1.68%
日経平均 28537.99 28778.37 28414.98 28564.30 70.90 / 0.25%
NYダウ 33930.46 34018.62 33677.74 33808.97 -77.51 / 0.23%
S&P500 4137.17 4169.48 4113.86 4133.51 -4.12 / 0.10%
WTI原油先物 82.42 82.62 76.78 77.91 -4.73 / 5.72%
金(US$/OZ) 2004.03 2015.02 1969.34 1982.37 -21.06 / 1.05%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM、株価指数/商品はTVC or Yahoo!finance)

 

②各種指標・イベント

今週の主な経済指標結果・要人発言

17(Mon) 米国 ニューヨーク連銀製造業景気指数 (4月)>結果:10.80/予想:-18.00/前回:-24.60
【ドイツ中銀ナーゲル総裁】

コアインフレはここ数カ月で加速しているが、夏休み前には鈍化すると予想している。
【ラトビア中銀カザークス総裁】
5月の会合で0.5ポイントの利上げの可能性は排除できないが0.25ポイントに狭める可能性もある。経済は強靭でリセッションの入ることもなく、労働市場も強い。賃金圧力がなお高まるようなら追加利上げが必要と考えている。
18(Tue) 英国 平均賃金(ボーナス含) (2月)>結果:5.9%/予想:5.1%/前回:5.9%
英国 失業保険申請件数 (3月)>結果:28.2K/予想:10.2K/前回:-18.8K
ドイツ ZEW景気期待指数 (4月)>結果:4.1/予想:15.3/前回:13.0
米国 建築許可件数 (3月)>結果:1.413M/予想:1.450M/前回:1.550M
カナダ 消費者物価指数 (前月比) (3月)>結果:0.5%/予想:0.5%/前回:0.4%
カナダ コア消費者物価指数 (前月比) (3月)>結果:0.6%/予想:0.4%/前回:0.5%
【アトランタ連銀ボスティック総裁】
政策金利をもう1回上げて5%超えとし、その水準で相当の間、据え置くことを支持するとした。
【セントルイス連銀ブラード総裁】
最近のデータを見るにインフレが根強く続いている事が示唆される。利上げを継続し、5.5-5.75%まで上げる事を支持する。
19(Wed) 英国 消費者物価指数 (前月比)(3月)>結果:0.8%/予想:0.5%/前回:1.1%
英国 消費者物価指数 (前年比)(3月)>結果:10.1%/予想:9.8%/前回:10.4%
英国 コア消費者物価指数 (前月比)(3月)>結果:0.9%/予想:0.6%/前回:1.2%
英国 コア消費者物価指数 (前年比)(3月)>結果:6.2%/予想:6.0%/前回:6.2%
EU圏 消費者物価指数 (前月比)(3月)>結果:0.9%/予想:0.9%/前回:0.8%
EU圏 消費者物価指数 (前年比)(3月)>結果:6.9%/予想:6.9%/前回:8.5%
EU圏 コア消費者物価指数 (前月比)(3月)>結果:1.3%/予想:1.2%/前回:0.8%
EU圏 コア消費者物価指数 (前年比)(3月)>結果:5.7%/予想:5.7%/前回:5.6%
13(Thu) ニュージーランド 消費者物価指数 (前期比)(Q1)>結果:1.2%/予想:1.7%/前回:1.4%
ドイツ  生産者物価指数 (前月比) (3月)>結果:-2.6%/予想:-0.5%/前回:-0.3%
米国 新規失業保険申請件数>結果:245K/予想:240K/前回:240K
米国 フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (4月)>結果:-31.3/予想:-19.2/前回:-23.2
【クリーブランド連銀メスター総裁】
インフレは依然として高すぎるとして抑制のために、あと1回は利上げを支持すると表明。引き締め過程は終わりに近い、どの程度さらに必要かはデータ次第だと語った。
14(Fri) 英国 小売売上高 (前月比)(3月)>結果:-0.9%/予想:-0.5%/前回:1.1%
英国 コア小売売上高 (前月比)(3月)>結果:-1.0%/予想:-0.7%/前回:1.4%
ドイツ 総合PMI (4月)>結果:53.9/予想:52.7/前回:52.6
ドイツ 製造業購買部協会景気指数 (4月)>結果:44.0/予想:45.7/前回:44.7
ドイツ サービス業購買部協会景気指数 (4月)>結果:55.7/予想:53.3/前回:53.7
EU圏 総合PMI (4月)>結果:54.4/予想:53.7/前回:53.7
EU圏 製造業購買担当者景気指数 (4月) >結果:45.5/予想:48.0/前回:47.3
EU圏 サービス業購買部協会景気指数 (4月)>結果:56.6/予想:54.5/前回:55.0
英国 総合PMI (4月)>結果:53.9/予想:52.6/前回:52.2
英国 製造業購買部協会景気指数>結果:46.6/予想:48.5/前回:47.9
英国 サービス業購買部協会景気指数 (4月)>結果:54.9/予想:53.0/前回:52.9
カナダ 小売売上高 (前月比) (2月)>結果:-0.2%/予想:-0.6%/前回:1.6%
カナダ コア小売売上高 (前月比) (2月)>結果:-0.7%/予想:-0.1%/前回:0.9%
米国 総合PMI (3月)>結果:53.5/予想:52.8/前回:52.3
米国 製造業購買管理者指数 (4月)>結果:50.4/予想:49.0/前回:49.2
米国 サービス業購買部協会景気指数 (3月)>結果:53.7/予想:51.5/前回:52.6
【ECBデギンドス副総裁】
ユーロ圏の基調的インフレは極めて強い事が証明されているが、コアインフレは次第に低下してくだろう。その上でコアインフレの減速はECBの信頼を失われないよう安定軌道でなくてはならないと語った。
【BOE/MPCテンレイロ委員】
政策金利は既に高すぎる水準まで引き上げており、効果が表れるのを待つべきだと語った。

 

翌週の主な経済指標・イベント

24(Mon) GE  IFO景況指数 (4月)
25(Tue) オーストラリア・ニュージーランド:アンザックデー
US 消費者信頼感指数 (4月)、 新築住宅販売戸数 (3月)
26(Wed) AU  消費者物価指数 (前年前期比) (Q1)
GE GfK独消費者信頼感指数 (5月)
US 耐久財受注・同コア (前月比) (3月)
27(Thu) US  国内総生産 (前期比) (Q1)
US 中古住宅販売保留 (前月比) (3月)
28(Fri) GE  国内総生産 (前年前期比) (Q1)
GE 失業率 (4月)
GE 消費者物価指数 (前月比) (4月)
US  個人消費支出価格指数 (前年前月比) (3月)
CA  国内総生産 (前月比) (2月)
US  ミシガン大学消費者信頼感指数 (4月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、NZ=ニュージーランド、
SG=シンガポール、CN=中国、JP=日本

③トレード

※今週については筆者がサラリーの仕事&個人事業の仕事&個人活動などの影響でノートレードでした。恐れ入りますが主要3ペアのみのチャートとコメント掲載になりますのでご了承ください。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H今週も新たなポジションは無くノートレードでした。
前週とおなじく概ね週を通して週始値より上で推移しているのが特徴ですね。

EUR/USD_1H今週は先週からロールオーバーしたポジションを利確した分と後半に1回トレードいたしました。
ロールオーバーはブログでもライブ配信でも話していた通り週明け早々に手仕舞いしました。後半のトレードに関してはドルが強いという事がチャートを見れば明らかですので、週始値で売りを仕掛けました。
利確に関しては週末という事もあり、またチャートを見ても大きく利幅が取れるわけでもないと判断したのでクロスポイント到達で手仕舞いしました。

GBP/USD_1H今週もノートレードでした。ユーロドルと違いポンドがドルより強い傾向が見受けられましたね。
しかし先週の高値安値の中心である0.5ラインで抑えられているのがポイントです。CPIは強い結果でしたが失業保険と小売りが弱かったのも原因かもしれません。

BTC/JPY_1H今週は新たなポジションはありませんでした。
想定していた通り、直近でかなり上昇していましたので今週は落ちましたね。原因は様々で、バイナンスの取引所から巨大な売り注文やコインベースのCEOがアメリカを離れるかもしれないというニュースが大きいのかなという印象です。他にはEUでの暗号資産規制法案が可決されたりと本当にファンダメンタルに左右されるなと思いました。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

もっとも危険なことは、
敗北よりもむしろ自分の敗北を認めるのを恐れることであり、
その敗北から何も学ばないことである。

~ ウラジーミル・レーニン / 革命家・政治家

今週は本日お誕生日リストの中からソ連建国の父であるレーニン議長の名言を選びました。

この名言は我々トレーダーにとって非常に重要な言葉ではないでしょうか。
損切りするという事は敗北ですが、損切りできずに強制ロスカットになったら退場となりますの。
また損切りした場合は学ぶことも重要ですね。

今回の名言はトレーダーだけではなく日々の生活にも大いに役立つ言葉だと思います。

 

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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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