Forex Weekly Report WN19(5/9-13)

どうも皆さんKOZIです。

今日はブログ執筆中に「関東東海で災害級の雨に警戒」というニュースを見ましたのでお住まいの方は十分にお気をつけていただきたいと思います。

さて私事ですが今週の月曜からノートパソコンの調子がおかしいと思っていて様子見していました。
そして火曜に起動しようとしたら『キーボードレイアウトの選択』で無限ループするようになる不具合が発生。
修復作業をいろいろな手段を使い試みましたが、修復ディスクすら読み込みできず終わったなと思いました。
木曜の夜から初期化・OSインストールなどの作業を行い、昨夜の段階では通常使用ができるようになりました。

幸いにも私は基本的にクラウド利用が主で、基本的なデータはMicrosoftのOneDrive/Azure・Googleドライブ/GCPに保管して心の底から良かったと思いました。トレードツールもTradingViewを最近は主に使っているのでMT4やCtraderは再インストールすればいいだけです。
しかし唯一ミスしてしまったのが、YouTube配信で使用しているOBSのバックアップを忘れていたことです。
そのため、設定をまた一からしなくてはなりません。
明日の配信に向けてこのブログを投稿した後にやる予定ですのでYouTubeの方も是非ご覧くださいね!!
Forex Trader KOZIのYouTubeチャンネル

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 130.333 131.347 127.516 129.245 -128.7 / 0.99%
EUR/JPY 137.648 138.319 132.657 134.468 -318.0 / 2.31%
EUR/USD 1.05438 1.05924 1.03488 1.04094 -136.1 / 1.29%
GBP/USD 1.23487 1.24058 1.21552 1.22602 -72.5 / 0.59%
ドル指数(USDX/DXY)  103.659 105.005 103.372 104.465 80.7 / 0.78%
10年債利回り(US10Y)   3.136 3.203 2.815 2.922 -0.214 / 6.82%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

5月 9日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,319.34 / −684.22 
オーストラリアASX200 : 7,120.70 / −84.90 
香港 ハンセンHSI : 休場
上海総合SSEC : 3,004.14 / +2.58 
前週末の米国株の急落および長期金利の上昇を受けてAPACマーケットの株価は総じて下落。上海のみ中国当局による景気刺激策への期待により下値は支えられている。通貨は軟調に推移した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,216.58 / −171.36 
ユーロSTOXX 600 : 417.46 / −12.45 
ドイツDAX : 13,380.67 / −293.62 
スイスSMI : 11,444.18 / −286.24 
ロンドン市場では株価・通貨共に下落。中国経済の後退懸念が高まったことや英領北アイルランド議会選で隣国アイルランドとの統一を目指すシンフェイン党が第1党になったことで政情不安が嫌気された。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 32,245.70 / −653.67 
NADAQ : 11,623.25 / −521.41 
S&P500 : 3,991.24 / −132.10 
S&Pトロント60 : 1,215.79 / −34.80 
先週末の雇用統計の結果を受けて今後のFRBによるインフレ抑制が積極的に行われる見方から金利が上昇しドルインデックスは20年ぶりの水準となった。
株価は投資家のリスク資産軽減動きにより、寄り付きから引けにかけて終始下落となった。
5月 10日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,167.10 / −152.24 
オーストラリアASX200 : 7,051.20 / −69.50 
香港 ハンセンHSI : 19,633.69 / −368.27 
上海総合SSEC : 3,035.84 / +31.70 
アジア通貨はこれまで売り圧力に押されていたが反発、新興国ではフィリピンペソが大統領選の結果を受けて上昇。対しオセアニア通貨は世界的株安やコモディティー市場が下落したことが背景となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,243.22 / +26.64
ユーロSTOXX 600 : 420.29 / +2.83
ドイツDAX : 13.534.74 / +154.07
スイスSMI : 11,542.72 / +97.54
欧州市場では前日に急落していたこともあって割安感な銘柄に買いが入り反発して取引を終えた。しかしECBの利上げ観測は強く戻りも限定的。為替は軟調に推移。独10年債利回りが大幅に低下したことが背景。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,160.74 / −84.96 
NADAQ : 11,737.67 / +114.42 
S&P500: 4,001.05 / +9.81 
S&Pトロント60 : 1,209.27 / −6.52 
NY市場では明日のCPIを控えて為替は様子見ムードの展開となった。株式市場ではダウ平均が4日連続の下落となった。対しハイテク株が買われた影響でNASDAQやS&P500は反発して取引を終えた。
5月 11日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,213.64 / +46.54 
オーストラリアASX200 : 7,064.70 / +13.50 
香港 ハンセンHSI : 19,824.57 / +190.88 
上海総合SSEC : 3,058.70 / +22.86 
ドル円は日経平均の動きにつられたがCPIを控え小幅なレンジ。対しオセアニア通貨は下落していた下げ幅を縮め、人民元やそのほかアジア通貨は概ね上昇。バイデン大統領がトランプ前大統領が対中関税の撤回を検討していることが人民元の上昇につながった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,347.66 / +104.44 
ユーロSTOXX 600 : 427.59 / +7.30 
ドイツDAX : 13,828.64 / +293.90 
スイスSMI : 11,553.66 / +11.94 
欧州に入りドル売りが先行、ユーロ・ポンドが対ドルで上昇したがCPI結果を受けてドル買いが再燃するが下値は堅い。株式市場は好調な決算が好感されたことやコモディティ価格上昇によるエネルギー株の上昇が目立つ展開となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,834.11 / −326.63 
NADAQ : 11,364.24 / −373.44 
S&P500 : 3,935.18 / −65.87 
S&Pトロント60 : 1,206.56 / −2.71 
朝方発表されたCPIが予想より良い結果となり金利が上昇しドル買いが優勢。しかし上昇した長期金利が急落すると勢いは後退し日通し高値を付けた。その後は株式相場の下落に伴うリスクオフのドル買いにより巻き返すなど荒い展開となった。
5月 12日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 25,748.72 / −464.92 
オーストラリアASX200 : 6,941.00 / −123.70 
香港 ハンセンHSI : 19,380.34 / −444.23 
上海総合SSEC : 3,054.99 / −3.71 
APACマーケットでは昨夜の米CPIの結果を受けて総じて下落となった。特にNADAQの3%超えの急落でハイテク株の売りに押される形となった。為替もオセアニア通貨が2年ぶりの安値を付ける展開となった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,233.34  / −114.32
ユーロSTOXX 600 : 424.40 / −3.19
ドイツDAX : 13,739.64 / -89.00 
スイスSMI : 11,506.13 / −27.53
ロンドン市場では英GDP指標の結果が予想より悪い結果となり株価が下落。ポンドも軟調に推移した。
フィンランドがNATO加盟による報道でウクライナ問題の緊張が高まり、ユーロ経済が減速するとの懸念から通貨・株価ともに下落した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31730.30  / −103.81
NADAQ : 11370.96 / +6.72
S&P500 : 4,123.34 / +5.1
S&Pトロント60 : 1,199.50 / −7.06 
世界経済の減速懸念によりNY市場では株価が軟調に推移。ダウ平均とS&P5001年2か月ぶりの安値を付けた。NASDAQはハイテク株が買われたことで反発して取引を終えた。ドルは新規失業保険申請件数の増加により売りが優勢であったが、一巡後は渋る展開となった。またドルインデックスは104.93まで値を上げ、2002年以来19年ぶりの高値を付けた。

 

5月 13日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,427.65 / +678.93 
オーストラリアASX200 : 7,075.10 / +134.10 
香港 ハンセンHSI : 19,898.77 / +518.43 
上海総合SSEC : 3,084.28 / +29.29 
APACマーケットでは株価が総じて上昇。直近まで大幅に下げていた反動で買いが活発化した。通貨も株価につられる形となった。特にマレーシアリンギットは予想外のGDP指標結果を受けて上昇した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,418.15 / +184.81 
ユーロSTOXX 600 : 433.48 / +9.08 
ドイツDAX : 14,027.93 / +288.29 
スイスSMI : 11,650.42 / +144.29 
欧州市場では株価が反発して取引を終えた。直近の下落で割安感が出てきた銘柄に買いが集まった。またロンドン市場ではディフェンシブ関連株が相場を押し上げた。通貨は軟調に推移、ユーロ・ポンドともに景気後退・先行き懸念が高まったことで売りが入った。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 32,196.66 / +466.36 
NADAQ : 11,805.00 / +434.04 
S&P500 : 4,023.89 / +93.81 
S&Pトロント60 : 1,219.96 / +20.46 
APAC/EMEA各マーケットで株価が反発した流れを引き継ぎ株価は上昇。ダウ平均は7日ぶりに反発。
ドルは長期金利の上昇で買いが先行したが、ミシガン大指標の予想より低い結果や利上げによる景気後退懸念により一段の買いは控えられた。

翌週の主な経済指標・イベント

17日(火) GB 失業保険申請件数 (4月), 平均賃金 (3月)
US 小売売上高 (前年前月比) (4月)
18日(水) GB 消費者物価指数 (前年前月比) (4月)
EU 消費者物価指数 (前年前月比) (4月)
US 建築許可件数 (4月)
CA 消費者物価指数 (前年前月比) (4月)
19日(木) AU 雇用者数 (4月)
US フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (5月)
US 中古住宅販売戸数 (4月)
20日(金) GB 小売売上高 (前年前月比) (4月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

冒頭でお話しした通りLAPTOPの修復作業でトレードをしている余裕は少なかったですが、今週は2回行いました。
週の前半は週始値で推移しており中段のクロスポイントで買いの指値を入れて約定。
利確に関しては、あまり上昇するとは感じ取れなかったので週始値の少し上に指値を入れて、CPIによる上昇で手仕舞い。
木曜夜の急落時はインストール作業などでチャートを見る時間があったので、下段・上弦の線orクロスポイントまで下がるか注視していました。クロスポイントで反転するとほぼ確信できたので成行で買いを入れました。翌金曜のお昼に中段・下弦の線で抑えられていたこと+週末という理由で手仕舞いしました。
今週のトレードは以上です。

 

EUR/USD_1H

今週は先週に引き続きノートレードです。

 

GBP/USD_1H

ユーロドルと同じく今週はノートレードです。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

Consider the end sufficiently. First consider the end.

十分に終わりのことを考えよ。まず最初に終わりを考慮せよ。

~レオナルド・ダ・ヴィンチ / Leonardo da Vinci ~

こちらの名言については投資だけではなく生活においていろいろ当てはまることだと思います。

特に初心者の方は利確タイミングがわからず、気づいたらマイナス転換して損切りなどよくあることではないでしょうか⁉私も始めたころはそうでした。誰しも必ずと言っていいほど通る道です。

今となってはどこで終わらせるかは、概ね仕掛ける段階から決めてます。
私であれば週始値や上弦下弦の線が主ですね。

今回の名言についてですが、明確に終わりを決めることではないのでそこは勘違いせず理解しましょう。
例えばドル円を買いました。米の金利は当面上昇するから長期間持つでもいいと思います。
ダメなのは迷い・思考停止です。

終わりを考慮するということは先を見通すことです。
ビジネスでも普段の生活でも、この力は役立ちますので是非この名言を意識してみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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