Forex Weekly Report WN01(1/3-7)

どうも皆さんKOZIです。

新年1週間経ちましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はサラリーの仕事で久しぶりにイラッとする事があり新年早々勘弁して欲しい今日この頃です。

世間ではオミクロン株の感染拡大で、またしてもまん延防止が決定したところもあり一体いつまで続けるのか疑問しかありません。②の経済情勢のところでも記載していますので参考にしてください。
マスコミが感染者数を嬉しそうに公表していますが、感染者数だけに惑わされず冷静に行動して頂きたく思います。(そりゃ無料でPCR検査やってたら増えるに決まっているでしょう)

首都圏では寒波による積雪や路面凍結の影響で事故などが相次いでいますので、お出かけの際は十分に注意をしてくださいね。レインボーブリッジが封鎖したのは驚きで。久しぶりに踊る大捜査線を観たくなりました。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 115.090 116.352 114.946 115.475 38.5 / 0.33%
EUR/JPY 131.011 131.601 130.024 131.193 18.2 / 0.14%
EUR/USD 1.13835 1.13835 1.12723 1.13609 -22.6 / 0.20%
GBP/USD 1.35235 1.35987 1.34305 1.35847 52.4 / 0.39%
ドル指数(USDX/DXY)   95.670 96.462 95.625 95.739 6.9 / 0.07%
10年債利回り(US10Y)   1.531 1.799 1.529 1.764 0.25 / 16.51%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

1月 3日(月)
アジアマーケットでは日本・中国・オセアニア諸国が休場。ドル円は115 円前半で推移した。
ヨーロッパマーケットではロンドン市場が振替休日にて休場。欧州市場ではSTOXX欧州600指数が過去最高値で取引を終えた。しかしユーロは軟調、序盤は下落したが買戻しが入り大きな変化はない。
NY市場ではオミクロン株の流行が短期で終息する見込みから金利が上昇しドル買いが優勢となった。それまでドル円はクロス円の下落を受け114.95円まで下落していたが一転上昇し一時は115.37円まで値を上げた。
ユーロは対円・ドルに対し下落しておりユーロドルは先週の安値圏の1.13を割り込んでいる。
ドル円の終値は115.32‐36円。
1月 4日(火)
東京市場では新年初めての大発会。米株や金利の上昇により早朝から日経平均は強含み。円売りを強め、ドル円は上昇基調。115.50円を超えてからはストップロスを誘発して115.81円まで値を上げた。
ロンドン市場では製造業PMI指標が予想を上回ったことによりポンド買いが先行。株式においてもFTSEが2020年2月以来の高値を更新した。これらが支援材料となりポンドドルは1.3557ドルと昨年11月以来の高値を付けた。
欧州市場ではSTOXX欧州600指数が前日に続き最高値を更新した。ユーロも対円では優勢となり一時131.46円と昨年11月ぶりの高値を付けた。
NY市場では朝方発表されたISM指標が予想より悪かったが影響は軽微。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が2022年に2回の利上げを実施する必要があるとの見解からドル買いが加速したことにより116.35円と2017年1月以来の高値を付けた。同氏は最も利下げ寄りのハト派であったので影響が大きかった模様。
その後はJOLT求職指標が予想より低い結果を受けてドル買いが後退し116.12‐17円で引けとなった。
1月 5日(水)
東京市場ではゴトー日のドル買いで仲値にかけて116.24円まで上昇したが、短期間で急騰したことから反動で短期筋や国内輸出企業による売りで上値は重い展開となった。またダウ時間外先物が100ドル超えの下落により116円を割る場面もあった。
欧州市場に入ってからドル円は円買いドル売りが先行。21時には115.62円の安値を付けた。ロンドン市場ではジョンソン首相のインフレに対する見解とオミクロン株に対し経済活動を継続しながらでも乗り切れると表明したことによりポンド高となり対ドル・円で強含みの展開となった。また株式においても続伸した。
欧州市場では昨日に続きSTOXX欧州600指数が続伸して取引を終え、3日連続で最高値を更新している。
ユーロに関しては対ドルでは反応は限定的、対円では堅調で131.58円と2か月ぶりの高値を付けた。
NY市場では朝方発表されたADP雇用統計が予想を大きく上回る良好な結果を受けてドル買いが優勢。
その後12月のFOMC議事要旨が公開されインフレに対応するため迅速に利上げをする必要があるかもしれないと示されていたことから長期金利が上昇し昨年4月以来の1.7台まで上昇しドル買いが加速し116.18円まで上昇し116.10‐15円で引けとなった。
1月 6日(木)
アジアマーケットではシドニー市場にて豪ドルとNZドルが前日のFOMC議事要旨を背景に下落。東京市場では日経平均の大幅安を背景に売りが優勢となるが米長期金利の上昇によるドル買いでクロス円に比べ限定的な展開となった。
欧州ではトルコ中銀が1/5に為替市場の監視体制の強化や一連の利下げにより売りが一段と強まっており、対ドルでは過去9営業日の下落率は22%に達している。
ロンドン市場では前日のFOMC議事要旨を受けて世界的に株価が下落している影響を受けて反落した。しかしジョンソン首相が前日表明したオミクロン株の件で経済封鎖はしないと再度表明したことによりポンド買いが優勢となった。ポンドドルは1.3568と2か月ぶりの高値を付けた。
欧州市場ではロンドンと同じく株価は反落して取引を終えた。ユーロドルについては一進一退、ユーロ円は方向性に乏しく131円を挟んだもみ合いの展開となった。
NY市場では新規失業保険申請やISM非製造業指数が予想より悪い結果を受け円買いドル売りが優勢となりロンドンフィクス前に日通し安値となる115.63円まで下落した。
その後はセントルイス連銀のブラード総裁が3月に利上げをする可能性があるとしたほか必要に応じインフレに対して一段と積極的な措置をとる良い状況と発言した事によりドル買いが再燃した。
終値は115.82‐85円で引けとなった。
※アフリカ連合の期間であるアフリカ疾病予防管理センターの所長がオミクロン株による厳格な都市封鎖を用いる時期は終わったと述べた。
1月 7日(金)
アジアマーケットではシドニー市場で依然と豪ドルとNZドルは弱含み。オーストラリアではオミクロン株の感染が爆発的に増加し経済活動への懸念が高まっている。
東京市場では仲値にかけてのドル買いで116.05円まで上昇したが日経平均が前日に続き下落したことにより円買い・ドル売りの展開となった。また当日は雇用統計でもあり様子見ムードということもあった。
欧州ではロンドン市場で株式が反発、12月の英利上げにより英国債利回りが4週連続で上昇したことで銀行株が買われた。また銅相場の上昇を受けて鉱業株なども上昇した。反面、欧州株が反落。オミクロン株の感染拡大で旅行・娯楽関連が前日比1.6%の下落。ユーロ圏のインフレを背景にテクノロジー株指数は週間ベースで4.47%の下落となっている。為替は雇用統計を様子見ムードの展開。
NY市場では朝方発表された雇用統計が強弱混じる結果となった。雇用者数は予想より悪く、失業率は良い結果であった。発表直後はドル買いが優勢であったが、雇用者数に着目したことによりドル売りに転じた。ドル円は116円目前まで上昇したが届かず、ドル売りの転換に伴い下落し一時115.53円まで値を下げた。株式においても小幅ではあるがダウ・ナスダックともに反落して取引を終えた。
終値は115.55-58円。

 

翌週の主な経済指標・イベント

10日(月) 日本・休場
US 卸売取引販売 (前月比) (11月)
11日(火) AU 小売売上高 (前月比) (11月)
GB 製造業生産 (前月比) (11月)
12日(水) US 消費者物価指数・同コア (前月前年比) (12月)
13日(木) US 新規失業保険申請
GB 生産者物価指数・同コア (前月前年比) (12月)
14日(金) US 小売売上高 ・同コア(前月前年比) (11月)
US 鉱工業生産 (前月比) (12月)
US ミシガン大学消費者信頼感指数 (1月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。

USD/JPY_1H

新年初の相場では依然とドルは上昇トレンド。
今週は序盤より上昇基調、初日の夕方に週始値で支えられています。無論私もここで買いを仕掛けています。利確ポイントは少し早いですが上段・下弦の線に触れた時にしています。追撃も考えましたが一旦様子見をしました。
次の仕掛けは水曜、週の折り返し地点です。チャートを見れば一目瞭然ですが下げ止まったところで買いを仕掛けています。利確については直近の高値を超えることができず仲値後に下げ始めた際に手仕舞いしました、今週のトレードについては以上です。

 

EUR/USD_1H

週始まりから下落、夕方から上昇に転じましたが下弦の線まで戻ることはなく再び下落したことにより静観。4日夜、先週安値にと達したところで買いを仕掛けています。利確は5日の就寝前で理由は50%ラインまで到達していた事と翌朝は3倍スワップがあった為です。今週のトレードは以上です。

 

GBP/USD_1H

初日の夕方、週始値に戻ってきたところで戻り売りを仕掛けています。利確は就寝前50%ラインに指値を置いていたら寝ている間にささってました。
次は5日の週始値でもみ合っている所で割る感じはなかったので買いを仕掛けました。利確は6日早朝です、上昇しましたが下げてきていたのが主な理由です。後はEURUSDでも述べた3倍スワップですね。
次は6日夕がたに上弦の線に支えられた所です。利確は金曜夕方に手仕舞い、理由は週末である事と雇用統計を控えていたからです。

 

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

It is not because things are difficult that we do not dare;
it is because we do not dare that they are difficult.

難しいからやろうとしないのではない。
やろうとしないから、難しくなるのだ。

~ルキウス・アンナエウス・セネカ/Lucius Annaeus Seneca~

 

今週は古代ローマの政治家・哲学者であるセネカ氏の名言を取り上げさせて頂きました。

先週の記事で「計画のない目標は願い事に過ぎない」と紹介いたしましたが、
皆さん、何か目標は立てられましたか。

例えば”英語を話せるようになる”とか”ダイエットをする”とか、色々あると思います。
目標に対し計画を立てても、いざやろうとすると躊躇してしまうことはありませんか。

そんな時に是非、この名言を思い出してみてください。
日本でも”案ずるより産むが易し”という諺がありますよね。

是非、目標に向かって私も頑張りますし、皆さんも頑張っていただきたいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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次週の更新をお楽しみに!!

それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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