「手術なしで性別変更認める」社会が騒然、当事者の目的は戸籍のみ!?

どうも皆さんコージです。

一昨日の7月10日に投稿した記事の続編となります。
まだ、ご覧になってない方は下記のリンクからどうぞ。
https://www.priceless-intelligence.com/20240710op/

 

本件については多くの識者やインフルエンサーが意見を述べており、一部には過激な内容も見られる。現状は反対側の意見が多い。
今回の件については広島高裁の倉地真寿美裁判長が、本来は手術が必要要件となっている性別変更を個別の判断で手術をせずとも性別変更する事を認める判決を出したことだ。
前回の記事でも述べたが、「変更後の性器部分に似た外観を持つ」とはどのような事か、筆者も気になったので調べてみた。センシティブな内容なため画像の掲載はしないが、個人的な意見としては無しだ
ホルモン療法にて萎縮が進んだ状態ではあるが、女性の性器に似た外観とは判断しかねるだろう。無論、筆者が確認した物と今回の当事者の物とは違うため誤差はあるかもしれないが、それを加味しても無い。
どのような状態かについては、お手数だが各自で検索していただきたい。
男性にしか想像できない簡易なイメージではあるが、海とか冷たいプールに長時間いた際にペニスが萎縮するが、それをさらに萎縮したものと考えると浮かびやすいだろう。
今回の判決については、民事上の話なので刑事とは違い裁判員制度はない。しかしながら、この様な社会全体にかかわる問題を裁判官だけで決めてしまって良いのだろうか。SNSでは倉地裁判長に対し抗議のコメントがあふれかえっている。
また、手術を行い性別を女性に変更した方から「あなたが欲しかったのは心としての女性ではなく、書類上での女性だったのか」などの意見もある。
この状況で性別変更の裁判を勝ち取った当事者は、どのように思っているのか。代理人弁護士を通してでも良いので、世間に対しメッセージを送って頂きたい。
さて、今回の件について、昨年の10月に最高裁判決が出された際に当事者へ取材した記事があるので、下記のリンクから確認していただきたい。

 

これまでのエピソードを読み、不自由な生活を送ってきてことに対して少しは斟酌する必要があると思った。
しかし、一部の当事者コメントを見て、即座に気が変わった。

 

「もし、手術にリスクや負担が少なく、あした、魔法みたいに女性器に変わるのであればもちろんしたい気持ちはあります。ですが現実はそうではありません。健康な体にメスを入れなければならず、費用も高額で、入院や療養にも長い時間がかかり、体への負担も大きいです。社会人として生活しているなかで、長期間休みをとるのもできません。すごく悩みましたが、手術はできないと思いました」

何とも、身勝手と感じた方もいるのではないか。
どれもこれも言い訳ばかりで、酌量の余地はない。要件に関して、何かしら手術ができない事情があったわけではなく。単に時間とお金が無かったからである。

全身麻酔が必要な美容整形を思い浮かべて頂きたい。お金と時間、そして手術のリスクを取ってでも成りたい自分があるから整形をするわけだ。
それに対して、今回の当事者はリスクを取らないことを自ら決めている。そして医師から奨められ裁判の申し立てに至ったわけだ。
ホルモン療法で”似た雰囲気”になったのだから、大目に見て性別変更させろと言っているように筆者は捉える。
手術をして女性になった方からすれば、憤りを感じる方もいるだろう。それこそ、上述した「書類上の女性」だったと思われても致し方ない。

果たして倉地裁判長は、この事を知っていて判決を出したのか、それとも知らずに出したのかは定かではない。仮に筆者が裁判長でであれば、問答無用で棄却する。

今回の件に関しては、様々な議論が起こっている。筆者も本記事に着手するまでは、多少は認めることも必要であろうと考えていた。無論、今回の内容については認めることはない。
しかしながら、個別の事情があるのも確かである。司法には熟慮の上で臨機応変に対応することを望む。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事が貴方の役に立てれば幸いです。

それでは、また。

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