Forex Weekly Report WN36(9/5-9)

どうもKOZIです。

今週も大きなニュースが多々あり目紛るしい週でした。

静岡県の幼稚園でのバス置き去りによる園児の死亡。ニュースを追って見ましたが上着を脱ぐ・水筒が空の文章を見たときはとても悲しくなりました。河本千奈ちゃんへ謹んで哀悼の意を捧げますとともに、ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。

そしてエリザベス女王の死去。70年間女王の座に付き激動の時代を乗り越えて、英国を導いてきたことに敬意を表すとともに、心から感謝の念を伝えたいと思います。
~女王陛下、ありがとうございました。安らかにお眠り下さい。~

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 140.107 144.991 140.093 142.626 248.6 / 1.77%
EUR/JPY 139.081 144.724 138.688 143.184 369.2 / 2.65%
EUR/USD 0.99180 1.01133 0.98638 1.00437 91.7 / 0.92%
GBP/USD 1.14709 1.16480 1.14046 1.15854 78.5 / 0.68%
ドル指数(USDX/DXY)  109.609 110.785 108.360 108.973 -63.6 / 0.58%
10年債利回り(US10Y)   3.191 3.363 3.191 3.314 0.121 / 3.79%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

9月 5日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,619.61 / −31.23 
オーストラリアASX200 : 6,852.20 / +23.50 
香港 ハンセンHSI : 19,225.70 / −226.39 
上海総合SSEC : 3,199.91 / +13.43 
*人民元は対ドルで2年ぶりの安値。ドル高に加え成都のロックダウンが延長されたことが背景となった。
さらに干ばつによる農作物市場の混乱が起きるほどの大惨事となっている。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 :7,287.43 / +6.24 
ユーロSTOXX 600 : 413.39 / −2.58
ドイツDAX : 12,760.78 / −289.49 
スイスSMI : 10,819.54 / −72.17 
*英国次期首相はトラス外相に決定。
*英中銀マン
MPC委員、インフレ抑制のため強力な行動が必要と述べ来週の会合での大幅利上げの可能性を示唆した。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 休場
NADAQ : 休場
S&P500 : 休場
S&Pトロント60 : 休場
*休場のため主なトピックスはなし
☆レイバーデイ(労働者の日)=9月の第一月曜で連休となり、夏の終わりを告げる日として旅行やパーティーを楽しむ人たちが多い。もともとは労働者の権利を讃えるための祝日。
9月 6日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,626.51 / +6.90 
オーストラリアASX200 : 6,826.50 / −25.70 
香港 ハンセンHSI : 19,202.73 / −22.97 
上海総合SSEC : 3,243.45 / +43.53 
*豪中銀RBAは政策金利を2.35%に引き上げ、4会合連続50bp利上げ。市場の反応は予想通りだが相次ぐ利上げにより金利の低い円が影響を受けた。ドル円は先週の高値を更新し141円台で推移。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,300.44 / +13.01 
ユーロSTOXX 600 : 414.38 / +0.99 
ドイツDAX : 12,871.44 / +110.66 
スイスSMI : 10,834.18 / +14.64 
*ECBメンバーでラトビア中銀のカザークス総裁はリセッションがインフレを押し下げれば利上げペースは鈍化もしくは停止する可能性があると述べた。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,145.30 / −173.14 
NADAQ : 11,544.91 / −85.96 
S&P500: 3,908.19 / −16.07 
S&Pトロント60 : 1,153.43 / −11.45 
*8月ISM非製造業指数は市場予想を上回る結果となり、利上げ観測が高まりドル買いが加速した。
*円は対ドルで143円の高値を更新し24年ぶりの円安水準。日米の金利政策の違いから、極めて大きなボラティリティが生じる可能性があるとの市場予想。
9月 7日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,430.30 / −196.21 
オーストラリアASX200 : 6,729.30 / −97.20 
香港 ハンセンHSI : 19,044.30 / −158.43 
上海総合SSEC : 3,246.29 / +2.85 
*豪GDP(Q2)は前年比は上昇ながら前期は下落で区々の結果。但し双方とも市場予想との差は0.1%。
☆円安進行で144円まで上昇。鈴木財務相は毎度おなじみの”高い緊張感をもって注視する”のけん制発言をしたが効果は皆無であった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,237.83 / −62.61 
ユーロSTOXX 600 : 412.01 / −2.37 
ドイツDAX : 12,915.97 / +44.53 
スイスSMI : 10,805.16 / −29.02 
*ユーロGDP(Q2)および雇用者数ともに市場予想を上回る結果。消費支出が伸び、雇用拡大が背景。
*露プーチン大統領、停止中のNSについてタービンがあれば明日にでも稼働再開だが西側諸国が阻止していると非難した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,581.28 / +435.98 
NADAQ : 11,791.90 / +246.99 
S&P500 : 3,979.87 / +71.68 
S&Pトロント60 : 1,163.43 / +10.00 
*FRBブレイナード副議長、インフレを押し上げるため必要な限り対応を続けると発言した。
*ベージュブック(地区連銀経済報告)、物価は高騰しているがペースは鈍化。将来の経済成長見通しは総じて弱いと記されていた。
9月 8日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,065.28 / +634.98 
オーストラリアASX200 : 6,848.70 / +119.40 
香港 ハンセンHSI : 18,854.62 / −189.68 
上海総合SSEC : 3,235.59 / −10.71 
*豪中銀ロウ総裁は金利の急速な上昇により大幅利上げ終了の可能性、後はデータ次第と述べた。
☆木原官房副長官は、為替の急速な円安に対して、憂慮し”高い緊張感をもって注視する”との見解を示した。昨日の鈴木財務相と同じ発言では市場からは見向きもされなかったようだ。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,262.06 / +24.23 
ユーロSTOXX 600 : 414.09 / +2.08 
ドイツDAX : 12,904.32 / −11.65 
スイスSMI :10,790.32 / −14.84 
*英トラス首相、エネルギー価格高騰に対する包括的な抑制政策を発表。☆This is the moment to be bold.の言葉が印象的でした。
*ECBは政策金利を0.75%の大幅利上げを決定。ラガルド総裁は会見で今後の会合で一段の利上げを予想すると述べた。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,774.52 / +193.24 
NADAQ : 11,862.13 / +70.23 
S&P500 : 4,006.18 / +26.31 
S&Pトロント60 : 1,174.04 / +10.61 
*新規失業保険申請数は市場予想を下回ったが、継続申請が増加するなど区々の結果。
*パウエル議長はインフレが緩和するまで、FRBは強く行動を続けると発言。今月会合での75bpの利上げが完全に織り込まれることが示された。
9月 9日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,214.75 / +149.47 
オーストラリアASX200 : 6,894.20 / +45.50 
香港 ハンセンHSI : 19,362.25 / +507.63 
上海総合SSEC : 3,262.05 / +26.47 
*黒田総裁は岸田首相との会談後、1日に2-3円動くのは急激な変化で好ましくない。市場の動向を今後とも”注視する”と述べた。どうやら政財界では”注視する”というキーワードが流行っているようだ。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,351.07 / +89.01 
ユーロSTOXX 600 : 420.37 / +6.28 
ドイツDAX : 13,088.21 / +183.89 
スイスSMI : 10,900.24 / +109.92 
*ECBメンバーでオランダ中銀クノット総裁は、記録的なインフレが賃金に波及することを防ぐため追加利上げが必要と述べた。他にスロバキア中銀カジミール総裁、フランス中銀ビルロワドガロー総裁などタカ派発言が相次いだ。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,151.71 / +377.19 
NADAQ : 12,112.31 / +250.18 
S&P500 : 4,067.36 / +61.18 
S&Pトロント60 : 1,196.21 / +22.17 
*FRBウォラー理事は講演で、次回の会合で0.75%の利上げを支持、コア価格の持続的な減速がみられるまで一段の措置を講じることを支持すると述べた。
同様にセントルイス連銀ブラード総裁も同様に利上げおよび高金利継続への発言。
*米家計の純資産、過去最大の減少。株価の下落やガソリン価格の急上昇などが背景。
*カナダ雇用統計、雇用者数・失業率が予想外の悪化。フルタイム労働者が減少しパート労働者が増加。

翌週の主な経済指標・イベント

12日(月) 中国・香港:仲秋月祭
GB 製造業生産 (前月比) (7月)
13日(火) AU Westpac消費者信頼感指数 (9月)
GB  失業保険申請件数 (8月)、平均賃金(含ボーナス)(7月)
GE  ZEW景気期待指数 (9月)
US 消費者物価指数 (前年前月比) (8月)
14日(水) GB 消費者物価指数 (前年前月比) (8月)
US 生産者物価指数 (前月比) (8月)
15日(木) NZ  国内総生産 (前期比) (Q2)
AU 雇用者数 (8月)、失業率 (8月)
GB 金融政策委員会 (9月)、政策金利発表 (9月)※延期※
US 小売売上高 (前月比) (8月)、NY・FF連銀製造業景気指数 (9月)
16日(金) GB 小売売上高 (前年前月比) (8月)
EU 消費者物価指数 (前年前月比) (8月)
US ミシガン大学消費者信頼感指数 (9月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週はノートレードとなりました。
火曜日の仲値後からいってらっしゃーい!!の展開でした。これに乗れなかった時点で今週はノートレードだなとつくづく感じました。ドル円の長期ポジションにドルの外貨預金・海外のドル口座を持っている身としては言葉はあまり良くないかもしれませんが、どうでも良かったです。

 

EUR/USD_1H

今週もメインでトレードした通貨になります。
先週からの持ち越し分については窓が大きく開いてオープンしたので高い緊張感をもって注視しておりました。下段下弦の線を一度割って巻き返したところで手仕舞いしました。
次は窓埋め後のトレードです。火曜日のお昼過ぎに窓が埋まった事・上弦の線に触れましたが上昇圧力が感じられなかったので売りを仕掛けました。利確はその日の深夜ロンドンフィクスで大きく下ヒゲをつけたので一旦手仕舞いしました。
3,4回目のトレードは水曜のNYから勢いよく上昇を確認したので、クロスポイントのラインと上弦の線の時間軸を考慮したラインで売りの指値を仕掛けました。双方ともに決まり、一時は含み損になりましたが予想通り下落。下弦の線で支えられたのを確認したので手仕舞いしました。
5,6回目のトレードは金曜、前日までの上昇に対し上弦の線まで到達したので売りを仕掛けました。
予想外にその後も上昇しましたが高い緊張感をもって注視しました。上段の下弦の線で抑えられた所で売りを仕掛けて、その後に反転を確認。全てが含み益になり、下落の勢いが弱まったので手仕舞いしました。
今週のトレードは以上です。

 

GBP/USD_1H

今週は久しぶりにポンドドルのトレードを行いました。
前回のトレードを確認したら7/6が最終で、まさか2カ月もしていないとは自分自身も驚きです。
さて久しぶりのトレードですが火曜日の夕方上昇して停滞しているところで上弦の線を上げずに通過したので売りを仕掛けました。利確は週始値で手仕舞い。私の基本的なセオリーでのトレーニングでした。
トラス首相の就任、エリザベス女王の逝去など大きな動きが多いので今後のトレードは見極めたいところです。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

Life isn’t worth living, unless it is lived for someone else.
誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある。

~アルベルト・アインシュタイン / 理論物理学者

本日9月10日ですが世界自殺予防デーということは皆さんご存知でしょうか。
日本でも昨年の自殺者は21,007人と非常に残念な状況であります。

人それぞれ悩みがあり、どうしようもないこともあるかもしれません。
そんな方たちに向けて今回は”人生とは何か、命を支える”名言を選んでみました。

自殺を選ぶということは何かしらの思い悩みがあるのでしょう。
その時に、この名言を思い出してください。
きっとあなたの支えになります。

今このブログを書いている最中にもYahoo!ニュースで昨日千葉県の新柏駅で16歳の女子高生が電車に飛び込み死亡した記事を目にしました。

あたりまえですが、自ら死を選択するようなことは私はして欲しくありません。
当ブログは投資に関する事が主ですが、「賢く、一度きりの人生を楽しんで行きましょう」をコンセプトにしています。毎週格言コーナーを設けているのも何かしら人生の参考にして役立てたら良いなという気持ちでやってます。

誰かの為に生きて、自分の人生に価値を見出してみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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