Forex Weekly Report WN34(8/22-26)

どうもKOZIです。

いよいよ8月も終わり、時が過ぎるのは本当に早く感じてしまいます。

さて時事関係では統一教会は依然として政治不信の材料とされてますね。
内閣支持率が急落に加えて岸田首相のコロナ感染。
国葬についても世論は反対意見が多いのに対して、自民の二階氏が「やらなかったら馬鹿」発言で炎上。
まぁ、この件に対し一番呆れているのは黄泉の国に行かれた安倍さんでしょうね。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 136.845 137.707 135.806 137.503 64.0 / 0.47%
EUR/JPY 137.398 137.964 135.513 136.990 -40.8 / 0.30%
EUR/USD 1.00339 1.00900 0.98999 0.99640 -74.7 / 0.74%
GBP/USD 1.18242 1.19008 1.17169 1.17353 -88.9 / 0.75%
ドル指数(USDX/DXY)  108.103 109.270 107.588 108.835 73.2 / 0.68%
10年債利回り(US10Y)   2.991 3.128 2.943 3.043 0.067 / 2.25%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

8月 22日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,794.50 / −135.83 
オーストラリアASX200 : 7,046.90 / −67.60 
香港 ハンセンHSI : 19,656.98 / −116.05 
上海総合SSEC : 3,277.79 / +19.72 
*人民元、対ドルで2年ぶりの安値。最優遇貸出金利(LPR)を引き下げたことが背景。
*NZ準備銀行副総裁、インフレ抑制に向け政策金利を4.25%まで引き上げることも有り得ると語った。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 :7,533.79 / −16.58 
ユーロSTOXX 600 : 433.17 / −4.19 
ドイツDAX : 13,230.57 / −313.95 
スイスSMI : 11,085.84 / −70.88 
*独連銀ナーゲル総裁、ECBは利上げを継続すべきだがエネルギー情勢が悪化すればリセッションに陥ると述べた。欧州天然ガス先物が急騰していることが背景。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 33,063.61 / −643.13 
NADAQ : 12,381.57 / −323.64 
S&P500 : 4,137.99 / −90.49 
S&Pトロント60 : 1,210.67 / −7.26 
*ユーロドル、再びパリティ割れ。欧米の利上げによる世界経済後退や欧州の天然ガス情勢などが背景。
8月 23日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,452.75 / −341.75 
オーストラリアASX200 : 6,961.80 / −85.10 
香港 ハンセンHSI : 19,503.25 / −153.73 
上海総合SSEC : 3,276.22 / −1.57 
*人民元、前日2年ぶりの安値更新から再び下落し連続で更新した。市場予想ではより一段安を予想。
*インドネシア中銀、政策金利を約5年ぶりに引き上げ。総裁は会見でインフレ上昇に先手を打ち、ルピアの安定を強化する狙いだと述べた。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 :7,488.11 / −45.68 
ユーロSTOXX 600 :431.35 / −1.82 
ドイツDAX : 13,194.23 / −36.34 
スイスSMI : 10,933.06 / −152.78 
*英・ユーロ圏ともに製造業・総合PMIは前回より下回り経済活動の縮小が目立った。これによりリセッションへの懸念が高まり、現実味を帯びてきた形となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,909.59 / −154.02 
NADAQ : 12,381.30 / −0.27 
S&P500: 4,128.73 / −9.26 
S&Pトロント60 : 1,208.42 / −2.25 
*欧州に続き米でも各PMI指標が縮小、特にサービス部門が予想外に悪化。さらに新築住宅販売やリッチモンド連銀指数も悪化し9月の大幅利上げ観測が後退した。
8月 24日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,313.47 / −139.28 
オーストラリアASX200 : 6,998.10 / +36.30 
香港 ハンセンHSI : 19,268.74 / −234.51 
上海総合SSEC : 3,215.20 / −61.02 
*主なトピックスなし
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,471.51 / −16.60 
ユーロSTOXX 600 : 432.05 / +0.70 
ドイツDAX : 13,220.06 / +25.83 
スイスSMI : 11,012.87 / +79.81 
*欧州エネルギー市場、天然ガス価格が大幅上昇。オランダTTF天然ガス先物が1メガワット時あたり300ユーロをつけて深刻な危機。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,969.23 / +59.64 
NADAQ : 12,431.53 / +50.23 
S&P500 : 4,140.77 / +12.04 
S&Pトロント60 : 1,207.99 / −0.43 
*耐久財受注、前月比0.0%、コアは予想を上回る結果となり機器の需要継続が示された。
8月 25日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,479.01 / +165.54 
オーストラリアASX200 : 7,048.10 / +50.00 
香港 ハンセンHSI : 19,968.38 / +699.64 
上海総合SSEC : 3,246.25 / +31.04 
*香港市場、午前は台風接近によるシグナル8が発令され休場となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,479.74 / +8.23 
ユーロSTOXX 600 : 433.36 / +1.31 
ドイツDAX : 13,271.96 / +51.90 
スイスSMI :11,063.88 / +51.01 
*ECBは7月会合の議事録を公表。ユーロ圏経済の悪化が懸念されるが10月までに1%の利上げを見込んでいる。
*前日に続きオランダTTF天然ガス先物が1メガワット時あたり317ユーロまで高騰。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 33,291.78 / +322.55 
NADAQ : 12,639.27 / +207.74 
S&P500 : 4,199.12 / +58.35 
S&Pトロント60 : 1,217.33 / +9.34 
*新規失業保険が増加予想に対し減少、継続申請も同様の結果。同時発表のGDP改定値は上方修正で堅調な結果。
*地区連銀総裁が利上げに関し相次いで主張。中でもセントルイス連銀ブラード総裁、高インフレが持続する可能性があり、年末までに政策金利を3.75-4.00%まで引き上げるべきだと発言した。
8月 26日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,641.38 / +162.37 
オーストラリアASX200 : 7,104.10 / +56.00 
香港 ハンセンHSI : 20,170.04 / +201.66 
上海総合SSEC : 3,236.22 / −10.03 
NZ準備銀行オア総裁、中銀の見方としてリセッションに陥る可能性は低い。少なくともあと数回の利上げを行うが、以降はデータ次第になると発言した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,427.31 / −52.43 
ユーロSTOXX 600 : 426.09 / −7.27 
ドイツDAX : 12,971.47 / −300.49 
スイスSMI : 10,942.16 / −121.72 
*ECB委員でオーストリア中銀のホルツマン総裁は次回会合で0.75%の利上げを議論するべきと発言した。
*EU電力価格が急騰、独33%・仏25%連日高値更新で緊急会合を開催。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,283.40 / −1,008.38 
NADAQ : 12,141.71 / −497.56 
S&P500 : 4,057.66 / −141.46 
S&Pトロント60 : 1,200.71 / −16.62 
*ジャクソンホール会合にてパウエル議長は利上げの継続を示唆。長期にわたり金融引き締め政策が必要と強調した。
*PCEデフレーターは予想より悪化、ミシガン指標も指数自体は良好な結果であったが期待インフレは低下し、5年インフレ率が横ばいの結果となった。

翌週の主な経済指標・イベント

29日(月) イギリス・バンクホリデー
AU 小売売上高 (前月比) (7月)
30日(火) US  消費者信頼感指数 (8月)、JOLT求職 (7月)
31日(水) CN 製造業PMI (8月)
GE 失業率 (8月)
EU 消費者物価指数 (前年比) (8月)
CA 国内総生産 (前年前期前月比) (Q2)
US シカゴ購買部協会景気指数 (8月)
1日(木) GE 製造業購買部協会景気指数 (8月)
GB 製造業購買部協会景気指数 (8月)
GE  ADP非農業部門雇用者数 (6月)
2日(金) US  ISM製造業購買担当者景気指数 (8月)
US 非農業部門雇用者数 (8月)・失業率 (8月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今回のチャートですが先週の高低差が余りにも大きいので補助線を引いております。
今週はジャクソンホールを控えて様子見ムードが強い週でしたので、トレードは1回のみです。
通常は先週の高値安値の中間でクロスポイントを設定してトレードしてますが、今回は半分の半分=1/4のラインも引いてトレードに臨みました。
火曜の夜に急落したところを0.75(136.06)のラインで買い指値を仕掛けて約定。
利確に関しては木曜の午前に手仕舞い、理由は前日NY時間に先週の高値を幾度か試すも抜けることができず週始値を割ったからです。

 

EUR/USD_1H

今週は2回トレードとなりました。ドル円と違いこちらは通常のチャートです。
週早々、中段上弦の線で抑えられた所を確認して売りを仕掛けてました。利確は下段のクロスポイントで手仕舞い。ちょうどここから反転したので幸いでした。
2回目は木曜日に週始値で指値売りを仕掛けていたのが決まりました。利確は、週も後半で翌日からはジャクソンホールを控えていたので深追いはせず下段上弦の線に到達したところで手仕舞いしました。

 

GBP/USD_1H

ノートレードですので解説だけいたします。
週始値を軸としたレンジ展開でした。後半になるにつれて狭くなるというファンダメンタルの影響が大きい週でした。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

私は自分が一流プレイヤーと思ったことがない。

~野村克也 / 元プロ野球選手・監督

夏の甲子園も終わったということで、
今回は野球選手の名言集からノムさんの名言を取り上げました。

何事もそうですが、自分で自分の事を一流だと思ったら終わりです。
評価は他人がするものですからね。

そして慢心してしまえば、あとは落ちていくだけです。
私自身もこの事は常に意識をして気を付けています。

付け加えて「魯迅」の名言もご紹介します。
~自己満足しない人間の多くは永遠に前進し、永遠に希望を持つ~

皆さんも是非ご参考にしてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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